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─ 4月のお話 ─

心のふれあい

「天地金乃神大祭を迎えて」

 冬の寒さをじっと辛抱していた、野山の草木は一斉に新芽をふき、花を咲かして命を育み、天地の息吹を体感し、人間も心が何となく華やいで次々と咲き乱れる花を愛で楽しみ天地の御働きを感じずにはおられません。

 この天地の躍動を実感できる季節の中に、天地金乃神様のご大祭を迎えお仕えできることは、何と素晴らしい事でありましょうか。

 この素晴らしい天地の御働きを実感するとき、厳しき寒の寒さに耐えて命を育み季節の移り変わりを体感するとき、人間は喜び天地に感謝せずにはおられません。

 この喜びを感謝し形に現して御礼を申さずにおれない心を現して行くのが天地金乃神大祭であります。

 病気であっても、どんな難儀のなかにも、生命を頂いていると言う事の事実をしっかりと受け止めなければなりません。

 そして、そこに天地の道理を観なければならないのです。

 生かされて生きている真実、これぞ正しく天地の道理であり、生かされてある喜びを得るとき、ここに神が生まれるといわれる金光教の信心が生まれるのであります。

 どんな難儀や病気のなかにも、生かされて生きている喜びをしっかりと受け止め、この有難い喜びを、御本部に、また教会に参り共にご大祭をお迎えせずにはおられないと言う心のおかげを受けさせてもらいたいものであります。


おかげを受けて おかげに気付かず
  神に不足をいふ人多し
神へのお礼は物金ではお礼にならず
  どうでも参って行かねば相済まぬとの心なり

(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより4月号」より)

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