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─ 4月のお話 ─

心のふれあい

「天地金乃神大祭を迎え奉りて」

 昨年の暮れより大変厳しい寒さが続きましたが、昔からのことわざに「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように春分の日も過ぎて春らしいうららかな陽気となり、過ごしやすい気候となってまいりました。

 この気候の働きそれこそが、天地の生きている証であります。

 天地が生きているから、あらゆるものがまた生きていられるのであります。

 そこに気づかれた方が教祖生神金光大神様であり、まさに天地の中にあらゆるものが生きているのではなく、生かされていることであったことを悟りてみると、天地の働きこそが生命の源であるのです。

 また天地には「天地の道理」があり、それに背くことはどんなに人類が逆らっても変わるものではないということなのです。

 それを金光大神様は
「四季の変わりは人の力におよばぬことぞ。物事、時節に任せよ。」
「天地のことは、人の眼をもて知りて知りがたきものぞ。恐るべし恐るべし。」
と諭されたのであります。

 その働きは生かされて生きているもの、すべてに平等に働きてあると言われ、またあらゆるものに世話にならねば生きていけないことも諭し
「信心する者は、山へ行って木の切り株に腰をおろして休んでも、立つ時には礼を言う心持ちになれ。」
と諭して下されたのであります。

 この尊い働きに生かされている者として、心から感謝を申し上げるお祭りが、年に一度の天地金乃神様のご大祭であります。

 誰一人として天地金乃神様にお世話にならずに生きているのではないのでありますから、一同打ち揃って参拝して、共々に御礼の真を捧げたいものであります。

 共におかげを頂きましょう。

(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより4月号」より)

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