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─ 9月のお話 ─

心のふれあい

「一人ひとりの信心から」

 信心させて頂く時に感じさせて頂くことは、一人ひとりがそれぞれに取り組まねばならぬことだなあということであります。

 家族の中で誰かが信心しているから私はしなくてもいい助かるというものではないと思うのです。

 信心で大切なことは、仲良く努めるということであります。

 多くの問題難儀の根本には仲良くできにくいところにある。

 夫婦の関係、親子の関係、仕事場での人間関係などなど。

 考えようによっては病気その他なども同じことだと思う。

 相手を認めず否定したり、責めて言ってみたり、逃げよう逃げようとすると助からない。

 そうじゃなあ、そういう考え方もあるなあ、私にも悪いところがあったなあ、済まなんだ、改めさせてもらいます。

 そんな思いが信心させて頂く心には必要ではないのかと思う。

 み教えには「信心は家内に不和のなきがもとなり」とあるが、信心のけいこをさせて頂く者は仲良くしようと努めるが、信心を知らぬ者が責め助からんことにしておることが多いと思う。

 信心の話を聞かせて頂くのは、話し手の、ああした、こうしたを聞くことだけではないと思う。

 話しの中で、こういう考えの人やああいう考えの人もおる、それに対した時、私であればどう思うのか。

 どういう取り組みをすれば仲良くなれるのか、助かるのかを求めて聞かせて頂かねば和賀心から練り出したものにはならない。

 御教えをいくら暗記しても、生活のその時その場で現すことが出来なければ信心を知っておる、わかったとは言えないのであります。

(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより9月号」より)

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