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─ 5月のお話 ─

心のふれあい

「節のおかげを頂く信心」

 皆様には、お元気で信心の稽古をされ、おかげを頂いて下さってありましょうか。

 先日の四月十五日には、土佐高岡教会におきましても、御本部の天地金乃神大祭の御比礼を頂かせて頂き、御大祭をお仕えさせて頂いたことでございましたが、共々に御用のおかげも頂かせて頂き有り難いことでございました。

 今は野山も、桜の花を待ちこがれていた時節も終わり、すっかりどこを眺めましても木々が芽を吹き、神様が本当にこの季節、生き生きと御働きを見せて下さってあるように有り難く思わせて頂きます。

 私共、生かせて頂きます中に本当に、いろいろと思いがけないことが起きてまいりますが、そんな時、どうして、どうしてこんなことがと、不足の心が出てくることがありますが、人間の考えと神様の御心とは、人が助かる上において大変な違いがあるように思いますが、後でよくよく考えてみますと、ああやっぱり神様のなさることに間違いはないなと思わせて頂くことでございます。

 何事も時節がこなければ、人がどんなに思ってみても、どうしようもないことがあるのではないでしょうか。

 教祖様の教えて下さった、

「物事に時節を待たず苦をすること。」

 との御教えの通りでございます。

 人は皆、先のこと先のことにと心がはやりますが、今月今日「今日(きょう)」真の信心の稽古をさせて頂いておかげを頂いておらねば先は良い人生はないのではないでしょうか。

 先日、奥城へ参拝させて頂きました時、今年、山で私が見せて頂きました竹の子一本背の高いのを見せて頂きましたが、竹の節を見せて頂きます時、節があるから竹が丈夫である。

 人間もいろいろのことを体験させて頂いた人ほどお役に立つ人と言えるのではないかと、神様が竹を通して教えて下さってあるように思います。

 私は成長する度に一枚一枚皮を外していく竹の姿を見せて頂くのが大好きでございます。

 皆様にもお元気で日々のおかげを頂かれ、立ち行かれますことお祈り申しております。

(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより5月号」より)

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