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ー 10月のお話 ー

心のふれあい

「神様も人も自分も助かる信心の稽古」

 皆様お元気でお暮らしでしょうか。

 十月は御本部の御大祭に始まり地方の各教会の生神金光大神大祭を御奉仕させて頂く月でございます。

 今年は土佐高岡教会初代親先生の三十年祭を御命日の十月六日にお仕えさせて頂くことになっております。

 お国替えが昨日のことのように思えますが、月日の流れが本当に早い気持ちが致します。

 先代親先生が女の一心であられぬご修行を下さり、神様が難儀な人々を次々助けて下さり、土佐高岡教会で私共が今こうして信心の稽古をさせて頂き助からせて頂けるようになった訳であります。

 神様に御礼を申し上げると共に、先代親先生が霊神様になられて後も日々御取次御祈念下さり、御守り下さってあることを忘れてはならないといつも思わせて頂いて御礼を申しております。

 親先生は

「助かるも助からないも、みな自分自身の生き方、心の持ち方である。助からない時、みな人のからとか、外のもののたたりさわりとか、思ったり言ったりするが、心して信心の稽古をさせて頂かねばならない。めぐりは自分自身が今日まで積んできた知らず知らずのご無礼である。」

 と申しておられましたが、金光教の信心は我が生き方により、神様も人も自分も本当に助かる道であります。

 共々に信心の稽古を進め、真の助かりのおかげを頂きましょう。

(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより10月号」より)

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