２００５年２月のお話

　御神前に生けて頂いている梅のつぼみが、ストーブのぬくもりを受け、だんだん堅いつぼみが毎日少しずつふくらんで白くなり、もうすぐ開花に近づいて見え、毎日ながめて御祈念をさせて頂いております。

　皆様にはお元気でお暮らしでしょうか。

　教会では一月四日に親先生を始め、家族全員で御本部へ初参拝をさせて頂いてまいりました。

　御本部はまだ門松が立ち並び、ご参拝の人も多くあり、まだお正月だなあーと思える雰囲気でありました。

　私もお広前より神様、御霊様、金光様に昨年の御礼を申し上げ、いろいろのことの中にも、それぞれにおかげを頂き新年を迎えさせて頂きました御礼を申し上げ、教会のこと、信奉者一同の人々のこと、また今は世界中で天地自然の中にも、地震や大津波や、また交通事故ほか、いろいろのことで災害に遭われ、被害を受けられた多くの人々のこと亡くなられた多くの人々の御霊様の立ち行かれますこと、また病気の人々のこと、ほかいろいろの問題で悩み苦しんでおられる人々のこと、今は受験の時期であり、皆の子供さん達が、それぞれの希望校へ無事合格され勉学に励み、お役に立つ人にお育て頂きますように、今年もそれぞれにおかげを蒙らせて頂かれますようにと、お願いさせて頂いておりますと、神様が教祖様に、

「世間になんぼうも難儀な氏子あり、取次助けてやってくれ。」

と仰せになられた御教えが、本当に心に重く感ぜられ、一人でも多くの人々が助かられ、神様の御神願成就をお願いさせて頂かずにはおられない私ですが、私自身も神様の前には無力の一人の難儀な氏子なのですが、私は神様、御霊様の御守りを頂き、金光様の御祈りを頂き、人様のおかげ、いろいろのもののおかげを頂き、お世話になり通しにお世話になりて、いろいろのことの中にも命のおかげを頂き、ここまで助けて頂いておりますこと本当にありがたい、もったいないことと、日々御礼を申して御用に使うて頂いている私でございます。

　私は何のお役にも立たない者ですが、皆様が幸せになられ、助かられることを、これからも、

「今月今日、日々がさらである。」

と御教え下されてあることを心に頂き、今を大切に生きさせて頂き、少しでも御用のお役に立たせて頂きたいものと、お願いさせて頂いております。

　皆様にも寒さの折柄、お体お大切に、お元気で万事の上におかげを頂かれ、お暮らしになられますようお祈り申しております。

（金光教土佐高岡教会「本誌教会だより２月号」より)