秋も段々と深まり、実りの秋を迎えるとともに御本部広前にありては、いよいよ、教祖120年生神金光大神大祭の月を迎えることとなりました。
そして、その御比礼を受けて、地方のそれそれの教会でも、お仕えさせて頂くのであります。
教祖様ご存命中に、
「この方は、新暦と旧暦が連れ添うてゆく時がある。その時に形を隠して御簾の中に入る。」
と言われ、
「形がのうなったら来てくれいと言う処に行ってやる」
と永世生きどおしの取次の神となられることを、私どもに約束をして下さったのであります。
昔も今も何も変わる事なく私どもが一心に
「生神金光大神様」
とお縋りする時、直ちに来て下さり助けて下さるのであります。
これからも世の中がどんなに変わることがあろうとも、変わることなく、私どもが
「生神金光大神様」
と言うことを忘れない限り、その働きは現され助けて下さるのであります。
教祖様お隠れになられ教祖120年、代を重ねる中にも変わることなく
「生神金光大神御取次」
の御働きは、現され私どもが日に日に新たに助けられているのであります。
この変わらぬ取次の働きに御礼を申し上げ、さらに、ここからのおかげを受けて助かってまいりたいと思います。
教祖様が
「人を助けて神にならせてもらうがよい」
とのお諭しを真に頂き神様のお役に立たせて頂きたいと思います。
このような願いに立たせて頂くという事が、教祖120年生神金光大神大祭をお仕えするという意義ではなかろうかと思います。
(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより10月号」より)