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─ 6月のお話 ─

心のふれあい

「真の助かりの教えを頂きて

 心の中では先日、新年を迎えさせて頂いたと思わせて頂きますのに、月日の経つのは早いもの、今年も六月を迎え、半年の御礼を申させて頂く時節にならせて頂きました。

 皆様には日々信心の稽古に励まれ、お元気でお暮らしでしょうか。

 今は天地自然どこを眺めさせて頂きましても、新緑の頃を迎え、動植物、花々が新しい息吹きに萌え、天地の親神様が本当に生き生きと、私共の目に心にやきつき、御働き下さってあることに感動を覚え、有り難く思わせて頂いている私でございます。

 教祖様は私共に、

「氏子あっての神、神あっての氏子、子供のことは親が頼み、親のことは子が頼み、天地のごとし、あいよかけよで頼み合いいたし。」

と御教え下さってありますが、私はこの御教えをいつも思わせて頂きます。

 金光教には本当にいろいろの助からせて下さる御教えを下さってありますが、この御教えは、どんな人にもよくわからせて頂くお言葉の御教えで、この御教えを真に頂き、実行させて頂きますと、助からないということはないのではないかと、私は心からこの御教えに魅力を感じさせて頂いております。

 何を見せて頂きましても、また、物事を考えさせて頂きましても、良くなるも、悪くなるのも、あいよかけよでなくして助かることはないと思います。

 片方だけがどんなに良く出来ていても、真の助かり、生きるということにはならないと思います。

 人間は助かりたいと願いながらも、あいよかけよで助かる方へは向かず、心とは反対方向へ向いて行動しているから、悪いことになっているのではないでしょうか。

 私は何をさせて頂きますにも、神様、金光様、御霊様にお願いさせて頂き、本当に皆が生かせて頂くには、どうさせて頂くのがよいのか、言わせて頂くのがよいのか、中に立つ人も助からせて頂くことになるのかということを考えさせて頂き、心の中でお願いさせて頂きながら、人のされることも見せて頂き、稽古をさせて頂いております。

 この稽古は本当に難しい稽古だと思いますが、どんな時も、信心辛抱、信心努力、人を責めない心で、神様、金光様、御霊様に心を向けさせて頂き、お願いさせて頂きながらでなくては出来る稽古ではないと思いますが、そのような稽古のまねごとでもさせて頂き、おかげを頂きました時の、「ああよかった。」と心から御礼を申し上げられる時の感動、有り難さをうれしく思わせて頂きます。

 どんな時も神様は、私共のことを見抜き見通しで、見て下さってございます。

 共に信心の稽古を進めさせて頂き、おかげを頂きましょう。

 皆様にも暑さに向かいます時節、くれぐれもお体お大切にお元気でお暮らしになられますことお祈り申しております。

(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより6月号」より)

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