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ー 9月のお話 ー

心のふれあい

「求め生み出す信心」

 日々生活させて頂いていると、様々なことが起こりくるものであります。

 そして、いざその事柄に取り組むときに「時節を待つ」という手段をとることもあります。

 このことを考えるときに、いつも思わされることは、その事柄が成就するための手段というか、良い種を蒔いておかなければならないということであります。

 つまり、「時節」といっても、ただ待っていれば棚からぼた餅のように、百年経っても時節はこないのです。

 よく信心継承を願われる方がありますが、ただ願っていても信心は継承されてはくれません。

 家の宗旨が「金光教」だということが分かっていても、その内容までは、教会に参り信心の稽古をせねば分からないのです。

 卵が先か鶏が先かではないですが、問題や難儀の元をどうこう考えて後悔したりするよりも、今の状態で出来ることをさせて頂く稽古、実戦がいるのであります。

 日々の祈りを持って信心の稽古をし、そのことを日常生活の場に現し、ある時には言葉を持って伝えていく実践をしておればこそ、その伝えたい人にとっての良い時期、時節が来たときに分からされてくるのであります。

 それが金光教でいう実意丁寧、真をもって「時節を待つ」ということの中身だと思うのです。

 このことは、信心継承だけでなく、すべてのことに通じることだと思うのです。時節を生み出す信心をさせて頂きましょう。

(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより9月号」より)

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