皆様お元気でお暮らしでしょうか?
御本部天地金乃神大祭に参拝させて頂きました時のことです。
教祖様、三代金光様始め、それぞれの金光様、奥様方の奥城参拝をさせて頂いておりました参拝道で、5、6歳位の女の子供さんとすれ違いました。
子供さんは一緒におられた大人の人に、
「神様はどこにいるの?神様はどこにいるの?」
と尋ねながら一生懸命神様を探しておられました。
私はその言葉を聞かせて頂き、この子供さんはまだ何も分かられないのは無理もない当たり前のことなのですが、このようなことを思いながら神様を探している大人の人もいるのではないかと思わせて頂いたのです。
教祖様の御教えの如く、神様として外に形があられる訳でなく、信じる人の心の中に、信じる人それぞれの信じ方によって神様はそれぞれに生き生きと現れて下さり、おかげにして下さるのだと信じさせて頂きます。
おかげを頂くも頂かないも、みなそれぞれの人の心の持ち方、頂き方によって助かる人、助からない人の信心によっての助かりが生まれてくるのではないでしょうか。
天地のお書き附けの如く、
「生神金光大神 天地金乃神 一心に願
おかげは和賀心にあり 今月今日でたのめい」
この御心をしっかり私共、心に頂かせて頂き、心して信心の稽古のおかげを頂かせて頂きたいものでございます。
(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより5月号」より)