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─ 2月のお話 ─

心のふれあい

「おかげを頂いていることをわからせて頂く信心の稽古」

 皆様にはおかげを頂かれ、お元気でお暮らしでしょうか。

 今年はいつもの年より寒さ厳しく大雪に見舞われ、大変難儀をされておられる地方の方のお姿をテレビで見せて頂き、又、亡くなられたお人も大勢出られ、本当にお気の毒に思わせて頂き、神様に万事の上におかげを頂かれますことを、お願いさせて頂かずにはおられない私でございますが、神様もさぞお嘆きになられ、氏子の助かりをお願い下さってあると思わせて頂きます。

 私は毎日、犬のクッキーと共に天地自然の中に散歩に出させて頂きますが、川岸に植えられている桜の木を眺め、堅いつぼみを見上げて、このつぼみも三月、四月の暖かい時期になると、美しい花を咲かせ人々を楽しませ心和ませてくれるが、今は冬の寒さに耐え、春を待っているのであろうが、人間も自然の木々も、堪え忍び辛抱の時期もいるのだろうなあと思わせて頂きながら、四方の自然を眺め神様の教えに心を向けさせて頂いている私でございます。

 奥城にお参りさせて頂く道に梅の木がありますが、その梅にもつぼみがいっぱい付いていますが、私はこの梅も今は寒さに耐えて花を咲かせる時期を待ち、二月の終わり頃には寒さの中にも美しい花を咲かせ、花を眺める人々の心を和ませ、いつも私は神様の御神徳が感ぜられ、感動を覚えます。

 又、その花のすんだ後には実をならせ、人々のお役に立ってくれています。

 御教えに「梅の花の信心をせよ」と教えて下さってありますが、信心させて頂く中にも、信心辛抱の後に、ああよかったと思えるような信心の稽古をさせて頂きたいものでございます。

 おかげはわが心にありとの御教えの如く、神様を心から離すことなく、神様が下されているおかげをわからせて頂き、今月今日で御礼を申し、御礼を申し信心の稽古をさせて頂くことが大切に思わせて頂きます。

 皆様にもお元気で万事の上に立ち行きのおかげを頂かれますようお祈り申しております。

(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより2月号」より)

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