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─ 8月のお話 ─

心のふれあい

「暑中お見舞い申し上げます」

 暑さの季節を迎えさせて頂いていますが、皆様には、お元気でおかげを頂いて下さってありましょうか。

 台風4号が各地を通り抜け、各地にいろいろ被害を残し、亡くなられた人もあり、怪我をされた人もあり、お気の毒なことであられましたが、一日も早く立ち行かれますようにと、お願いをさせて頂いております。

 その祈りの中、7月16日に又、新潟県の中越沖にて震度6強の地震がゆり、本当に大変なことになっておられますが、一日も早い復興をされますことをお祈り申し上げます。

 そういうことの中にも、土佐高岡教会の辺りは大事にならず、これだけのおかげを頂き、有り難いことであったと御礼を申し上げさせて頂いていることでございます。

 教祖様は、

「天地のことは、人の眼(まなこ)をもて知りて知りがたきものぞ。
 恐るべし恐るべし。」

 と御教え下さってありますが、人間は天気が続いて水不足になれば、雨が降ることを願い、雨が降り過ぎ台風などになると、洪水や土砂崩れなどいろいろ、土地にも、又それにともない、人々にも被害ができ、又その上に地震が起きると、人間にとれば本当に難儀なことになるのでございますが、雨が降らなければ、農作物に被害も出ることになる。

 人間が生きさせて頂く上には、雨、風、暑さ、寒さ、皆なくてはならないことですが、何事も丁度ということがなかなか難しい。

 神様のみの思し召しがあられてのことと思わせて頂くのですが、その御心が分からない人間は、天地のことに不足を言ってはならないとのお諭しのように思わせて頂かねばならないことなのでしょうか。

 人生にはいろいろ思いがけないことが起きてきますが、そんな時、いろいろ思い悩んでもどうしようもない時もあります。

 至らないことばかりの私共でありますが、金光教の信心のけいこをさせて頂く者として教祖様は、

「まあ、みんな信心をせよ。
 金光大神は、どうにもならないと言われれば、じっと寝入るような心持ちになるのであるから、あなたらもそういう心になるがよい。
 どうにもならないと思う時にでも、わめき回るようなことをするな。
 じっと眠たくなるような心持ちになれ。」

 と御教え下さってありますが、それは神様に心を向けさせて頂き、祈らせて頂き、時節を待たせてもらえということを教えて下さったようにも思わせて頂きます。

 まずは人の助かり立ち行かれることをお願いさせて頂きましょう。

 皆様にも、くれぐれもお体お大切にお元気で信心の稽古をされ、おかげを頂かれますことをお祈り申しております。

(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより8月号」より)

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