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─ 3月のお話 ─

心のふれあい

「春季霊祭を迎え奉りて

 先日お正月を迎えさせて頂いたと思いますのに、早三月を迎え、梅の花や桃の花が咲き、私共の心を和ませてくれています。

 皆様にはいかがお暮らしでしょうか。

 三月は御霊祭をお仕えさせて頂く月でございます。

 又、土佐高岡教会では教会長の代替わりをされ、先日二月十五日には、野村清治親先生の御祭主で今年年記祭に当たられる御霊神様をそれぞれのお家でお祭りされる方は別として教会で共にと願われる霊様を合同年記祭でお仕えさせて頂きましたが、神様、霊様はそれ以上に私共の助かりを、日々同じ御心でいつも御守り下さってあると私は思わせて頂きます。

 それゆえに生かせて頂いている私共は、どんな時も神様、霊様を敬い、感謝と御礼の心を忘れてはならないと思わせて頂きます。

 又、こちらの思いは関係なく神様も霊様も私共のことは全部知って下さり、分かって下さってあると私は思わせて頂きます。

 そして亡くなられれば、私共に御祭りをして頂きたいとも願って下さってあると思わせて頂きます。

 土佐高岡教会では昔、御霊璽(ごれいじ)で教徒の霊様をお祭りさせて頂いていましたが、その霊様を霊神簿(れいじんぼ)にお遷(うつ)しし、唐櫃(からひつ)に納めさせて頂いて、お祭りさせて頂こうということになり、私は毎日、霊様のお名前を霊神簿に書かせて頂いておりました。

 すると、毎日夢を見せて下さり「私はこのような者です。よろしくお願いします。」と頭を下げて下さるのです。

 その中で今も私の心に残らせて頂いている霊様がおられます。

 その人は小さな子供さんでしたが、私に自分の名前を言われ、私にお顔を見せて下さったのです。

 私はこんな小さな子供さんでも末永くお祭りをしてもらいたいと願って下さってあるのだなあと思わせて頂きますと共に、お母様のお腹の中で亡くなられた子供さん、又、生まれて間も無く亡くなられた霊様、私は心して大人の方と同じにお祭りさせて頂かねばと、いつも思わせて頂き、春秋の御霊祭、又、合同年記祭の時などお供え物一つにしても、心してお供えさせて頂き、お祭りをさせて頂いて、御礼を申し上げさせて頂くように心がけさせて頂いています。

 霊神簿や御祭詞にお名前を書き入れてもらわれたら、お喜び下さってあるように思わせて頂きます。

 神様も霊様も私共がどんな時も忘れることなく、わが心の中で思い、慕い、尊び感謝御礼を申して、お仕えさせて頂く人の心に現れて下さり、教えて下さり、導いて下さり、おかげを下さり助けて下さるのではないかと思わせて頂き、私も至らぬ中にも稽古をさせて頂いております。

 春分の日でもあります、三月二十日、御霊祭には共に御参拝のおかげを頂き、御礼を申し上げさせて頂きたいと思わせて頂きます。

 皆様にも共々におかげ頂かれますようお祈り申しております。

(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより3月号」より)

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