皆様にはお元気でお暮らしでしょうか。
教祖百二十年の御年柄を迎えて、元日祭に始まり、それぞれの御用に使うて頂きます中に、一月五日には、御本部初参拝のお願いをさせて頂いていました。
その朝は近年になかった雪に見舞われ、一面の雪景色でしたが、毎日神様、御霊様にお願いさせて頂いてきました中での日でしたので、犬のクッキーを留守番にして、教会家族全員八名で、心配をされた道中も何事もなくおかげを頂き、御礼参拝させて頂けましたこと、本当にありがたいおかげを頂いたことと御礼を申し上げさせて頂いたことでございました。
教会の御神前では、お正月に生けて頂いた梅のつぼみがストーブのぬくもりを受け、だんだん白くふくらんで例年より早く可愛い花を咲かせて頂いた時は、一人心が弾み感動を覚えました。
梅の花は次々開き部屋の中に梅の薫りを漂わせて頂いて、私もうれしい気持ちで人様の幸せ助かりを神様、御霊様にお祈りをさせて頂いております。
教祖様は、
「桜の花の信心より梅の花の信心をせよ」
と御教え下さっていますが、梅は、人の心を和ます花を咲かせ、その後には、実をつけ、その実は色々の形の食し方で人のお役に立っている。
私共も自分の助かりだけでなく、人の幸せ、助かりを祈らせて頂き、人も自分も助からせて頂き、神様にもお喜び頂ける信心の稽古をさせて頂きたいものです。
共々に信心辛抱、信心努力で、自分だけで出来ることではありません。神様、御霊様の御守りおかげを頂いての信心の勉強で稽古をさせて頂きたいものでございます。
(金光教土佐高岡教会「本誌教会だより2月号」より)