戦闘室内部の製作

パンターUは従来のパンターシリーズとはサスペンション機構が異なり、むしろティーガーUBと同じであるため、製作にはティーガーUBを参考とした。
トーションバーはエバーグリーンの1.2mm丸棒を使用。
基部は自作したパーツを複製したものを使用。
左下はどうしても綺麗に切り取れなかったため、止むなく残す事となった。
キットのハッチは合いが悪いし、ヒンジも貧弱だったので、ヒンジ部分にはエポキシパテで厚みをつけ、車体側はコードを使ってのいつものヒンジ工作を行った。
戦闘室床はライオンロアのパターンエッチング板で使えそうなものをチョイス。
ただの1枚板だと歪みが生じるので、裏側に歪み防止を施してある。
円の直径はティーガーUBのサイズを参考にしている。
無線機はアベールの物を用いたが、パーツが小さすぎて、私の今の技術ではとてもすべてハンダで止めるなんて芸当は出来なかった。
部分的に瞬着を使いながらも強度的にしっかりつけたいところにはハンダを用いた。
こちらも無線機のパーツだが、これらは頑張ってハンダでくみ上げた。
しかし本っ当に小さいパーツでありながら接着面積が小さいから、瞬着で組むのは難しいと思う。
こういうものこそインジェクションでアフターパーツをもっと手軽に手に入るようにしてほしい物です。
実は、パンター用ゲベックカステンもアベールの物を購入して作ったんですが・・・・
昔のキットでは合わなかったので使えませんでした〜〜、残念っっっっっ!!

というわけで、キットの物に少しディテールアップして使用。
クリーニングロッドケースは5mmプラ棒とアベールのパーツを合わせた物で再現。
OVM取り付け器具はアベールとライオンロアの物を合わせて使用。
この辺はドライブラシなどで壊れないよう強度を保つためにハンダでの溶接とした。
ハンダの仕方はハンダメッキ手法を用いて、少量のハンダで溶接。
トランスミッション、砲塔旋回用駆動機構、ドライブシャフトを設置してみたところ。
細かい部品のオンパレードでかなりここまで来ると挫けそうになっていたw