日記

前の日記 リスト・索引 読書 その他) 後の日記

本(ミステリー中心)の感想とライブ(ジャズ&ロック)の感想が多いです。熱帯魚の飼育日記も兼ねてます。ミステリーの場合にはネタばれもあるので,ご注意下さい。(スタイルシート可の設定のもとでは,ネタばれ部分の文字は見えないようになっています。マウスで選択し反転させると読めます。)

日記の色分け  読書:グレー 音楽:ピンク 生物:グリーン 歴史:ブラウン
 (スタイルシート対応の場合)

2005年3月

三月になるとやはり年をとったという気がする。 だからー,ブログサーバとか使えば楽だというのに....

3月31日(木)

今日で今年度も最後の日となりました。この1年,論文を1本投稿できたのはよかったですが,何となく中途半端だったと反省。

ようやく東京でも桜の開花宣言。でもうちの近所ではまだまだのようです。なんとなく寒いし。もうちょっとかな。

60cm水槽でデルモゲニーがまた稚魚が生まれてました。今回は4尾です。前回よりは大きめで生まれたような気がします。今度はうまく育ってくれるといいですが。とりあえず,ちょっと古くなってますけれど仔魚用の餌をメインで与えてみることにしました。

3月30日(水)

マセマティカのプログラムを改良。準備に気が乗らないというか。連日けっこう頑張ってはいるのですが,なかなかうまくいきません。

本を読まないでいるとストレスが溜まってきます。

3月29日(火)

桜のつぼみはできたようですが,まだ咲きませんね。

デルモゲニーの稚魚が全滅してしまいました。どうも餌を工夫しないとダメなようです。

3月28日(月)

今日は雨。

いよいよ大詰めです。いろいろ試行錯誤した結果,エクセルを使わずにマセマティカだけでも,乱数と確率分布を用いたシミュレーションができるようになってきました。

デルモゲニーの稚魚,どうもダメっぽいですね。

3月27日(日)

例によって昼夜が逆転し,夕方より動き出します。まず新宿Nで夕食。牛たれ焼と豚うま辛焼定食にご飯お代わり。そういえば牛タンの定食が1600円に値上げしてました。やはり品不足なんですね。

中野に行き,明屋書店でミステリを4冊買いました。浦賀和宏『学園祭の悪魔』・島田荘司『ロシア幽霊軍艦事件』・米澤穂信『春期限定いちごタルト事件』・芦辺拓『時の密室』。しばらく忙しいので,しばらく積んだままだと思うんだけど。でもまだ買う...。

新宿に戻り大江戸線で築地市場に。東銀座の熱帯魚屋Pを久しぶりにのぞきます。レッドチェリーシュリンプを追加したかったのですが,10尾4500円(だったっけ?)と高かったので,ここではパス。器具類の品ぞろいがよいので,餌やストレーナー用スポンジなど細々した物をいろいろ買って帰りました。

3月26日(土)

一日中寝てました。ごろごろ。

千街晶之水面の星座 水底の宝石 〜ミステリの変容をふりかえる』を再読しました。本格ミステリの技術的変遷に関する評論集。「名探偵」「記述者(ワトソン役)」「多重解決」「密室」「見立て殺人」「偶然性」などのミステリ要素ごとに,その変容を古典的名作から最新の話題作・問題作まで例をあげて説明しています。根本にあるのは「ミステリとは読者の先入観の裏をかいてびっくりさせる小説である」ということ。「探偵自身が実は犯人だった」という裏技を最初にやられた時には読者はみなビックリしただろうけど,「‘名探偵’も犯人である可能性がある」といったんなってしまえば,もうそれは裏技ではなくなってしまう。読者をビックリさせるためにはまた新たな裏技を探さざるをえないわけですね。ある意味では当たり前といえば当たり前のことなのでしょうが,実例をあげて,どのようにミステリが複雑になってきたかを改めて示されると,なかなか刺激的です。かなりのネタばれもされてますが,海外ミステリや日本のものでも古典などは,読んでも「これが○○元ネタだったんだ」みたいに思うだけだろうということで,気にせず読みました。点を付けるなら8/10点。

3月25日(金)

プリンタの設定がわからずに苦戦しました。 メモ:A0で印刷する場合は「プリントサイズに合わせる」を忘れずに。(←なんて日記などに書いておいても,覚えていないと思うけどね。)

粉末餌料を少し入れた水を窓際に置いてみました。こんなんでもプランクトン(ミジンコとかインフゾリア(これって正式な科学用語?)が湧くのでしょうか?

学会まで1週間ですが,ここにきて何だか進みませんね。休日出勤かな。

3月24日(木)

早めに寝たのが功を奏したのか,すっかり鼻と喉の調子が元どおりに。やっぱり風邪だったみたい。花粉症の場合は晴れると花粉の飛ぶ量が多くなり,症状が酷くなるはずですもんね。よかったよかった。

デルモゲニーの稚魚,3尾とも生きてますが,なんとなく成長が遅いような。やはり餌不足なんでしょうか。グリーンウォーターとかがあれば多少は違うのですが,働いていると常に餌を与えるってわけにはいかないですからね。あっ,別に学生さんだって学校があるから一緒か。夏だったらベランダに出しておくんですけどね。みなさんどうやっているのでしょう?

3月23日(水)

雨で花粉症は楽なはずなのに,さらに症状が悪化。喉が痛い。午前中は休養をとりました。

学会発表で使う数理モデルのプログラミングに苦労してます。っていうか,寄り道しすぎ。行列が使えるようになると,それがおもしろくなってそればっかりいじってしまう。

3月22日(火)

昨日以上に花粉症がきついです。学生のM君が花粉症で苦しんでるのを,笑って横目で見てたのですが(←酷い奴)。今まで大したことなかったのに,何ででしょうね。急に症状が酷くなったので,やはり‘鼻風邪’ってやつかもしれません。温かくなったので急に薄着にしたからなぁ。最近少し温かくなったので調子に乗って,日中はティーシャツと薄めの長袖だけですごしていたのが悪かったのでしょうか。しかもアイスとか食ったりして。確かに寒いなとは思っていたんだけど...

「花粉症ひどいですね。」とM君が嬉しそうに話しかけてきました。仲間にするな! これは風邪なんだって。何か悔しいです。「人を呪わば……」ってやつですか?

3月21日(月,振り替え休日

やべぇ,もう下旬。ところで今日は何の日?(→春分の日の振り替え休日でした) 国民の休日なのを忘れて,出勤してしまいました。着いてから,各部屋の電気が消えてて気が付きました。

花粉症がきついですが,どうも風邪を併発したような気もする。

西尾維新新本格魔法少女りすか2』を読みました。収録3話のうち,前2話は『ファウスト』で読んでいたので,初見だったのは最後の短い話のみです。が...そう来たか。「あらすじはけっして人に教えないで下さい」と書いてあったので,教えません。まあ僕から聞きたい人もいないでしょうが。しかし,テンポが遅いのがちょっとだけ不満かな。ごく短い時間の間にものすごくたくさんのいろいろな事を考えているというのを狙ってはいるのだろうけれど。欲を言うと読み終わって「なんかいろいろあったはずなのに,あっという間だった」感がえられるといいのですが。ない物ねだりなんでしょうが,西尾維新だからこそ,それを望んでしまいます。シリーズ物ということもあるので,とりあえず次以降に期待で6/10点かな。

ライブ: 梅津和時率いるベツニ・ナンモ・クレズマーのライブに行きました。とても楽しかったです。メンバー15人の大所帯(梅津和時as,cl,bcl, 大熊ワタルcl,bcl, 中尾勘二ss,cl, 多田葉子as,bcl,vo, 関島岳郎tuba, 細川 玄tp, 北 陽一郎tp, 向島ゆり子vn, 四家卯大vc, 立花泰彦cb, 張 紅陽acc, 佐野康夫ds, 永田砂知子marb,per, 永田大和per, 巻上公一vo,口琴。「1年に1回しかやらないのでメンバーの名前を忘れて...」などと梅津さん。クレズマーというのは東ヨーロッパのユダヤ音楽らしいですが,このバンドの場合はトラディショナルからオリジナルまでジャンルにとらわれずいろいろあり。メインの楽器はクラリネット・ヴァイオリン・アコーディオンなのかな。

オープニングは打楽器を除くメンバー全員が,楽器を演奏しながら客席の後ろから登場。最初っからいい雰囲気です。初めて聴いた印象だと,ちょっとチンドン風。叙情的な感じが何か似ています。東欧の街角で大道芸みたいに演奏するのも似合いそう。大熊ワタル(シカラムータでおなじみ)の参加でクラリネット奏者が増え,クラリネットの合奏が楽しめたのもよかった。普通,ジャズやロックだとあまりクラリネットは聴かないのですが,こういった音楽ではよく似合います。それにしても,やはりバスクラっていいな。ヴァイオリンはレギュラーの松井亜由美の代理で向島ゆりこが担当。向島さんの演奏は聴くのが4回目(SOLA,おU,ほか)ですが,いつも楽しげな演奏で好感が持てます。チェロの四家さんも2回目ですが,あんな人だったっけ(笑)。バンドのイメージに合わせたのか,かっこうがとてもユニークでした。永田さんのマリンバ(木琴のでかいやつ)もいいですね。

巻上公一(超歌唱家,ヒカシューのヴォーカリスト)を生で見ました(だからどうしたという意見もあるでしょうが)。中央アジアの平原をイメージさせる独特の歌唱です(などと書いても伝わらんよな...笑)。とても表情豊か。以前ヒカシューのライブをBSで観て,行きたいなと思っていたんですけどね。口琴(jew's harp)っておもしろいですね。金属製の何か(それが口琴だってば)を口の中にふくんで,指で弾いて振動させる楽器です。「びょーん」とか「ぼぎょーん」とかいった変な音が出ます。ちょっと習いたいかも。巻上さんのホームページに詳しいことが載っています。


前の日記 リスト・索引 後の日記