日記

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本(ミステリー中心)の感想とライブ(ジャズ&ロック)の感想が多いです。熱帯魚の飼育日記も兼ねてます。ミステリーの場合にはネタばれもあるので,ご注意下さい。(スタイルシート可の設定のもとでは,ネタばれ部分の文字は見えないようになっています。マウスで選択し反転させると読めます。)

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2006年1月

新年あけおめ

1月20日(金)

午後は本郷にて説明会あり。

計算がうまくいかず,朝方近くまで頑張る。外に出たら,うっすらと雪が積もってました。

寝酒にハイネケン。残念ながら国内でライセンス生産してるやつだけど。

1月19日(木)

午後はMさんの審査あり。来客があるので,そのために昨日買っておいたダージリンを提供。でも今はちょっと季節はずれみたい。新茶はいつだ?

何はともあれ,無事にすんでよかったですね。お疲れ様でした。

夕方,打ちあげで軽くビールを飲む。アサヒの酵母ナンバー入り。赤い缶のやつはわりと好き。金色のはあまり好みではない。

関田涙刹那の魔女の冒険』を通して読み終わりました。(それはそうと,ずっとタイトルを『刹那の森の魔女』だと勘違いしてました。) −−雪の別荘での死体移動の謎、奇妙な時計塔の中で殺人犯が消えた謎、学園祭のお化け屋敷内で起きた殺人事件の驚くべきトリック、虚構と現実が交錯する衝撃のラストなど、全く異なる2通りの読み方ができる本格ミステリー。−− なかなかの労作です。ファンタジーの世界と現実の世界の二重構造。ただ欲を言えば,もう少し,すかっと世界がひっくり返ってほしかったですね。「えっ!そうだったのか!」となればよかったんだけど,「えっ!そういうことは……どういうことだ? こういうことかな?」といった感じ。この手の凝った構成のミステリーは好きなんで,その点については好印象。細かいところで,一つ疑問あり(以下ネタばれ):老人が他殺を自殺に見せたかった理由がいまいちすっきりしません。「こんな苦しみを味わうのは自分で最後にしたい」(p.365)と書いてあるけど,人を殺しても不死にならないと村人に思わせても,人を殺す人が増えるだけで利点はないと思うのですが。 こちらの頭が悪いのか?

1月18日(水)

今年最初のライブは,4年ぶりにヤプーズ(戸川純がVoやってるロックバンド)に行きました。新宿ロフト30周年記念シリーズのうちの一日だそうです。あい変わらずの2hおしスタート+休憩なし2hの縦ノリ?で足がちょっと疲れました。大入りで会場は混みまくり。汗もかきましたが,まあ満足です。とりあえず久しぶりだったし。演奏した曲目は,けっこう初期のソロの曲も多かったです。「怒濤の恋愛」「諦念プシガンガ」「昆虫軍」「隣りの印度人」……と懐かしいラインアップ。逆に最近?の曲はなかったですね。「12歳の旗」ぐらいかな。新曲とかがあればよかったんだけれど。今回はKey,Accのライオン・メリィが復帰。4年前にみた時はいなかったので,今回のメンバーでは唯一,初めて実物を拝見できました。アルバム『ドンキホーテの従者』が好きなんで,生で聴けてうれしかったです。さて,戸川さんはMCで「これからまたちょっと入院」と言っとられましたが,やっぱ心配するべきことなのか,それともいつものことなのか。まあ無理せず長く続けて下さい。

ライブ会場で飲んだビールがいまいちだったので,さらに寝酒。ハプキンというベルギーのストロング・ゴールデンエール。甘い系で濃厚な味。

1月17日(火)

口琴かなりうまくなったとAさんにほめられる。「最初の頃と違って……」って,始めて半年以上立つんだもん,当たり前っちゃ当たり前なんだけどね(笑)。まあ,最近も連打がうまくできるようになったりで,自分でも進歩がわかるからうれしい。

寝酒にスパーテン・ミュンヘナー・ヘル。ミュンヘンの淡色ラガー。ピルスナーに比べると苦みが少なく,ほんのちょっと甘め。

1月16日(月)

なかなか進まず。

今日はわりと温かい。3月始めといってもおかしくはないのでは。そのせいなのかどうか知らないが,くしゃみと鼻水がよくでる。もしかしてもう花粉症!? それだけは勘弁してほしい。

世の中の動きいろいろ早過ぎ。世間はライブドアショックらしいが,株とか縁がないのでよくわからない。

恒例の「文学賞ぶった切り!」,今回は日経ウェブでやっているみたい。18日(芥川賞・直木賞発表)がちょっと楽しみ。

今ごろ知った『綾織』盗作騒動。けっこうショックかも。本格ミステリの作家として特に好きだったわけでもないが(鮎川賞受賞作しか読んでないし),それでもね。今までの本も増刷とかないかもしれないから,見かけたら買っておこうか。

http://www.atok.comで,日本語力テスト開催中。試してみると71点。もう少しいけるかと思ったが,平均58点だったので,そこそこの成績か。

寝酒:アンカー・クリスマス&ニューイヤーエール。年ごとに味が違うらしいね。

1月15日(日)

なぜか無性にピザが食べたい。

昼夜逆転。夕方から池袋へ。

ジュンク堂書店でヘレン・マクロイ『歌うダイアモンド』,若竹七海『海神の晩餐』を購入。『海神の晩餐』は文庫版は在庫切れ(絶版?)のようだが,なぜか単行本が購入できた。あまり暗くなさそうな話なので,ちょっと期待。

関田涙『刹那の森の魔女』,本格ミステリ部分(読み方B)は,ちょっといまいちか。‘こっちが本当に起きた話’というのも趣向としてはおもしろいとは思うが,もう少し見せ方に工夫があればよかったのに。

寝酒にパウラナー・ヘフェ・ヴァイツェンを飲む。ヴァイツェンらしさがよくでてると思う。馴れていない人には,ちょっとしつこいかも。

1月14日(土)

なぜか無性にもちが食べたい。焼いてバターを付けて。

例のごとく,朝寝て夕方に起きる土曜日。例のごとく,軽い脱水症状。水分補給にヘンリーワインハード・プライヴェートリザーヴを摂取。

関田涙『刹那の森の魔女』を読み始める。ちょっと目を通した限りでは,いろいろ工夫がされており“なかなかの労作”という感じ。全部通して読む(読み方A)と複雑なメタミステリだが,著者が指定した章だけを読んで(読み方B)も伝統的な本格ミステリとして成立しているとのこと。二通りの読み方が可能だが,まずは読み方Bで読んでみる。さて,どんなもんでしょう。

1月13日(金)

なかなか進まず。なんか最近,こればっかり...。

どうでもいいけど,最近「年金がどうのマンションがどうの」っていうセールスの電話がよくかかってくる(しかもたぶん同じ人から)のでうっとうしい。

仕事が終わった後,M君と軽くビール(今日はカールスバーグ)を飲む。ここ半年ばかり毎晩ビールを飲んでいるので,ちょっと健康とか気になってはいる。まあ飲むといっても,一日に330ml一缶だけなんで,たいしたことないんだけどね。ちなみにビール一缶とごはん茶碗一杯がだいたい同じカロリーとか聞いたこともあり,夕飯はごく軽くしか摂ってないんで,体重とかもそんなに変わらず。ただちょっと運動不足か。

1月12日(木)

なかなか進まず。

夕方から本郷にて打ち合わせ。帰りに幡ヶ谷の本屋と酒屋に立ち寄る。

本屋では関田涙『刹那の魔女の冒険』と佐藤友哉『エナメルを塗った魂の比重』を購入。『エナメル……』のほうは2冊目だったりする。(カバーイラストを笹井一個が描いてるやつが欲しかったんだよね。古い方もあれはあれでいいんだけど...)

寝酒として,セントピータース・ゴールデンエールを飲む。アルコール4.7%で,まあ普通のイギリスのエール。ここらへん,ペールエールとかゴールデンエールとかビターエールとかいろいろあるけれど,種類ごとの味の違いがよくわからない。単に勝手に名前を付けているだけなのかもしれないけどね。

日本海側はあいかわらず大雪とのこと。東京は雪降らず,しっかり冬型の気候。いちだんと寒くなってきたので,しかたなしに毛布を一枚増やす。重い! 布団は少しぐらい寒くても軽い方がいいな。

1月11日(水)

なかなか進まず。

今夜の寝酒:カスケード・プレミアムラガー。オーストラリア・タスマニア島のビールです。ラベルに描かれている動物はフクロオオカミかな。普通においしい。

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