日記

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本(ミステリー中心)の感想とライブ(ジャズ&ロック)の感想が多いです。熱帯魚の飼育日記も兼ねてます。ミステリーの場合にはネタばれもあるので,ご注意下さい。(スタイルシート可の設定のもとでは,ネタばれ部分の文字は見えないようになっています。マウスで選択し反転させると読めます。)

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2006年3月

卒業式シーズンですね。

3月10日(金)

ムックリも単に紐を引くだけなら,それなりに(何回かに一回は)よい音が出るようになった。ただ,口に当てて音を響かせようとすると,とたんに成功率が減ってしまう。練習あるのみなんだろうけど,指先の筋肉が強くないせいか,すぐに左手の人差し指が痛くなってくる。毎日少しずつの練習を続けることが大事なのかも。

今日の寝酒はエルディンガー・ヴァイスビール・デュンケル。色の濃いビールだが,意外にあっさりしている。この前飲んだヴァイスビール・ヘフェよりも少しアルコールは多いはずなのだが,そうは感じない。

3月9日(木)

ムックリ(北海道・アイヌの口琴)を持っているのだが,紐を引っぱり音を出すのがうまくいかない。隣の部屋のTさんがムックリを持っていると聞き教えを請いに行ったのだが,Tさんも持っているだけだということが判明。それでも,二人で少し話していたら,ヒントらしきものが浮かんできた。どうも紐の引き方が弱すぎたっぽい。紐が切れたり本体が折れたりを怖がってようだ。思いっきり引っぱってみると,一回だけ期待していたようないい音が出た。

寝酒にファステンバーグ・プレミアムラガー。苦みがそれほどないライトラガー系。

3月8日(水)

注文していた雲南の口琴が届きました(写真左,右はケース)。ホホ(hoho)というらしいです。音がとてもいいですねえ。シンセぽかったりチェンバロ?ぽかったり,幅の広い表現ができそうです。演奏は難しいというか,ちょっとテクニックが必要みたいですけど。叩くところが3枚あるので,そっちに気をとられていると口内のほうがおろそかになるしで,慣れるまで時間がかかりそうです。また,固定する左手の指に力を入れていないといけないので,すぐ疲れてきます。毎晩少しずつでも練習して,うまく弾きこなせるようになりたいですね。

もう一つ,ベトナム・モン族の口琴も1本購入。前から持っているやつより,少し大きめで低い音が出ます。

(上が今回購入したもの)

寝酒にグロゼット・グズベリーエール。スコットランドの伝統的な製法によるビールだそうです。グズベリー(西洋すぐり)が入っているそうですけど,グズベリーってどんな味? こんな味か? 確かに昔っぽい(垢抜けない?)味がします。ベルギーのビールとかにも少し似てるような気もしますね。

3月7日(火)

今日は春一番が吹いたそうです。暖かいはずです。今日も夜は本郷に行ったけれど,薄いジャンバーがあればちょうどよいくらい。

そろそろ来年度に向けての準備も本番になり,みんなバタバタしてきた。就業規則だの,評価システムだの,パブリケーションリストだの,いろいろあるようだ。まあ,出張中の人とかも多くて,なかなか面倒だよね。僕も今週末の産業医巡視に向けて,打ち合わせとか,いろいろと調整中。

今夜のビール:サラナック・ローゲンボック。ライ麦を20%使用したアメリカのラガー。ちょっと変わった(僕には表現不能な)味がする。これがライ麦モルトの味なのか?

3月6日(月)

なんか温かくなってきました。そろそろ花粉症のシーズンが始まります。僕の周りでも「目が…」とか「鼻が…」とかいう声が聞かれるようになりました。僕自身は目に少し来てるかなという感じですが,昨年よりはさすがに楽そうです。とはいえ,去年も後半になってから酷くなったからなあ。

柄刀一ゴーレムの檻』を読了しました。宇佐見博士のお茶会シリーズ(正式には「三月宇佐見のお茶の会」シリーズというみたい)の2冊目です。−−サンフランシスコ近郊の研究所に勤める博物学者・宇佐見護博士は、紅茶を飲みながら思索をめぐらし、幻想の旅に出る。絵画が現実化した街へ、未だ書かれ得ぬ空白の物語の中へなど…。呪わしくも美しい、浪漫派推理の短編集。−− お茶会シリーズらしい別世界(博士の妄想?)物は最初の「エッシャー世界」と表題作「ゴーレムの檻」でしょうか。特に構成が凝っている「エッシャー世界」は個人的にも一番楽しみながら読めました(ちょっと理屈っぽいなという気もしましたが...)。謎の出し方が本格っぽい「シュレディンガーDOOR」も,べつに毒殺魔が出てくる必然性もないんですが,柄刀作品らしいといえばらしい。他の2編はもう少し(少しだけだけど)現実的なストーリーで,お茶会シリーズじゃなくてもいいような気もしますが,「見えない人、宇佐見風」のラストとかはけっこう好きです。

寝酒にティシェ・ブランシェ。これで僕が飲んだ種類目のホワイトエールです。それはともかく,ビールもやっぱり新鮮なうちに買って飲んだ方がおいしくてよいんでしょうね。などと今更ながらに思ってみたりも...。コンディションの差とかも考慮すると,そんなわけで「どれがおいしいか」とか,比較できないですよねえ。

3月5日(日)

通信販売で,新しい口琴を注文してみました。中国イ族の3片口琴。東京音大で講習を受けた時,買おうかどうか迷って買わなかった口琴です。あの時はどこまで口琴にはまるかわからなかったのでスルーしたのですが,やっぱり欲しくなってきたわけで。いつ届くかはわかりませんが,今から楽しみです。

熱帯魚屋で魚の餌を買いたいと思うのですが,なかなかタイミングが合いませんねえ。いや,家を出るのが遅すぎて,いつも時間が無くなっちゃうだけなんですけど...。久しぶりにラスボラとか見てきたいんです。

二夜連続のライブ鑑賞。今日は下北沢のあの店まで(3回目)。普段の新宿とかとは店の雰囲気も違います。ライブのほうも,普段よりシックに 喜多直毅vn, 黒田京子p, 佐藤芳明acc, 吉野弘志b ときたもんだ。こういう系統もたまにはいいですね。演奏のほうは,ヴァイオリンにアコーディオンの若い二人が表に出て,ベテランがバックを固めるという感じでしょうか。アコーディオンの音って,時々オルガンみたいに聞こえたりもして,面白いです。どこかで聴いたことがある曲(たぶんスタンダードなんだろうけど)もよかったですが,オリジナルの新曲もかっこよかったです。 で,後で気が付いたんですが,吉野さんの演奏を聴いたのは,実は今回が初めて。ビックネームですし,絶対2〜3回は聴いたことがあると思っていたんですが。僕としては,意外でとってもビックリしました。

カールスバーグ・ドラフトとバス・ペールエールを飲みましたが,バスのほうはちょっとだけ古くなっていたようで,少し残念。

3月4日(土)

明け方の5時頃,やっと寝付いたと思った頃に,携帯に電話がかかってくる。見たことのない番号からだったので,たぶん間違い電話だろうということで無視。迷惑。

そういえば,今日でとうとう三十○歳になってしまった。だからどうということは...もちろんない。昨晩は寝たのが明け方だったので,起きたらもう午後になってた。だから昨日...まあいいけど(笑)。

ライブに行ってきました。今日はなぜか外国人客が多かった。Ned Rothenberg as,bcl,cl,尺八, 巻上公一voice,theremin, 八木美知依 箏(十七弦, 二十弦)。最初はNedによるソロ(15分ほど)。リズムの繰り返しの中で,時々ブオーと雄叫びを上げる感じ。2曲目から3人揃って。箏(つまりは琴のこと)が入るとリズムが出てくるというか,雰囲気が変わります。巻上さんのvoiceは喉唄(そういや口琴の講習で少しだけ練習したな)みたいなやつとかいろいろ。途中,巻上さんが箱の上で手を振り回しだしたので,またこの人,何かパフォーマンスでも始めたのか,などとつい思ってしまいました。が,あれがテルミンって楽器だったんですね。実物は初めて見ましたが,面白いです。手のある位置によって音が変わるらしい。指を開いたり閉じたりの動きにも反応していました。しかしフリーミュージック系のライブは,ただ漠然と聴いていると眠くなることもあるんですが,今回のは聴き所も多く,ほどよい緊張感がありました。観客数はいまいちでしたが,ちゃんとアンコールもあったしで,なかなかよいライブでした。

寝酒に黒部氷筍ビール。富山の地ビールです。スタイルは真っ黒なシュバルツ。これもよくコンテストで受賞してるビールみたいです。今回飲んだのは少し癖あり。

3月3日(金)

昨晩はビールを1/4ほど残したまま途中で寝てしまったはずなのに,朝起きたらビール瓶が空のままひっくり返っていた。中身はどこに行ったんだろう? 瓶を置いた場所もちょっと違っているような気がするし...寝ぼけたか??

午後から本郷へ。雑用が長引いて6時半までかかる。それはそうと,今回はチャンスではあったんだけど,つい意識しすぎてタイミングを逃す。もっと言うべき事はあったのに。

帰りに例のごとく伊勢丹の地下でビールを買って,チーズの3個入りセットを買って,それからお茶売り場をのぞく。店員さんからの説明(渋みも強めだけれど甘みもあるとのこと)を参考に,少し高めの川根茶を購入。今飲み終わりそうなのが八女茶で,次に嬉野茶が控えているから,川根茶の出番はその後か。ちょっと早過ぎたかもしれないけれど,飲み比べてみるのも面白いかもしれない。

寝酒にリンデマンス・カシス(フルーツランビック)。3.5%と軽めで飲みやすくていいけれど,ちょっとカシスの味が強すぎる印象。カシスは味の癖が強いのかも。個人的にはクリークかフランボアーズのランビックのほうが好き。

3月2日(木)

今日もまた変な夢で目が覚める。↓

とりあえずまだ覚えているのは,M君とのかみ合わない会話:
僕「冬になると家のすぐ目の前まで荒波が来るんだよ」
M「いや,○○先生に自然科学に興味がない子供がいること自体がよくない」
僕「社会科学だって大事なんだって。例えば,初めて富士山を見た人は『あっ形がいいな』と思うわけでしょ」

その後も人生相談みたいなことをやったり,何となく人情物語的なストーリーが続いたんだけど,夢なので場面転換は多いは筋が通ってないわで,よく覚えてません。

昼食は火曜に行ったカレーショップからのテイクアウト。普段の弁当に比べればちょっと値段はするけれど(それでも800円ほど),手頃でよい感じです。

今日もまだそれほど飲みたいわけじゃないんだよね,と自分自身に対して言い訳しつつも,けっきょくビール(アヘル・ブロンド)を飲んで寝る。

3月1日(水)

昨日の酒が残っているけれど,まあ普通に起きられてよかった(会場の鍵を空ける係が遅刻したらシャレにならないからね)。やっぱり御岳百草丸はよく効きます。とはいえ,変な夢を見て目が覚めました。こんなの↓

(どんなシチュエーションだったかいまいち覚えてないが)
「実は原宿ってうちから近いんだよ。だって,うちの裏がすぐ東急ハンズだから...」
どうやらラフォーレ原宿(僕が住んでた松山にもあるんですよ)と勘違いしているらしい。
「じゃあ,近道していきましょうか。」
と言いつつ, 建物(ビル?)の中で道に迷う。

まあ,たいした夢じゃないですけどね。何となく,東京に出てきたばかりの田舎者って感じで(←もう10年以上たつのに 笑)。

今年の研究会は,議論がいろいろ盛り上がったけれど,とりあえず午前中に終了。その後の引き継ぎもなんとかうまくいったようです。皆様お疲れしました。山形の○○さん,これからもどうぞよろしく。

昨日の酒でダメージがないわけがないので,今日は休肝日。

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