日記

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本(ミステリー中心)の感想とライブ(ジャズ&ロック)の感想が多いです。熱帯魚の飼育日記も兼ねてます。ミステリーの場合にはネタばれもあるので,ご注意下さい。(スタイルシート可の設定のもとでは,ネタばれ部分の文字は見えないようになっています。マウスで選択し反転させると読めます。)

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2006年3月

卒業式シーズンですね。

3月20日(月)

就業規則改正の説明会あり。評価制度が今後どうなるのか。技についてはこれから考えるらしい。

3月19日(日)

2時から職場に行って,しばらく自己研修を。それから大名配置図を作って,新宿でビール買って,スパゲッティ食べて,本も買って,ゼリーと寒天を作って。そんな日曜。

寝酒にステラ・アルトワ。ベルギーのピルスナーです。世界中で飲まれているらしい。ドイツのピルスナー(例えばイェバー)より苦みは少なめ。

3月18日(土)

久しぶりに読書の日。ミステリー2冊。まずは太田忠司倫敦時計の謎』から。−−ロンドンのビッグベンを象った大時計の完成式典で、針が十二時を指した時、仕掛け人形のかわりに死体が飛び出した。死んでいたのは奇矯な行動で知られる時計作家弥武大人。出馬を要請された作家探偵霞田志郎の苦悩を嘲笑うかのように、さらに殺人は続いた。−− いわゆる“新本格”と言われる作家の中では,普通というかどちらかというとライトな傾向のものを書く人ですね。作品数も多いので,追うのが億劫になる作家です(柴田よしきとかもそんな感じ)。本作も,霞田シリーズの未だ2作目(他のシリーズも当然追ってる暇がない)。読めばそれなりに楽しめるんですけど,読む順番的に何となく後まわしに。押しが弱いというのか何というのか。今回の犯人も操りネタにしてはリアルでもないしあまりビックリもしない。まあ,それはそれでいいんですけど。わかりやすいし。理解しやすいし。名探偵としての霞田の魅力はイマイチだけど,登場人物とかの雰囲気も○です。 (『ミステリなふたり』とかは,すごく好きなんだけどな。続編出ないかな。)

2冊目は,佐藤友哉エナメルを塗った魂の比重』。再々読です(部分的にならもっと読んでるけれど)。表紙が写真の版に加えて,笹井一個がカバーイラストを描いてる版も買ってしまったもんで。やっぱ読まないとね。個人的には西尾維新より佐藤友哉の方が好きだといいつつ,読み返す回数は西尾維新(戯言シリーズとか)の方がだんぜん多かったりします。というのは置いておいて,エナメルですよね。−−青春は美しくない。私の場合もそうだった。二年B組に現れた転校生。校内で発生した密室。それらを起点として動き出す、不可解な連中。コスプレを通じて自己変革する少女。ぐちゃぐちゃに虐められる少女。人間しか食べられない少女。ドッペルゲンガーに襲われた少女と、その謎を追う使えない男。そして…予言者達。−− うーん。やっぱりわかりにくいです。既に読んだことがあってこれですか。そして,読み心地も悪い。登場人物が皆壊れてるし(と簡単に言ってしまっていいのかわからないけれど)。たいていの人は,とうぜん呆れたり怒ったりしてもするわな...。で,一部の人だけが読者として網にかかると。どういう人が引っかかるのか,統計をとってみたい気もしますが。まあいいや。 とりあえず,何度読んでも分からない疑問点一つ。○○医師は○○さんを使って,何をどうしようとしていたんでしょうか? これ,考えたけど分かりません。元ネタとかがあるのかな? 分からなくても話は進行しているので,ま、別に知った事じゃないけどさ。他にも理解があやふやなとこはいろいろあるんですが,それは2chの過去ログかどっかで調べよっと。

3月17日(金)

政経の勉強が,とうとう苦手の経済に入る。“生産財”? “生産の3要素”? “有限会社”って,これからなくなるんですね。ぜんぜん知らなかった。Aさん以下(笑)。

寝酒にヴェルテンブルガー・バロック・デュンケル。日本語ラベルにはエクスポートって書いてあるけど,名前からしてミュンヘナー・デュンケルってタイプになるのでは。そうだとすると,ちょっとうれしい。今回が初めての外国ビールデュンケル(+日本の地ビール)を飲み始めてそろそろ190種類になるけれど,ミュンヘナー・デュンケルはまだ飲んでなかったからね。って,いつのまにか本末転倒しているような気も...。少し甘めの濃色ラガーで,味は少しだけ濃い感じだけど,どちらかというとあっさり。

付記(3/20):World Beer Cup 2004のEuropean-Style Dark/M?nchner Dunkel部門で金賞とっているので,“ミュンヘナー・デュンケル”でよいらしい。

3月16日(木)

今は季節の変わり目なので,体調管理に気をつけましょう。花粉症シーズンもそろそろ本番突入か?

少し疲れていたので,勤務時間終了後,家で1時間ほど軽い睡眠。外は強い雨。慌てて古い傘を持って外に出たのだが,傘の骨が折れていた。そうか,それだから新しい傘を買ったんだっけ,などと思い出したのだが,ちゃんとした傘はすべて職場に置いてきたんだからしょうがない。

というわけで,雨の中,3月3回目のライブ鑑賞に。前半はunbeltipo "Duo"(今堀恒雄e-g, 清水一登p)。今堀さんのアルバムやティポグラフィカの曲など4曲。最初に演った「Method of panic」はアルバムではトリオ編成でしたが,ピアノとのデュオだとぜんぜん違う印象です。曲自体は緻密で複雑なんだけど音的にはシンプルっぽく聞こえる感じ,ってこれじゃ(自分で書いてて)ぜんぜん意味がわかりませんね。まあ,難しそうだけど心地よい部分もあるみたいな。ちなみに4曲目のみアコースティックギターとバスクラリネットでの演奏。個人的にはこれが一番よかったです(単にバスクラの音が好きなだけなんですけど)。

後半はeEYO idiot(イーヨvo, 内橋和久g, 中原信雄b, 勝井祐二vn, 外山 明ds)。ライブで聴くのはバンド名に“idiot”が付く前も含めると3回目(約1年ぶり)。voのイーヨさんは相変わらず不思議な、、、雰囲気の方です。曲もいちおう歌詞があるんですが何語だかもよくわからない(後でCDの歌詞と比べてみましたが,日本語詞とも対応してないっぽいし...)。バックのメンバーは3パターンほどあるようですが,今回は前回聴いた時の3人にプラス勝井さんがVnで参加。実際に聴く前から似合いそうだなと思っていましたが,やっぱりふわふわしたような曲によく合ってます。内橋さん(いつもよりさらに楽しそう)もエフェクタ類を使うので(2人とも“宇宙との交信”とか“子供だまし”とか呼ばれてました),最初は何となくかぶる部分もあるかと少し思いましたが,特にそんなこともなかったですかね。さて,曲の方は,真ん中ぐらいにやった「Lou」が特に面白かったです。普段はカリンバ(親指ピアノ)を使うそうですが,今回は5人編成のバンドということで,内橋さんがギターに細工をしてカリンバっぽい音を出してました(カリンバも欲しいなあ)。終わりのほうは少し力強い系の曲も多くなり,よい感じに盛り上がって終了。新しいCD(本日発売,ジャケットの絵が、、、)もとてもよかったです。

今回は体調がイマイチということもあり,ライブ中はアルコールをとらずコーヒーで我慢していたんですが,ラーメンを食べて帰ってからけっきょく家でビールを飲んでしまいました。クーパーズ・エクストラ・スタウト。なめらかな味の黒ビールでしたが,体調のせいか後半は少しきつかったかも。

3月15日(水)

急に暖かになってきたと思っていたら,また冷えてきた。

指が痛いので,しばらく口琴を弾くのはお休み。

寝酒にイタリアのポレッティ・ボック。アルコール濃度6.5%の濃色ラガー。飲んでいる時はそれほど感じなかったけど,後になって酔いがまわってくる感じ。

3月14日(火)

久しぶりに早く目が覚めた(5時前)ので,家を早く出て7時40分に職場に着く。それでも一番乗りではなかった(H先生がもう来てた)。まあ,ちょっと気分が変わっていいかも。

Aさんに「突き指みたいに指が痛いというのは,腱鞘炎じゃないの」と指摘される。そうかもしれない。

夕方から本郷に。東大前駅前の酒屋でビールを3本買って帰る。サミュエル・アダムスのトリプルボックが気になる。製造年月が97年12月で,賞味期限は07年12月。瓶内発酵でだんだん熟成が進むというやつだろうか。

3月13日(月)

口琴(特にムックリ)の弾きすぎで指が痛いです。突き指みたいな感じで,骨の辺りに痛みが走る。力が入らないので,口琴は1分ほど軽く弾くだけで,練習終了。

寒天がうまく固まらない。うまく溶けきれていないのか,寒天の粒ができてしまう。

寝酒にマレッツ 8。ベルギーのストロングエールらしい苦みの強い味。苦手なんだかそうでもないんだか。

3月12日(日)

朝まで起きていて仕事をしてました。久しぶりに日が昇ってから寝ます。

4時過ぎに目が覚めて,それから新宿へ。書店で本とかマンガとかいろいろ買い込み。ライトノベルも2冊ほど買ってみる。表紙がちょっと恥ずかしい。マンガは諸星大二郎と久米田康治と西島大介を。帰りに職場に寄ってちょっと仕事。

ムックリの紐がこすれて,このままではそのうちに切れそうなため,補強してみる。こすれる部分に軽くビニールテープを巻いてみたら,だいぶよさそう。

久しぶりにフルーツ&野菜ジュースのゼリーとか牛乳寒とか作ってみる。普段,朝食用に牛乳とか買っておいても,ついうっかり忘れてしまうので,こうすればちゃんと摂取するかなと思って。

寝酒にセントローグ・レッドエール。アメリカのホップの苦み。

3月11日(土)

仕事がたまっているので,土曜だけど職場に。新しいパソコンを導入したので,マセマティカに計算させている間に他の仕事ができ,能率が上がるようになった。スペックが上がったせいか,計算にかかる時間も早くなったような気がする。

森博嗣の短編集『レタス・フライ』を読了しました。ショートショート5編を含む9編を収録。いわゆる“万人向けではない”小説集ですよね。いきなり最初(「ラジオの似合う夜」)が,あの人を主人公にした短編! ちょっと意外。シリーズ中では語られなかった内面(けっこう疲れてるっぽい)が語られ,興味深かったです。“美術館がやられた”というのは,別のアノ人? 「檻とプリズム」は森博嗣らしい感じの幻想風(ちょっと理屈っぽい)。「砂の街」はまた変わった感じですが,いいですね。ショートショートの中では「私を失望させて」が好きかも。最後の「刀之津診療所の怪」には新シリーズのメンバー(らしい)が登場。話自体はともかく,登場人物の関係や最後の終わり方とかよくわかりませんが(僕はこの人の本は長編は文庫でしか買ってないんで,まだ読んでない本で出てくるネタは分からない)。まあ,今後読めば分かるのかもしれないので,その時までの楽しみにしておきます。

気が付いたんですが,雲南の3枚口琴って,薄いわりに意外と頭に振動がきますね。ハンガリーのゾルタン口琴の小さめのやつなんかと比べても,ずっと頭がしびれる感じ。あの独特の音がソレなのか?

賞味期限を2ヶ月過ぎた杏仁豆腐の元があったので,作ってみる。基本的にゼラチンの粉だから期限過ぎても問題ないと思っていたが,やっぱ問題なさそう。

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