日記

前の日記 リスト・索引読書 音楽 熱帯魚 歴史) 後の日記

本(ミステリー中心)の感想とライブ(ジャズ&ロック)の感想が多いです。熱帯魚の飼育日記も兼ねてます。ミステリーの場合にはネタばれもあるので,ご注意下さい。(スタイルシート可の設定のもとでは,ネタばれ部分の文字は見えないようになっています。マウスで選択し反転させると読めます。)

日記の色分け  読書:グレー 音楽:ピンク 生物:グリーン 歴史・地理:ブラウン
 (スタイルシート対応の場合)

2006年5月

そろそろ痛んだリンゴを捨てないと...

5月10日(水)

職場の近くにインド人が作るカレー屋さんがあります。住宅街にある店なもんで,すぐに潰れるんじゃないかとちょっと心配してたのですが,昼食の買い出しに出かけたAさんに聞いたところ,けっこう賑わってるとのこと。しばらくは店が潰れなさそうだというので,よかったです。ちなみにサフランライスとナンを両方頼んだら,かなりお腹が一杯になりました。

吉祥寺のユザワヤに行きました。吉祥寺には何度も通っているのに,この店に入ったのはなんと初めてです。けっこう広いフロアでびっくりしました。プラモデルとかもたくさん置いてあったので,うろちょろしているだけでも楽しめました。特にウォーターライン・シリーズが懐かしかった。

I君をお供に引き連れて,ライブに行ってきました。今日は吉祥寺のスタパにて,吉田達也プロデュースの『ナスノミツル弾きっぱなし』。出演は,ウンベルティポ・トリオ,アルタード・ステイツ,是巨人の3バンド。この業界?での3大ギタリスト&ドラマー共演といった感じですが,ベースはどのバンドもナスノミツルさんです(お疲れ様!)。出演順は予想通り,複雑で覚えにくそうなバンドを最初に,一番体力がいりそうなバンドを最後に,という構成になってました。しかしあんな時間までやるとは...。7時から11時までギッチリ。4時間聴きっぱなしでかなり疲れたけど(演奏してるほうも、もちろんそれどころじゃないでしょうが),とてもよかったです。

まず最初のumbeltipo Trio(今堀恒雄g, ナスノミツルb, 佐野康夫ds)からして,4(5?)曲でほぼ1時間。3組出るんだから,普通はもうちょっと短めかと思いきや。複雑な曲ばかりなんで,ちゃんとした構成がきちんとされているのか,インプロの割合もそこそこあるのか,聴いててもよくわかりません。Method Of Panicも毎回聞く度に違うような気がするし。最後の曲の選択(以前に演奏を聴いたことがある人の割合を確認して)にはどういう意味があったのでしょう? 2組目にALTERED STATES(内橋和久g, ナスノミツルb, 芳垣安洋ds)。こっちは基本的にインプロってことでいいんですよね。前回聴いた時に比べ,少しゆっくり目の演奏部分が多かったような気がします。内橋さんがいつものようにエフェクター類をあれこれ使っているのを,I君が興味深そうに見てました。長い付き合いとのことで,MCも掛け合いが入ってほほえましい感じです。

最後が是巨人(鬼怒無月g, ナスノミツルb, 吉田達也ds)。今までの二人と比べると,鬼怒さんが一番‘いわゆる’ギタリストっぽいイメージ(豪腕というか弾きまくる感じ)ですね。何となくだけど。今堀さんは細かく音を配置していくイメージで,内橋さんはエフェクターで音をいじることが多いわけだし。さておき,鬼怒さんのMCとか相変わらず面白いです。「そろそろナスノミツルの後釜を育てないと...こんな‘わけが分からない’バンドばっかりやってくれる人って,他にいないですよね」の発言には,会場の一部から「(わけが分からないって)自分で言うな(笑)」の声も。テンポの速い曲が終わった後で,足がこむら返りをおこしたと言って大変そうにしてたと思ったら,次はさらにハイテンポの曲だったりするし(「プログレもほどほどに」とナスノさんの突っ込み)。いろいろありましたが,一番の聴きどころはやっぱりイエス・メドレー? 懐かしいです。たまに聴くといいかも。「シベリアン・カトゥールが...」と,どこかで間違えたらしく,悔しそうにしてた鬼怒さんが印象に残ります。

アンコールはまずトリプルギター(鬼怒・内橋・今堀)の共演から。内橋さんが「ダンス,ナスノミツル。早くやれ」などと言い出して困らせますが,鬼怒さんが「今回はナスノさんの一番かっこいいとこを見てもらうのが一番だから」となだめて,とりあえずスタート。ちょっと無理矢理っぽいところもありましたが,これは実際にこの目で見られてよかったです。その後は,途中で帰った全員での共演に(もちろん芳垣・吉田の二人は同時にはできないので途中交代)。 途中のMCでは「本当はやりたくないって言ってたのに,いつまでたっても諦めてくれないから...」と言っていたナスノさんですが,「だけど,こんなにお客さんが来てくれて,やってよかった」と満足そうでした。終了後,鬼怒さんからナスノさんにお祝いとして,栄養飲料や缶コーヒーを詰め込んだコンビニ袋が。ナスノさん照れ隠し?に曰く「砂糖の入ったコーヒーは嫌いなんだ...」。最後にオチまで付くという,盛りだくさんなライブでした。

最初の予定ではラーメンを食べて帰る予定でしたが,終電がなくなったりすると嫌なので,家に帰ってから‘昨日の残り物’の弁当を食べました。(←こちらもオチ付き??)

5月9日(火)

衛生管理者の仕事って,やっぱり精神的にきついかも。週一回の職場巡視の際は,あんまり辛気くさくやりたくはないんで笑顔を忘れずにと心がけてはいるんですけどね。もしかしてアレって逆効果だったりして...。人のミスを見つけて喜んでいるように見える可能性もあるよな。そういうのが好きな嫌な人間だと思われたりしないのだろうか。などと考え出すとけっこうはまります。自分は本当はそういうのが好きな人間なのかも,なんて考え出したりしてしまうと,さらに気が重くなります。

許認可とか監査とか検査とか審査とか,そういうのを仕事にしてる人ってみんな,こういう事を考えたりするのでしょうか。最近何かと話題の公務員とかに限らず,業界と審査側の馴れ合いって,こういう処から始まったりするのかも。誰だってミスの指摘ばかりしたくないと思うんですよね。どうせならお互い笑顔で問題なくやりたいじゃないですか。そうじゃない人は,きっと心を鬼にしてみんなやっているに違いない。面倒くさいし嫌だと思っても言うしかない事だってあるんですね。 ……なんてね。こんなことを考えるのも,ちょっと弱っているからかな? 後1年で任期が終わる予定ですので,そしたら次の方,よろしく(笑)。

こういう時は,ヌマエビでも見て,心を和ませましょう。こいつら平和でいいよね。ヒナハゼもハゼのくせにヌマエビを食べようとはしてないみたいだし。ハゼのくせに。

夜は本郷に。往復しただけで,もう疲れてます。でも夜は,僕の時間だ。

5月8日(月)

ここ何日かのパソコンゲームの疲れが取れません。朝がだるいことだるいこと。

職場でAさんに聞かれました。「GW,何か変わったことがありましたか?」「いや,別に...」 話が続きません。向こうも大した事がなかったのか? それとも同情されたのか?

昼過ぎには調子が戻ってきましたが,しばらくは体調の日が続きそうです。

GW中も毎日餌をあげるつもりが,ついつい餌やりを完全にサボってしまった60cm水槽ですが,中はいたって平和でした。魚はもちろんのこと,トゲナシヌマエビもミゾレヌマエビも,特に数が減ったようには見えません。餌を入れたらヌマエビ類が物陰からぞろぞろとはい出してきます。まるでチャバネゴキブリのようです。トゲナシは15匹以上数えました。ミゾレも3匹は確認。ヒナハゼって,ハゼのくせにとても大人しい魚のようです。自分の半分ぐらいの大きさのヌマエビが近くを歩いていても,完全に無視しています。あれが同じ大きさのヨシノボリだったら,ヌマエビなど食いまくってますって。自然下では,いったい何を食べているんでしょうねえ?

テレビを見ながら遅い夕飯を食べていると,○○君に電話がかかってきました。内定が一つとれたようです。おめでとう。

祝い酒にセゾン・デュポン・バイオロジーク。有機栽培の原料のみを使っており,いわゆるセゾン・デュポンとはちと違うらしい。これも泡立ちがとてもよいです。濃厚な味で,アルコール5.5%のわりに強く感じます。これ,また欲しいな。

5月7日(日)

天気がよければ,伊豆半島にでもヌマエビ獲りに行きたかったのですが。小雨が時々ばらつく嫌な天気。こういう時に限って。

でも,ゴールデンウィークをこんなんで終わらせてしまうわけにはいかないでしょう。ということで,最後ぐらいはと体力を振り絞り,神保町などを散策しました。ただし,たいした成果(収穫)なし...。

帰りに幡ヶ谷で本を買い,さらにビールを3本買いました。今日の寝酒はローグ・アメリカン・アンバー。アメリカのホップの香り。

高橋葉介夢幻紳士 逢魔篇』を読みました。早川のミステリマガジンに連載中のコミック。もったいないので半分だけにしておこうと思いつつ,けっきょく最後まで読んじゃいました。前作(幻想編)の続きとなっているのですが,ストーリーが密接に関連しているわけではありません。むしろ同時進行的というか何というか,不思議な関係にある話ですねえ。本作だけみても,各話の時間進行が複雑で,あれあれとちょっと混乱してしまいますからねえ。逢魔篇から読むのもアリですが,やっぱりこれは幻想篇を先に読んだ方が感慨深いものがあると思います。

そんなわけで,ちょっと残念な一週間になりましたが,それでもまあ,終わりよければ全てよしということで。     よければね! よければね! よければね! よければね!

5月6日(土)

昨日に同じく。ハンガリー王国を滅ぼした時点で,そろそろ飽きてきました。そういえば,以前買った陳舜臣の小説『チンギス=ハーンの一族』(全5冊)は,今どこに置いてあるんだろう? ついでに買った杉山正明『モンゴル帝国の歴史』(講談社現代新書,全2冊)はどこにしまったっけ?

はっきり言って,一人暮らしでこんな生活ずっと続けてたらすぐに体悪くなりそうだなと思いました。さすがに今日の夜はコンビニに買い出しに。しかし,風が強く,ちょっと怪しい感じ。こんな天気にもかかわらす,近所のコンビニにはやけにテンションが高い客がいらっしゃいました。こういうのを見たりすると,さらに疲れます。

この一週間,もうちょっと充実したGWにすることもできた(そのチャンスも十分にあった)はずなのに,どこでどう間違えてしまったのでしょうか。そもそも,せっかくのゴールデンウィークに,部屋の片づけなんてしようとしたのが間違いだったのでは(笑)というのは直接のきっかけではあっても,根本的な問題ではない。まあ話は簡単。逃げたのですね。肝心なところで腰が退けたのですね。自業自得です。

5月5日(金,子供の日

一日中,『チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿IV』をやってました。まあ,子供の日だし,いいよね。 って...ぜんぜん理由になってないような気もするが..................気にするな。とりあえず,クルージュ,リガを支配下に。

それはとにかく,このゲームの最大ポイントは“子供をたくさん作って,男の子だったら将軍として新しく得た領地を統治させ,女の子だったら配下の将軍と結婚させて親戚になった将軍にまた領地を統治させ”というのを延々と続けていくことだと思うんですよね。でもこのシステムって中央アジアの騎馬民族に特有なものであって,日本やイスラム社会や西欧社会には当てはまらなかったりは,しないんでしょうか。日本については,鎌倉時代の北条氏とか江戸時代の将軍家とかのことを考えてみると,そんなに悪くはないかも。王族の家族形態とかって,地域ごとにそんなに違いはないのかな。ゲームの振興とは関係ありませんが,気になりました。特に今回は第2シナリオのポーランド王国でプレイしてたので,何となく違和感。ちなみに,スタート時点で国王が老齢だったせいなのか,男の子は一人しか生まれませんでしたけど(そのわりに女の子は5人ほど生まれてたような...)。そういえば江戸時代の11代将軍徳川家斉は子供が50人以上いて,養子として押しつける相手に困った(または相手も困った)という話もありますが。そこら辺までシステム化できたりすると,もっと面白くなるのにね。続編は出ないんですかね(って,出てもやってる暇ないけどさ)。

後は貿易により資金を貯めるため,道を造り続けてってのばかり印象に残ってます。ベネチアやヒザンチンとイスラム(マムルーク朝)の間の航路も開かれていないし(おかげで,ポーランドの場合,キプチャク・ハン国支配下のキエフに道を繋がないと,アジア諸国とは貿易ができないんですよね)。これって,やはり“だからイスラム世界を通らずに行けるよう,大航海時代が始まった”ってやつを反映しているんでしょうね。ということは,ベネチアとかが地中海貿易で活躍するのは,もう少し後だったのかな。……というわけで,高校2年で習った世界史の知識がだいぶ抜け落ちているのを再確認。慌てて昔使った資料集など引っ張り出してきました。

ちなみに今日の栄養補給は缶ビール1本(こしひかり越後ビール)だけでした。空腹時のビールはおいしいけど効き方も強め。他には脱水症状防止のため,ペットボトルのお茶を少々。気休め程度ですけどね。まあGWですから......気にするな。

5月4日(木,国民の休日

今日は“国民の休日”(祝日と祝日の間隔が1日の時に間の日がなる)という名の休日であって,国民の祝日ではないんですね。この日が日曜日の場合には,最初から休日なんで国民の祝日とは呼ばないらしいです。何か複雑だなあ。たぶん休日の制度が変わった時にニュースなどで説明があったんだろうけど,僕はぜんぜん聞いていませんでした。

柄刀一十字架クロスワードの殺人』を読みました。竜之介シリーズの長編。−−富豪・比留間家の長男・長一が運転する車が崖に転落、祖父の遺産を詐取した塩原三絵の行方を追い同乗していた天地竜之介と光章は山奥の小屋に避難した。救出を待つ間、長男の妻、次男、三男の秘書までもが怪死して…。 −− まず,各章のタイトルがクロスワードパズルになっているのが面白かったです。でもあんまり意味はないかな...。中身のほうは,富豪の遺産?の鍵を握るクロスワードパズルに,クローズドサークルでの殺人に,核シェルターからの脱出にって,けっこう盛りだくさんです。マンネリ化しないようにと工夫がされているのだと思います。ただし,知能(・知識)派ミステリーとしての切れが落ちてきたように感じるんで,ちょっと残念。最初の頃はもう少しIQ190の天才・竜之介ならではの斬新な視点みたいなのがあったんですが,最近は世間知らずの天才というキャラクターばかりが目立っている気がします。それはそれで一つの方向性だけど,そういうの,そんなに得意そうでもないんだけどなあ。まあ,このシリーズって柄刀作品の中ではわりと気軽に読めるんで,そういう意味では悪くはないのですが。

今日は少しだけ部屋の片づけを始めました。そしたら... 何年も前に買ったコーエー(光栄)の歴史シミュレーション・ゲーム『チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿IV』を発掘。つい始めてしまったら止まりません。

5月3日(水,憲法記念日

GW初日,まずは買い物(買い出し?)に。途中,電車の中などで読書など。

ライトノベルに挑戦月間,というほどの事でもないですが,とりあえずミステリー系の作品を読んでみようと思って,桜庭一樹砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』を読んでみました。創元クライムにも書いている人なので名前は知ってましたが,あとがきを読むと女性作家だったんですね。それはさておき,本題。いきなり冒頭から主要人物が殺されてるじゃないですか。これで最後にどんでん返しって趣向ではいくらなんでもないだろうし,結末に向けてどのようにストーリーを持っていくかが見せ所なんだなと思ったわけです。で読み進んでみると,なかなか引き込まれました。登場人物の謎がだんだん明らかになっていくところとか,ある種の心理サスペンス(M.ミラーとか好きなんです)とかに近い部分もありますね。表紙を見て警戒していたような‘男の子向け’ということでもなさそうです(このレーベルってミステリー好きだったら男女は問わないのかも)。細かい記述でちょっと…というところはありますが(不況だから兼業農家が増えたのか?とか),まあ大した問題じゃないですよね,ええ。そういえば,作中に出てきた異常精神者の判定テストって本当なんですかね(八百屋お七の話を思い浮かべました)? 本格ミステリの読者とかだったら理由がわかっちゃいそうですが,それはまた別の話なんですよねえ。 

森博嗣墜ちていく僕たち』を読みました。食べると性転換してしまうカップラーメンが出てくる連作集。何も考えず普通の短編集かと思い,後ろのほうの作品から読んだおかげで,最初は「えっ何で??」という状態ですが,前のほうの作品も読んでからようやく納得。作中でのカップラーメンの扱い方も工夫してあって(けっきょく食べなかったり),おもしろかったです。変な意味で面白かったのは最後の「そこはかとなく怪しい人たち」ですね。これ,カップラーメンがどうこうというのが念頭にあると,途中で「あれ?この人はもしや…」などと混乱させられたりしたのですね。そこのとこをまったく知らずいきなりこの作品だけ読んでしまいました。それでもけっこう面白く読めたのですが,後で気が付いて,そういう楽しみ方もできたのかとちょっともったいなく思いました。「どうしようもない私たち」も雰囲気とかいい感じですね。起こった事件としては暗いものであるんでしょうが,ぜんぜんそうじゃない話に仕上がってます。というわけで,全編を通じて,ちょっと意表をつかれたかも。本の裏面の内容紹介を読んだ限りではわからなかったのですが,実はユーモア系の連作集だったようです。

寝酒にオゼノユキドケ・ブラウンヴァイツェン。ちょっとヴァイツェンっぽさが弱い印象(いわゆるドイツのヴァイツェンとはちょっと違うのかな)。でも,そのぶんコクがあるというのか,別の面でのおいしさも感じました。また飲んでみたい地ビールです。

5月2日(火)

午後2時より衛生管理者の巡視。面倒くさいのはどちらも一緒。必要な仕事とはいえ,しっかりやればやるほど,喜ばれない仕事でもあるんで,だんだん心の中が重くなってくるような,そんな気がします。もっと明るくできないのでしょうかね。(←ここで「もっと手を抜いて……」と書きかけ慌てて修正)あと1年の辛抱か?

最後のゆずゼリーを食べてしまった。高知土産のゆずジャムが終わってしまったので,しばらくは作れません。

さて,明日からゴールデンウイークだが.........何にも予定なし。こりゃまあ,どうしょう,悲しやと〜 って太棹三味線やってみたい

5月1日(月)

酒を飲むと変な時間に目が覚めてしまうんですよね。そんなわけで,朝5時という中途半端な時間より,西原理恵子毎日かあさん 3 背脂編』を読みました。しかしいつも間にか二人の子供たちも大きくなったよなあ。っていうかあれ?『毎日かあさん 2 お入学編』って読んだっけ? 記憶になし。読んでないとしたら時間がたってて当たり前だよなあ(追記5/9:読んでました)。連載が始まった頃は,職場の新聞で毎日読んでいたんですが,新聞が置いてある休憩室が禁煙になってからはご無沙汰で,ずっと忘れていました。全編通じて相変わらずの面白さですが,最後(書き下ろし)の「父の名前」が特によい感じです。からっとしているのに叙情的というか,ほろっとする。谷川俊太郎の詩に合わせたやつも素敵ですね。

Aさんより,29日の演奏会の音源を聴かせてもらいました。わりとよく演奏できてるということで,僕の評価とAさんの評価も一致。低音がよく聞こえないとかは,録音状態かスピーカーの問題でしょう。

うちの職場では今日がメーデー。世間一般的には目立ちませんねえ。代々木公園から新宿駅まで歩くらしいですが,ちょっと距離が短いのでは? 効果もそれほど期待できないのではなどと,まあ人ごとですが。

夕方6時より職場の新人歓迎会。僕はフライングで,少し早めに飲み始めてたので,開始時間にはもうほろ酔い状態。三重から来た両君(アユにサケ)とも挨拶ができました。さて,新人さんたちは台の上に登って簡単な自己紹介をするわけですが,しかしみんな人の話を聞いてないねえ。自己紹介もあまり面白いのがなかったので,多少はしょうがないと言えばしょうがないですが,それにしても酷いなとは思います。聞いてる人が少ないから自己紹介のし甲斐がないのか,ダメ・スパイラルに陥っている気もします。終了後,Y君が何か怒ってました。片づけがどうのこうの。詳しいことはよく分かりませんが,とりあえず「ご苦労様」を言っておきましょう。何となく気持ちが分からないでもないです。前に島根に行った時なんか...まあいいです,昔のことは。

前の日記  後の日記