日々の記録

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本(ミステリー中心)の感想とライブ(ジャズ&ロック)の感想,熱帯魚の飼育記録なども兼ねてます。ミステリーの場合にはネタばれもあるので,ご注意下さい。(スタイルシート可の設定のもとでは,ネタばれ部分の文字は見えないようになっています。マウスで選択し反転させると読めます。)

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2006年10月

スプラウト月間

10月20日(金)

蕎麦のスプラウトは発芽のタイミングが揃わず成長がバラバラになってしまった。というわけで,第二弾に再挑戦。スポンジ・ソイル・砂・ペーパータオルと4種類のベットでそれぞれ育ててみる。水の浸し方とかにも工夫がいるのかも。ついでにルッコラとマスタードの2回目にも挑戦。冬になったら寒すぎるかもしれないので,今のうちにいろいろやってみよう。それほど手間がかからないのでいいですね。

寝酒にウルション。発泡が強めアルコールも強めのベルギービール。色は濃い茶色で,味も濃厚な感じ。こういうビールは,これからの涼しい季節にいいですね。などと言ってると,ついつい夜更かししてしまう。

10月19日(木)

ブロッコリとルッコラのスプラウトを収穫。ブロッコリは癖少なめ,ルッコラは少し辛い。なかなか楽しくなってきた。ルッコラは一時期よくサラダにして食べていたけど(成長した葉のほうね),最近あんまり食べてないな。新たにルビーかいわれとベンリ菜の種をまいてみる。

 カツ丼にブロッコリのスプラウトを乗せて

寝酒にツボルグ・ゴールド。デンマークのラガー。前回飲んだときはイマイチと感じたが,今回は問題なし。ボトルコンディションの違いか?こちらの体調の違いか? 寝不足だったので,つい2/3を飲んだだけで,電気を付けたまま寝てしまった。もったいない。

10月18日(水)

チャドクガもだいぶ減ったようで,今朝は3匹壁に付いてるのを見かけたのみ(1/10に減少)。

昼に会議。助手の問題などいろいろあり。議事録止まっていた理由は単純な行き違いでした。もう1ヶ月たつので,あまり覚えてないや。←そんなことでいいのか!

春菊のスプラウト,第二回に挑戦。第一回は発芽率が低かったので,水少なめに。

昨日(10/17)付けのJ-CASTニュースより。三重県では,行政職員が自転車での飲酒運転で検挙された場合は原則免職とのこと自動車だけでなく自転車でもというのはちょっと厳しいように思うが(「飲み会があるので車じゃなく自転車で来た」って話はよくあるのでは),自転車の酒気帯び運転で捕まること自体よっぽどのことでもないとないだろうから,まあいいのか。でも転んで入院でもしたらまずいのかも。 というわけで,自転車のパンクを直すのをちゅうちょしている今日この頃(っていうか,単に面倒くさいだけだけど)。

レーベンブロイ・オリジナル(ドイツ産)を飲む。最初の一口は,記憶していたより苦めに感じた。途中からあまり感じなくなったけど。

田中啓文ハナシが違う! 笑酔亭梅寿謎解噺』を読了。−−上方落語の大看板・笑酔亭梅寿のもとに無理やり弟子入りさせられた、金髪トサカ頭の不良少年・竜二。大酒呑みの師匠にどつかれ、けなされて、逃げ出すことばかりを考えていたが、古典落語の魅力にとりつかれてしまったのが運のツキ。ひたすらガマンの噺家修業の日々に、なぜか続発する怪事件!−− アルコールが入っていたせいもあるけど,大いに楽しめました。『蹴りたい田中』と“民俗学研究会”シリーズしか読んでなかったのですが,こういうのも書けるんですねえ。人情話がなかなか様になっています。笑いと泣きの両方味わえるところも落語っぽいですね。落語のネタをただ付けましたってだけじゃなくて,うまくプロットに溶け込んでいる感じ。落語とミステリって,大倉崇裕の例もあるし,意外と相性がよいようです。ジャズの話も出てくるのも,ジャズミステリでデビューした(未読だけど)著者っぽい。こちらも相性がいいのか。しかしタイトルが「噺」じゃなくて「ハナシ」なのは何でだろう。そもそも謎を解くのも梅寿じゃないような...

10月17日(火)

午前中に会議。お騒がせの毛虫&蛾は,チャドクガという名前らしい。こういうヤツ→http://www.afftis.or.jp/konchu/kemushi/chadokuga.html(農林水産技術情報協会より,気色悪いので注意。ちょっと羽根の色が違う気もするが...)。毛に毒があり,直接虫に触らなくても,抜けた毛が風で飛んできて,腫れ上がったりするとのこと。施設の担当者さんは近くで作業中にそれにやられて寝込んだりしたらしい。親の蛾の羽根にも同様に毒があるので(卵にまであるらしい),見た目だけでなく,実際的にも関わり合いになりたくない虫である。そういえば,うちのアパート(職場の近所)の通路でも何匹か飛んでたっけ...

夜,久しぶりに藤井郷子カルテットのライブ(in 江古田バディ)に行ってきました。以前は東京であるライブは行ける限りはたいてい行ってたのですが,最近はご無沙汰で,約1年ぶり。もうだいぶ聴いて飽きてきた部分もあるのかなと思ったのですが,改めて聴くとやっぱ新鮮。前半は新曲中心(5曲目は今回初演とのこと)。何となく,洗練されているけど大人しめ,といった印象もあり。少し何かが足りないような。後半は3・4枚目のアルバムの曲が中心。最初と2番目の曲は吉田達也のあのボーカル付き(最近このバンドではあまり見なかった)。そうか,何か物足りない気がしていたけど,コレだったか! 「First Tango」(始まり方とか別の曲かと思った)・「A Poor Sailor」・「Flying To The South」(終わる前の田村さんのtpが無駄にかっこよすぎる)といった好きな曲が多くて,個人的にだいぶ満足。いつもながら,アルバムとはまた違った印象。今日のお客さんは雰囲気がよく,ちゃんとアンコール(「An alligator In Your Wallet」,これもアルバムよりも短め?)もあったし。

いちやでラーメン(まん中,+赤ネギ・焦がしニンニク)を食べて帰る。そういえば江古田に来たのも1年ぶりだし,いちやに来たのも1年ぶりだった。変わらず,少ししょっぱめのスープ。炒めた赤ネギがおいしい。 ついでに交差点前の酒屋で缶ビール3本(レーベンブロイ青・ツボルグ・クローネンベルグ)を購入。当然,この店も1年ぶり。さっそくクローネンベルグをいただく。

ベランダの似非ビオトープの近くにナメクジ発見。葉を食ってた犯人はコイツか!

10月16日(月)

例のごとく,日周リズムが狂いまくりの月曜日。

スプラウト用の蕎麦と芥子菜(マスタード)の種をまく。蕎麦は種が大きく皮も固いので,何時間が水に漬けて置くようにと説明にある。ちょっとコツがいるかも。

スプラウト 上右:ブロッコリ,上左:ルッコラ,中:マスタード,下:ソバ

夜,ヨドバシカメラに。家で使ってるノートパソコンの音が出なくなったので,もしかしてこれなら使えるかと思い,USB接続のヘッドホン(&マイク)ジャックを購入。予想通り。 それはともかく,普通ヘッドホンを繋ぐとスピーカーからは音が出なくなるよね。あれってどういう仕組みになっているんだろうね。そこら辺が壊れたのか,それともボード自体がおかしくなったのか。

10月15日(日)

西島大介恋におちた悪魔-世界の終わりの魔法使いII』を読む。『世界の終わりの魔法使い』の前の時代の話。ちょっとわかりにくい。主人公(の片方?)あっけなく死んじゃうし。というか,彼のコミックって,絵柄のせいかテンポのせいかわからないが,ページ数のわりにあっけなく終わってしまう印象あり。何というか,希薄な感じ。それが個性なのではあるが。何となく読み終わったときにもったいないような気がして,でもまた買う。

新宿へ。東急ハンズでスプラウト用品(種・ケース)・箸・石けんシャンプー・タイマーなどを購入。成城石井でスコーン3種・さくらんぼのフルーツソースを購入。 JRのキオスクで豆乳 チャイ&ジンジャーを買って飲む。これって,原材料に紅茶が書いてないんだけど,紅茶成分が入ってないのにチャイと言えるのだろうか?

京極夏彦邪魅の雫』を総武線の電車の中で読む(残り130ページ)。最終章に入り,解決部分に近づいたので集中してしまった。電車から降りて歩く気にならず,本に集中したまま,気が付いたら終点の千葉到着。駅でカレーを食ってから,もう一度逆方向に戻る。まだ読み終わらない。っていうか,解決(憑き物落とし)部分だけでもじゅうぶん長いぞ。それだけで100ページほどあるし。家のもよりの地下鉄駅に着いたところで,ようやく読了(もちろんピッタシに終わるように計算しました)。

感想として,前作(『陰摩羅鬼の瑕』,トリックというかネタ自体はわりと早めにわかる)より面白かったと思う。妖怪ネタが少ないのはちょっと残念ではあったが,何人もの登場人物の視点からの物語を紡ぎ合わせていく技術はさすがにすごいなと思う。ここまでくると名人芸。長い話ではあり,脇役クラス(青木・益田)がメインで登場するのにもかかわらず,飽きさせない。「『絡新婦の理』と対になっている話」との評もあるようだが,個人的には読んでて西澤保彦の初期の某作品(登場人物が全て犯罪者)を思い出した。アレは意欲は買うが(どちらかと言えば)失敗作という感じだったが,そうかこういう持っていき方もあったんだな。どちらにしても,そう都合よく集まるかって気はするのだけど。ラストは何となくすっきりしないが,それはそれで印象に残る。既にわかっていてそれでも仕方なくやってしまう人には,憑き物落としは効かないということか。

スプラウト(ブロッコリとルッコラ)の芽がだいぶ伸びてきた。現在2cmほど。

10月14日(土)

京極夏彦邪魅の雫』を読み始める。−−「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「―自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する!「邪なことをすると―死ぬよ」。−− 厚いのでけっこう時間がかかりそう。情けないことに,つい「雫」の読み方をど忘れしてしまい,「しじみ」じゃなくて「しずみ」でもないしなどと,2分ほど考えてしまった。まあシジミ(蜆)も出てくるけどね。

朝,雑用があって職場へ。いつも通る職場の東側の塀に2cmほどの小さな黄色い蛾がたくさんくっ付いていた。壁の横を2m歩く間に1匹発見するぐらいの頻度か。さすがにちょっと気持ち悪い。先月,木の剪定および消毒で毛虫は見なくなったけど,それ以前に逃げ出していた蛹が一斉に羽化を始めたらしい。

ベランダの似非ビオトープの草も誰か食べたらしく,柔らかい葉のほう(勝手に生えてきた名前のわからない雑草)がすっかりやられてしまった。毛虫はいないみたいだけど(アパートなんでいたら嫌だな)。

10時前に家に帰り,それから睡眠。夕方起床。また今週末も夜昼逆転。

『邪魅の雫』,話が複雑でなかなか読み進められない。登場人物の誰かが嘘を付いている(or勘違いしている)と考えないと,矛盾が生じるように思える。それが何なのか,考えながら読んでいると時間がかかる。いつもなら騙される衝撃を味わうため,それほど疑わずに読むことにしているのだけど,これはそういう話ではないらしい。 で,一つ気が付いたこと。大鷹にとっての“恵さん”と○○にとっての“○○”同一人物だよね。 合ってる?

10月13日(金)

スプラウトの根が出る。細かい糸みたいなのが生えていて,まるでカビみたい。新たに春菊の種もまいてみる。春菊のスプラウトって初めて聞いたが,どんな感じになるのだろうか(味とか)?

寝酒にゴルドン・ファイネスト・スコッチ。スコッチエールではあるが,ベルギー産。スコッチエールというスタイルがよく理解できてないからかもしれないが,そう言われてもよくわからない。まあ,イギリスのスコッチエールも主にベルギーへの輸出してるらしいし,味の傾向は似ているのだろう。ちなみに,田中屋で買ったときはなぜかアメリカ産だと思っていた。

10月12日(木)

Aさんの影響で,スプラウトの育成を始める。手始めにブロッコリとロケットサラダ(ルッコラ)と無難なところから。500mlのペットボトルを底から8cmくらいの位置で切って,容器として使用。底に砂を5mmほどひいて,厚さ5mmほどのスポンジ(“ベット”と言うらしい)を重ね,水をひたひたに入れ,その上に種をまく。ダンボール箱に入れて暗くしてしておく(朝晩に水換えor水足しするだけ)。約1週間で食べられるようになるそうだ。楽しみ。

昼に会議。1年間ご苦労様でした。……って,僕はもう1年続くのかよ。面倒くさい。

夕方より新宿に。アクアフォレストをのぞき,紀伊國屋ビル地下のジンジン(3店あるうちの入り口にあるやつ,参考:http://food6.2ch.net/test/read.cgi/pasta/1128392021)でカルボナーラを食べる。紀伊國屋書店で西島大介『恋におちた悪魔-世界の終わりの魔法使いII』を購入。ディスクユニオン・新宿ジャズ館にてONJO『ONJO』ほかを購入。OSAKAYAにてベルギービール2本購入。

寝酒にブーブ(Vuuve)。ベルギーのホワイトエール。

10月11日(水)

ぼちぼち。   何を言ってんだか...

そろそろ。   どうにかしないと...


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