日々の記録

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本(ミステリー中心)の感想とライブ(ジャズ&ロック)の感想,熱帯魚の飼育記録なども兼ねてます。ミステリーの場合にはネタばれもあるので,ご注意下さい。(スタイルシート可の設定のもとでは,ネタばれ部分の文字は見えないようになっています。マウスで選択し反転させると読めます。)

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2006年11月

とりあえずは月末の例の締め切りをどうにかしなくちゃ...月間。

11月10日(金)

あまり仕事が進まない。一日のノルマをたてても,たいていその通りにいかないのは,いったい何が悪いのでしょう? 無理な計画を立てすぎなのか,8割程度まで進めばまあいいかっていう性根の問題なんでしょうか? ...って考えていてもしょうがないんだけどね。まあ時間はつぶれるかな(←つぶすなよ!)。

I君がスズキの餌のヒメダカを買うのに付いていく。今回は小型のバスに乗り中野坂上の近くへ。餌用浮きガエルなんてのも売っている。ちょっとスズキに与えてみたくもあるが,何となく見てるうちに情がわいてきてしまい,買わずにすます。水槽用蛍光灯を2本購入。帰ってからさっそく取り替える。なんか変わった? 以前に比べて黄緑っぽい色合いに。かえって暗くなったような...

夕食代わりのつまみ(スナック菓子とかw)を肴に,ケニアのタスカー・ラガーを飲む。アフリカのビールって南ア共のキャッスル・ラガーに続き2種回目でしたが,こちらも普通においしいビールでした。

11月9日(木)

夕方から本郷に。職場の状況について詳しく説明。いずこも同じく大変なようだ。

休肝日。なんか疲れた。アルコールなどあってもなくても,すぐに眠れそう。

11月8日(水)

木曜日に播いた蕎麦のスプラウトは一週間でこれだけ成長(写真左)。週末には収穫できそう。それにしても成長度合いがバラバラではあるけれど。ルッコラもまあまあの出来かな(写真右)。今回はベッドとして砂を使ったせいか,しっかり根もはっている。

 

昼間に集まり,問題点のまとめ。

夕方,「夕焼けがきれいだ」とI君が呼びに来たので,仕事の手を休め,Aさんと3人でしばらく眺める。空気がきれいらしく,富士山もくっきりと見える。気持ちいい。 しかしまだ5時前だというのに,暗くなったものだ。

夕食に昨日の夜もらった弁当を食べる。すっかり存在を忘れていて,朝になり慌てて冷蔵庫に入れたもの。昼間に食べるのも,これまたすっかり忘れていた。今の時期だったらたぶん大丈夫だろうということで,食べてみたが,とりあえずは大丈夫そうだ。

西澤保彦リドル・ロマンス』を読了。−−報酬は、あなたの「心」。あなたの気づかぬ「あなた」を探る。流れるような光沢の黒髪、昏い光をたたえた双眸、くっきりとした鼻梁、そして尖った顎…謎の美形心理探偵「ハーレクイン」登場! クライアントの心を操って、胸にしこる葛藤を切り開き、深層心理から吹き出す血と膿を吸血鬼のように味わう探偵の鮮やかな手腕。−− 本格推理のようで本格推理じゃないようで...(って,定義によるだろ)。西澤保彦というと,『麦酒の家の冒険』に代表されるような“パズル”のイメージが先行しているけれど,実際には“実は○○だった”(そんなのわかるかい!)的な話が多くて,本当の意味でのパズル小説はそれほど多くないような気がする。この短編集も他の短編は“実は...”という,西澤作品によくあるパターン(もちろん,それはそれとして十分面白い,というかレベルはすげー高いと思うよ)。まあ,なんでわざわざそんなことを考えたかというと,有栖川有栖が解説で“いつもの西澤ミステリと違う”とか書いてるから,そんなこともなかろうと思ったしだい。実はタックシリーズだって似たようなもんだろう(探偵役自身がわざわざ“妄想”だの“まったくの想像”だのと言ってるわけだし)。 本作中では,「イリュージョン・レイディ」と「アモルファス・ドーター」がとてもよかった。どちらも‘推理’の過程がしっかりしているし(結局それかい! 笑),にもかかわらず意外な真相っていうのも際だっていると思う。ラストも余韻が残るいい終わり方だ。ちょっと納得いかなかったのは「クロッシング・ミストレス」。何で相談者がそんなにとりみだすのかがよくわからない。“仕方がないよね”ぐらいの反応でいいような気もするんだけど,当事者だったらそんなもんなのだろうか。ネタ的にはけっこう細かい所に突っ込んでいて,逆に“ほっといてやれよ”などと思ったけれど。皮肉効きすぎ。で,内容には関係ないが,今回買ったのは文庫版なんだけど,表紙のイラストが個人的にはいまいちイメージに合わないようはちょっと不満。

余談を少し。本作のモチーフの元となったと思われるアガサ・クリスティのハーリ・クイン氏ものですが,異色作ですが名作です(高校時代にクリスティ好きの友達(ただしポワロ・ファン)に“いい”と勧めて賛同してもらえなかったのはちょい悲しかったけど)。ハーレ・クインものは短編ばかりで『謎のクイン氏』という1冊にまとめられていて,幻想小説としても面白い(恋愛小説としての要素も大きいんだろうけど)。個人的には,クリスティの作品中のベスト5に入ります。とはいえ,僕が一番好きだったのは『謎のクイン氏』に収録されなかった「愛の探偵たち」のほうなんだけどね。こちらは『リドル・ロマンス』の中の,某作品に対応していますので,未読の方はぜひ読んでみてください。

寝酒にビオス・ブラームス・ブルゴーニュ。ベルギーは東フランダースのレッドビール。よくあるレッドビール(西フランダース産)に比べると甘味が少ないのが特徴か。このぐらいあっさりしてる方が,個人的には好きかも。また買ってみよう。

11月7日(火)

ゼミに衛生管理に。

予算消化シーズン到来? っていうか,10月になるまで予算が使えないって,こっちの問題をどうにかしてくれよ。もうとっくにシーズンが終わっているというのに...

夕方から本郷。仕事が長引いて,少し遅刻。今後の方針を話し合う。いろいろと問題山積み。

ブロッコリのスプラウトの調子が悪いので,無事に成長した芽だけを別容器に移す。どうも難しい。

ルッコラの種を播く(4回目)。来週は出張もあり面倒をみられないので,スプラウトはこれでちょっとお休み。

11月6日(月)

月曜の朝はいつも眠い。まあいつもの...

健康診断の結果が送られてくる。ポイントは,1) BMI:20.1,やせ気味だが範囲内。2) 視力:左右共に矯正して1.2,眼鏡を変えて1年だからこんなもんか。思ったより下がってなかった。3) 赤血球:429×104mm3,正常参考値の下限を下回った。ただヘモグロビン量は問題なしと。ということは,赤血球中のヘモグロビン密度が高いってことだね。だからどうなんだというのはわからんが。4) HLDコレステロール:67mg/dl,LDLコレステロール:83mg/dl,前者が善玉で後者が悪玉らしい。善玉が多めで悪玉が少なめと。中性脂肪が48mg/dl,ということで,これも少なめ。うーん,食生活(特に食事時間)がいい加減で,抜くことも多かったりするのが,まあ数値としてでているのかな。まあ,体調的には悪くないということで,とりあえずめでたしめでたし。こうして数値をいろいろ眺めているのは,けっこう楽しい。

春菊(写真左)とべんり菜(写真右)は順調に芽(根?)が出始める。春菊は今回は早めに日光に当ててみよう。

 

寝酒にサグレス・ブラック。ポルトガルの濃色ラガー。おいしい。味からしてシュバルツっぽいけど,デュンケルのような後味も。どっちだろう? まあ,どっちでもいいか。

11月5日(日)

神保町をまわる。タクトに戸川純関連の中古CDがけっこう出ていたが,近年の紙ジャケ再販攻勢の余波か。売っているのは中古の普通のCDだったけど。それなりに高いねぇ。3000〜4000円といったところが多い。

新宿二丁目のランプ亭で久しぶりに牛丼を食べる。前に食べたときはちょっとイマイチな気がしたけれど,そうか!浅漬けを付けなかったからか! 途中,二丁目という場所がらのためか,ワケあり風の男性2人組が入ってくる(一瞬,普通のカップルかと思った)。ピットインが隣なので,この店にはたまに来るのだが,今までそういうのに出あわなかったのは,気が付かなかったのではないのなら,牛丼屋という‘店がら’のせいか?

ルッコラの芽が順調に伸びてきた(写真左)。蕎麦はまだまだ(写真中)。ブロッコリは水を吸って膨らんだきり,発芽しない種がけっこうありそうな感じ(写真右)。密度が高すぎたのか?それとも水のやりすぎ?

  

寝酒にベアードビール(沼津の地ビール)のワーキングマンズ・ダーク・マイルド2006。イギリスの労働者が肉体労働の後に好んで飲んだと言われるマイルド・エールを再現したものらしい(再現ってことは,今ではそんなにないのかな?)。このスタイルは初めて飲む。ポーター(黒ビールの一種)に似た味で,ちょっとそれより苦みなどがあっさりめ。飲みやすくておいしい。

11月4日(土)

メモ:“経済成長”に関してネットの一部で話題になっている,興味深い一連の議論のうちの一つ。「経済成長は、ぼくたちの努力や成長の総和でしかない」(山形浩生の「経済のトリセツ」より)。GDPとかなんとか,試験勉強で読んだり学んだりしたけど,何となく自分の生活との関連では実感がわかなかったりしたわけで,こういう視点から考えたことなどまったくなかった。こういうのを読むと,自分ももうちょっと頑張って働こう(改善もしよう)などと思ったりする。まだこれから,ぼくたちは成長するのだ。

昼間は家でもちょっと一仕事(内容は秘密……)。

夕方より目黒の田中屋へ。ビール5本を購入。今回の目玉は,イギリスのHarvey's Imperial Extra Double Stout。インペリアル・スタウトというのは,ロシアのエカテリーナ2世が好んだ高アルコールのスタウトだそうです。このスタイルのビールを飲むのは初めてなので,ちょっとうれしい。350mlほどで828円(税込)と,いつもより豪華。他にもベアードのマイルド・エールやケニアのビールなど。

池袋駅のカレー屋できのことエビのカレーを食べる。アンケートを書いて出したのに,スタンプが1個しか押されてないような気がするけど,気のせい?

ルッコラの芽が少しずつ伸びてきた(写真左)。順調に成長してくれるのいいが。同時に播いた蕎麦のほうは,種の殻が固いせいか,まだ一部に根が出てきた程度(写真中)。昨日播いたブロッコリは,水を吸って種が少し膨らんできた(写真右)。

  

ルビーかいわれは成長が早い。昨日は3cmほどだったが,今日は既にこんな感じ(写真左)。べんり菜の種を播く。種が小さく砂の間に埋まってしまうため,表面にペーパータオルを敷いてみる(写真右)。

 

寝酒にウエストマル・トリペル。ベルギーのトラピスト修道院で作ってるビール。アルコール9.5%。少しずつ味わって飲んでいると,だんだん体が温まってくる感じ。これからの季節はこういうビールが合いそうですねえ。

11月3日(金,文化の日

世の中は国民の休日らしかったが,すっかり忘れていた。職場に出勤したら誰もいなかったので,ようやく気が付く。間違って10月のカレンダーを見ていたので,月曜日が休みだと思っていた(要するに体育の日と勘違いしてたわけだ)。しょうがない?ので,そのまま一仕事。11月末日が5年間の報告書の締めきりだしね。 昼には,I君までもが平日と間違えてやって来る(というか昨日僕が平日だと嘘を教えた可能性も...)。まあ,彼も仕事を抱えているので,休みでもどっちみち来てたでしょうが。

べんり菜を収穫(写真左)。特に問題もなく無難。蕎麦と共に讃岐うどんに乗せて食べる(写真中)。一昨日播いたルビーかいわれ大根も順調(写真右)。とても育てやすい。かいわれ大根が量産化されメジャーになった理由がわかる気がする。春菊とブロッコリの種を播く。

  

そんなわけで,休日とはいえパッとしない一日(毎度のことか...)。

11月2日(木)

31日に播いたばかりのブロッコリが全滅。水が多すぎて種が呼吸できずに死んでしまったらしい。最初に育てた時はもっとこまめに扱っていたのに,油断しすぎた。ルッコラもダメそう(写真左)。根がないので水を吸収できないのか,しなびてしまった。3回目のルッコラ(写真中)と蕎麦(写真右)の種を播く。

  

さて,ウ○○の仕事はどうしよう。書くべきか。

衛生管理の巡視予定を3月分までたてる。まあ,この通りにはいくはずないのはわかってる。

今日こそは寝酒にリンデマンス・キュベ・ルネ。酸っぱい。リンデマンスのフルーツ・ランビックはけっこう甘めなんだけど,グーズはやっぱり酸っぱい。砂糖とか入れて飲んでもいいのかな。

11月1日(水)

今日も蕎麦のスプラウトを収穫。次から次へと伸びてくれるので,なかなか育てがいがあっていいですね。ルッコラはだいぶ枯れかかってきたので,元気な苗を抜いてみたが,ほとんど根が出ていないことが判明。キッチンペーパーが悪かったのか。でも同じ条件でマスタードは大丈夫なんだけどな。ルッコラの種は発芽時に粘液が出るのでそれが目詰まりしたのかもしれない。とりあえず応急処置として,元気がいいヤツだけ,別の容器に移してみる。春菊の第一弾はほぼ枯れてしまったので,こちらはあきらめる。

しかし最近はライブとかに行けてないな(月1回程度)。朝晩水換えをするだけのスプラウトが障害になっているとも思えないし。そこそこ仕事は忙しくなってきてるけど,扶養家族がいるわけでもあるまいし(笑),行けないはずはないんだが。どうもそこまで気力が残っていない。この前も,トイレに行こうとして気が付いたらベランダに立ってたりして,別に疲れているつもりもないのに,何となくボケボケ。

寝酒にリンデマンスのキュベ・ルネ(グーズ・ランビック)を飲もうと思ったんだけど,コルク抜きが見つからずに断念しました。終わり!  基本的にお疲れモード。


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