日々の記録

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本(ミステリー中心)の感想とライブ(ジャズ&ロック)の感想,熱帯魚の飼育記録なども兼ねてます。ミステリーの場合にはネタばれもあるので,ご注意下さい。(スタイルシート可の設定のもとでは,ネタばれ部分の文字は見えないようになっています。マウスで選択し反転させると読めます。)

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2007年2月

3月20日(火)

ぼちぼち。なんか暖かくなってきたな。

3月19日(月)

産業医による職場巡視。僕が付き合うのもこれが最後。終了後,引き継ぎの作業。報告書等もまとめ直す。さて,管理者としての仕事も後1回,職場巡視をして,その報告をするだけ。

3月18日(日)

ぼちぼち。

3月17日(土)

戸板康二の短編集『團十郎切腹事件』を読み始める。最初の頃はミステリを書くのに慣れていない(元々は歌舞伎などの劇評家)せいもあるのか,今のところあんまりピンとこないが,だんだん面白くなってくるのかも。5巻まであるし。

3月16日(金)

なかなかうまくいかないな。あまり力になれず。あまりというか,ほとんどいうか。

今朝は東京で初雪があったらしい。観測史上最も遅い初雪。前に新宿でもちょっと雪が降ったはずだが,気象庁がある大手町で降らない限り,記録にはならないそうだ。確かに静岡市で初雪とか言う際に,南アルプスで降ったぶんは考慮に入らないものなあ。

佐藤友哉『フリッカー式』が文庫化されたので購入。笹井一個さんによる表紙イラストがいいですねえ。色遣いとかも。中身はわりと手を入れたようなことも後書きにかいてありましたが。さてさて。

3月15日(木)

職場(事業所)の送別会あり。その前に先生方4名による最終講義。所長の若い頃の写真が出てきて,当時はだいぶ痩せていたのにビックリする。ちょっと難しい話のほうは少し居眠りしてしまいました。すみません。送別会はかなり盛況でした。センターのTさんが同じ町内に住んでいることを知る。でもチャドクガは飛んでこなかったらしい。やっぱり局所的な現象だったんだな。二次会も考えていたのだけど,予定がうまく合わず断念。また次にやりましょう。

3月14日(水)

就業規則改正に対する意見交換会があったもよう。まあ僕が出たわけでもないが,ちょっとメモ。今年のメインはまず,就業時間(昼休みの延長+就業時間の延長)。どういうところから要望が出たのか不明。なんかどんどん(規則により決められた)帰る時間が遅くなってきてるなあ。実質的にはあまり影響ないけどね。微妙なところか。次に地域手当の一律化(多少アップ)。僕の職の場合,いわゆる転勤はないんだけど,まあ移った時に1割減るのはダメージが多そうだし,こちらは概ね賛成。

難しい相談を受ける。いろいろと混乱の種はつきないねぇ。制度的には厳しそう。

3月13日(火)

今年度最後の衛生委員会。衛生管理者の任期が切れるので,僕にとっては,とりあえずは最後の衛生委員会(少なくとも今の場所では)。2年間お疲れ様でした。なんか僕だけ交代するのはちょっと気が引けるなあ。

先日耳掃除をした際に,耳垢を奥に押し込んでしまってから,人の話が聞き取りにくいだけじゃなく,車の音が遠くに聞こえて,ちょっと危ない状態に。これじゃまずいということで,とうとう耳鼻咽喉科に行ってきました。どうも,無理にとろうとしたせいか,耳道が腫れているらしい。「悪戦苦闘の後が残ってますね」と言われてしまった。それで聞こえにくくなったのか。けっこうデリケートなんだなと実感。とにかくさらっと耳掃除をしてもらい,薬を塗ってもらう。僕の場合,普通の人より耳道(特に左の)が細いらしい(イヤホーンとかも左の耳にうまく入らない)。市販の綿棒を使うとかえって押し込んでしまうので注意とのこと。じゃあ何を使えばいいのかと質問したところ,「精密機器の汚れをとるのに使う細い綿棒かな。」「あれこれ苦労しなくても,いくらでもとりますから」と言われた。そのたびに医療費がかかるのもねえ。

3月12日(月)

ぼちぼち。

3月11日(日)

若竹七海海神の晩餐』を読了。単行本を買ったきり積んであるのを忘れて,光文社文庫版も買ってしまいました。−−1932年、資産家の家に生まれた本山高一郎は、アメリカへ修業の旅にでることになった。その前日、横浜で久しぶりに会った旧友の河坂から、一編の謎の探偵小説の原稿を譲り受ける。高一郎は大型客船・氷川丸の船上の人となるが、この原稿の謎にせまるうちに数々の不可解な出来事に遭う……。豪華客船タイタニック号から消えた謎の原稿をめぐる推理ゲーム!−− 若竹さんの小説は安心して読めるというか,一定以上のクオリティを期待できるのがうれしいですね。特に航海(船上)ものはとてもよいです。複数の登場人物の,人間模様みたいなのがよく書けてるのは,いつもながら。それぞれ個性的で魅力ある登場人物がバタバタどたどた(結局この二人結婚したんだ,的なお約束の部分もありますが,そうじゃなかったらかえって気持ち悪いかも)。時代ものを古くさくさせないセンスのよさを感じます。ラストのほろ苦さ,余韻の残し方もよいです。山田風太郎の『明治波濤歌』をちょっと思い出す。

新宿の本屋で買い物。古川日出男『13』・荻原浩『母恋旅烏』・加納朋子『レインレイン・ボウ』。読んでない本が貯まるといいつつまた買う。

コミック売り場で,諸星大二郎諸怪志録1・異界録』と自薦作品集2『彼方へ』を購入。『彼方へ』はカオカオ様が面白いですね。彼のノンシリーズ物の短編の中でも,特に気に入りました。こういう話をもっと読みたい。『諸怪志録』は昔連載中にたまに立ち読みしてました。五行先生が出てくる話と出てこない話がほぼ交互にあったんですね。よく覚えていなかった。いくつか覚えている話もあり(「三呆誤計」とか「小人怪」とか,どちらも五行先生出てこない 笑)。

60cm水槽が藻類で汚くなっているため,いまさらながらサイアミーズ・フライングフォックスを3尾導入。とっくに手遅れだとは思うのだが,気持ち程度の効果だとも思うのだが。久しぶりに飼うフライングフォックスだが,藻を食べているところを見ると,やっぱりけっこうかわいい。


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