日々の記録

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本(ミステリー中心)の感想とライブ(ジャズ&ロック)の感想,熱帯魚の飼育記録なども兼ねてます。ミステリーの場合にはネタばれもあるので,ご注意下さい。(スタイルシート可の設定のもとでは,ネタばれ部分の文字は見えないようになっています。マウスで選択し反転させると読めます。)

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2007年6月

6月10日(日)

京極夏彦『後巷説百物語』・岩井三四二『月ノ浦惣庄公事置書』・小路幸也『空を見上げる古い歌を口ずさむ』を購入。昨日買ったのと合わせてみても,歴史・時代ミステリ系が多いな。

6月9日(土)

例によって書店巡りなど。吉田一郎『国マニア―世界の珍国、奇妙な地域へ!』 を買いました。どう見ても,世界飛び地領土研究会の人ですよね。内容はホームページに載っているものとほぼ同じ(より簡潔だけど)です。仕事で香港に長くいた人だったんだ。他には近藤史恵『二人道成寺』 ・柳広司『黄金の灰』・芦辺拓『殺しはエレキテル』を購入。どんどん本が積み上がります。どう考えても,読み終わる本より新たに購入する本のほうが多いぞ。

6月8日(金)

宇月原晴明『信長−あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』を購入。AさんがAmazonで頼んだのに便乗。普段は直接見て買うか,ない時はBK1で頼む。まあ,ちゃんと届けばどちらでもいいんだけど(単にマイナー指向なだけ)。

2日続けてのライブ鑑賞。今日は『summit2007 vol.7』。会場の渋谷公園通りクラシックスは初めて行きましたが,なかなかよさそうな立地ですね。まず最初に演奏したのは,ねむり(大庭将裕laptop, 柿本論理cb, 榎戸邦慶g, 藤野洋佑electro)。平均年齢18歳だそうで。とてもそうはみえない演奏。彼らがどうやってこういう音楽に出会ったのかすごい興味がありますねえ。僕なんて30近くになりようやく聴けるようになりましたけど(今多によくはわかりませんが,半ば怖いもの見たさ?)。後半はsim(大島輝之g, 大谷能生electro,key, 植村昌弘ds)+ 大友良英。大友さんのturentable演奏は久しぶりだったそうで。そういや以前はONJQとかでも使っていたように覚えているのですが,最近見てなかったか。僕の立ち位置が悪く,何をしているかよく見えなかったのは残念でした。まあ,圧倒的な音空間(っていうのかな?)でした。こんなわけがわからない(ように聞こえる)音楽のでもとにかく凄かったぞ。

6月7日(木)

The World Heritage(山本精一g, 鬼怒無月g, 勝井祐二vn, ナスノミツルb, 吉田達也ds) のライブに行きました。前回みれなかった山本精一さんがすごくかっこよかった。他のメンバーもかっこいいんだけれど,彼らの場合はまあ演奏を見慣れているということもあるので。1曲だけ,ゲストヴォーカルとして久保田安紀さんが参加。休憩時間等にメンバーと話をしているのを見かけたので,あるだろうと思っていたら,ありました。インプロバンドなので,とうぜん歌詞なしのインプロ。vo付きのThe World Heritageもなかなか面白いです。ACID MOTHERS TEMPLE SWR『STONES, WOMEN & RECORDS』を購入。編集しまくりのヤツを7月のレコ発で再現してみたいのでお楽しみにとのこと。さっそく予習しておきましょう。

6月6日(水)

6月5日(火)

佐藤友哉灰色のダイエットコカコーラ』を購入しました。何だかんだで長らく待たされた「色」シリーズ。ようやく読むことができて,とてもうれしいです。もったいなくて,まだほとんど読んでないのですが...。唯一ファウストで読んだことがある「虹色のダイエットコカコーラレモン」をぱらぱらとめくってみました。掲載してた短縮版のラスト?の唐突さがすごい好きだったのですが,こうしてちゃんとした形で見てみると,衝撃が少し薄れた感じw。あれが短縮版ってことは,今回伸びた後半部分はおまけということなんでしょうか? とりあえずは全部通して読んでみないと何とも言えないけど。

そういえば,三島賞決定の翌日に『1000の...』が置いてなかった新宿地下の中堅書店ですが,寄ってみたらやっぱり今回も置いてなかった。まあ,そんなもんでしょう。他にも長嶋有『エロマンガ島の三人 長嶋有異色作品集』・巽昌章『論理の蜘蛛の巣の中で』を購入。後者は本格ミステリ大賞の評論・研究部門を受賞。舞城王太郎あたりまでが範囲に入っているようなので,それら近年の作品がどう評価されているのか興味ありです。

6月4日(月)

6月3日(日)

戸板康二グリーン車の子供 中村雅楽探偵全集 2』を読了。1冊目よりだんぜんいいですね。日常の謎系の短編が多い。特に推理作家協会賞受賞の表題作がいいですね。ちょっとほんわり。意外性みたいなのは少ないですが,起承転結がきちっと決まっているというか,要するに皆が言うところの“短編のお手本”みたいな作品。また,なかにはわりと悲惨だなー的な話もあったりするのですが,雅楽らの人柄のせいであまり暗くならずにすんでいます。そういう点でも,ミステリーマニア以外の人にもお勧めできる作品だと思います。しかしまあ,このシリーズ。全5冊(今回は2冊目)が,毎月コンスタントに出版されるようなので,うれしい気持ちの反面,このままどんどん読めちゃうのも,ちょっともったいないような気がしますね。

6月2日(土)

オープンなんちゃらの日。とりあえず早めに出勤して,講堂にポスターを運び込む。ちょっとゴマすりっぽいかも。いやだいやだ。とかなんとか。 ...で,結果イマイチ。果たして来年度は新人が入ってくれるだろうか?

6月1日(金)

何事も早め早めで。


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