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 調子にのってもう一本!...
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「えっ、脱ぐの?」
アスカは、シンジの瞳を見つめたままゆっくりと首を縦に振った。


◇◇◇ シンジ・・・大人への脱皮・・・その4 ◇◇◇


「直接見れば、直す方法が分かると思うの」
シンジは、アスカの真剣な目を見て答え始めた。
「・・・分かったよ、恥ずかしいけどアスカなら・・・」
「私なら・・・?」
アスカの顔が一瞬ほころぶ。
「アスカなら我慢ができるよ」
「ありがとう、シンジ!」
アスカは、そのシンジの言葉が嬉しかった。

やっぱりシンジは、私の事を・・・ファーストより私の事が・・・

アスカは、嬉しかった。
しかしシンジは、それどころではなかったのだ。
一体、自分の身に何が起こっているのかを早く知りたかったのだ。
「ちょっと待ってね、アスカ」
シンジは、アスカに声をかけると多少照れながら、股間の部分が濡れた真っ白なブリーフを脱ぎ取った。

アスカは、目を見開いてしまった。
その視線は、始めてみる男性のソノ部分に釘付けとなっている。

これが、男の・・・

シンジの股間には、まだ生えかけと見られる細くてしなやかな陰毛が、まばらに点在していた。
そしてその下から、アスカの親指ほどの突起物がチョコンと出ている。

シンジの・・・プツ・・・小さい・・・

シンジの全てを見てしまったアスカは、笑いが吹き出してしまいそうなのを必死で堪えた。
だがアスカは、まだ全てを理解しているわけではなかった。
シンジの股間のモノが、彼女の親指サイズであったのはシンジが感じる不安のためなのである。
その事にアスカは、まだ気が付いていなかったのだ。

「シンジ、足は開いたまま、その椅子に座って」
アスカは、込み上げてくる笑いを堪え、真面目な顔でシンジに言った。
「うん」
シンジは、素直にアスカの指示に従った。
アスカに自分の全てをさらけ出している事に、すでに恥じらいを無くしたからだ。
完全に医者に見てもらっている患者状態になっていた。

シンジが、足を広げたまま椅子に座ると、アスカはシンジのソレに顔を近づけた。
その大きさは、どう見ても自分の親指の大きさと大差が無かった。
そしてシンジの下腹部から男の部分までは、全体的に白い粘液でネットリと濡れていた。
さらに、シンジのソノ先の部分からは、白い粘液が糸を引くように垂れ落ちているのだ。
「やっぱりね・・・」
アスカは、全てが分かったような口調で呟いた。
「やっぱりって、分かったのアスカ!!」
シンジは明るい声で、アスカに聞き返してきた。
「もちろんよ、シンジ。私を誰だと思ってんのよ〜!!」
「で、何なの?」
シンジの瞳から不安の色が消えていく。
「うん、どうやらシンジは・・・」
「ボクは・・・」
シンジは、何か考え込み出したアスカに身を乗り出しながら尋ねた。

まいった・・・なんて答えようか?う〜ん・・・

アスカは、いかにも日本語に直していますよ、という顔でしゃべり出した。
「ん〜・・・日本語でなんて言ったっけ・・・」
「・・・」
シンジは、しっかりとアスカの顔を見詰めている。
彼にとっては、アスカだけが救いの女神なのだ。

早く、何か言わないと・・・バカシンジが信用しそうな何かを・・・

アスカの頭の中は、使徒との戦闘中よりもその思考をフルに働かさせていた。
「そう! 思い出したわ、男性陰部性機能制御障害症よ」
アスカは、元気な声でシンジに伝えた。
「・・・男性陰???障害症?」
シンジは、アスカの言った言葉がよくわからなかった。
アスカは、うまく反復できないシンジにもう一度、ゆっくりと自信たっぷりに話した。
「そう、男性陰部性機能制御障害症よ」

どう、シンジ、これだけ漢字が長く並んだら、訳が分からないでしょう?・・・

アスカの表情が、段々と優越感の笑みを浮かび始めた表情に変わり始めた。
「・・・それって、直るの?」
シンジは、キョトンとした顔でアスカに尋ねた。
アスカの思惑通り、シンジにはその病名すら理解できなかったのだ。
「・・・一人で直すのは無理って聞いているわ」
アスカは、シンジの問いに再び視線を逸らして弱々しく答えた。
「じゃあ、直してよ! アスカが直してよ!」
一度は安心し落ち着いたシンジだったが、アスカの言葉でまた焦り始めた。
シンジにとっては、まさにやっとの思いで上った天国から、一気に地獄へと突き落とされた感じである。
「分かったわ、でもここじゃ、直せないの」
アスカは、すこしなげやりな態度でシンジに向かって言った。
「えっ〜!! それじゃあ、どこに行ったらいいの?」
シンジは、アスカに詰め寄った。

ど、どうしよう・・・人がいっぱいいるところだったら、どうしよう・・・

オロオロしているシンジにアスカは、キッパリと答えた。
「お風呂場よ」
「お、お風呂場?」
それが彼にとってはかなり意外な場所であったのか、シンジの目が点になってしまった。


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 も、もう少しなのに.........つづく...
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新人太郎「はじめまして、監督の新人 太郎です」
すのー「おおっ、世界初、作者さんのコメント乱入だ(爆)」
アスカ「…はっ、アタシは何故またここに!!」
すのー「折角作者さんがコメントに乱入してくれたんですもん。接待役です(きっぱり!)」
アスカ「ど、どういうことよぉ!!二度と十八禁コメントには出演しないって言っておいたのに…。アンタたち殺すわよっ!」
すのー「ふむ…彼女、思いのほか怒ってますね。どうします?新人太郎さん」
新人太郎(この娘は、おだてておけば...)
すのー「あ、なるほど…アスカさん、美人ですねえ(^^)」
アスカ「…やっぱり、無理がない?この作者さんのコメントを辻褄が合うように埋め込むっての…(汗」
すのー「苦心させられます(笑)」
新人太郎「いやぁ〜、それほどでも...」
アスカ「おいおい…」

ぜひぜひ感想やリクエストを新人太郎さんに届けましょう!

shinjin@tarou.club.or.jp
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