「お、お風呂場?」
それが彼にとってはかなり意外な場所であったのか、シンジの目が点になってしまった。


◇◇◇ シンジ・・・大人への脱皮・・・その5 ◇◇◇


アスカは、少し疑問を持ち始めたシンジの目を見て、真剣な顔で彼に言った
「そこでまず患部を奇麗に洗い流さないとダメなのよ」
「わかったよ、アスカ、すぐに行こう!」
元気を取り戻したシンジは、跪くアスカの前でいきなり立ち上がった。
その瞬間、彼の股間にある小さなシンジが、彼女の目の前で上下にプルルンと揺れた。
アスカは、シンジの股間から目を離し、自分の頭の上にあるシンジの顔を見上げて言った。
「シンジから先に入って待っててくれる?」
「うん」
シンジは、首を大きく縦に振って返事をすると、その小さなお尻をアスカに見せ走りながら
バスルームへと向かって行った。

単純なヤツ・・・あっ、私も準備をしなくちゃ・・・
アスカは、シンジの小さなお尻を目で追うのをやめ、立ち上がり自分の部屋へと向かった。

シンジは、浴室内で腰掛けに座りアスカが来るのを待っていた。

ああ見えても、やっぱりアスカって頭がいいんだなあ〜・・・
でもよかった、これでみんなに見せなくても直るんだ・・・
赤木博士にも内緒で・・・

しばらくして、浴室の外からアスカの声がした。
「入るわよ?」
「うん、いいよ、アスカ」
アスカが、浴室のドアを開け中に入ってきた。
「何よ、あまりジロジロ見ないでよ」
「ご、ごめん・・・」
シンジは、水着姿で入ってきたアスカに思わず見とれてしまっていた。
アスカは、少し照れながらも、壁にかけてあるシャワーを手に取り、シンジの前に腰を降ろした。
「それじゃ、いいわね?」
アスカの表情は真剣であった。
シンジは、彼女の言葉にコクリと頷いた。

どうやって直すのだろう・・・痛くないのかな・・・

シンジの心に不安が少しずつ現われ出してきた。
アスカは、温水と冷水の蛇口を開きシャワーからの温水を、自分の腕にかけながら温度を調節していた。
「どう、熱くない?」
シンジの股間に少し温めのシャワーがかけられた。
「うん、大丈夫だよ、アスカ」
勢いよく出ているシャワーの水が、シンジの股間に付着している白い粘液をみるみるうちに
流し去っていった。
アスカの目は、シンジの股間に存在する男性自身に釘付けとなっていた。

やだぁ〜、シンジのがシャワーでプルプル動いている〜・・・

その勢いよく出ているシャワーの水は、白い粘液を流し去るだけではなく、シンジの体から突起している
部分にも激しく当たっているのだ。
アスカの目には、シャワーに翻弄されているシンジ自身が可愛く映った。
適当な頃合いをみて、アスカはシャワーを止めた。
「いい、さわるわよ・・・」
「う、うん・・・」
シンジは、これから始まる事に対して、ゴクリとつばを飲み込んだ。

アスカは、ゆっくりとシンジの男の部分に白くしなやかな手を伸ばした。

きゃあ〜!!・・・さわるのって初めてよ・・・どうやってさわったらいいの・・・

アスカは、胸の鼓動が早まっていくのを感じた。
彼女自身、男女の生殖器に関する知識を、高校と大学でかなりのレベルまで学んでいた。
当然、自分には分かる事ができない男性の構造と行動もしっかりと把握していた。
だが、机上の論理だけでは、頭で理解していても行動が伴なわないのである。
しかしアスカは、本能的に自分の親指と人差し指、中指の三本で、自分の親指の大きさほど
しかないシンジの先端をそっとつまんだ。
「あっ!!」
シンジは、声を上げてしまった。
アスカに、自分のモノをつままれた時に、自分の股間から頭に向かって突き抜けるような
「何か」が走ったからだ。

な、何だ・・・今の感じ・・・

シンジの突然の声に、アスカは思わず手を放してしまった。
「どうしたの、シンジ? 痛かった?」
アスカは、自分のさわり方が悪かったのかと思い、本当に心配してシンジの顔を見た。
「ううん、何でもないよ、アスカ」
シンジは、ニッコリと笑いながら返事をした。

アスカの指が、ボクのをちょっとさわっただけなのに、いったい何が・・・

シンジは、心配に自分の顔を覗き込んでいるアスカに、もう一度笑顔で言った。
「ボク、大丈夫だから、続けて」
アスカは、そのシンジの言葉を聞きほっとした。
「分かったわ、シンジ・・・じゃあ、もう一度いくわよ」
アスカの目が、再び鋭く真剣なまなざしへと変わっていった。


--------------------------------------------------------------------------------
 おーっと、時間だ.........つづく...
--------------------------------------------------------------------------------



その6へ もどる