はじめに

この文書は、日本ファルコムのアクションRPG「イース・オリジン」の攻略メモ(アドル編)です。詳細なボス攻略はほとんどイース・オリジン タイムアタック攻略のほうに寄稿したので、ここでは補足的な情報を主に扱っています。

この文書のなかで使用している画像はすべて「イース・オリジン」のゲーム内より引用しました。

基礎知識

アドルVer.YsF

基本アクション

通常攻撃
攻撃キーを連打すれば連撃になります。連撃回数は六回です。ブースト中は攻撃速度が大幅に向上し、連撃回数が増加。
ジャンプ斬り
攻撃キーを連打すれば連撃になります。連撃回数は三回です。連撃中に着地した場合は、そのまま地上連撃の途中に繋がります。たとえば、空中連撃を二回まで出した時点で着地し、そのまま攻撃キーを連打すると、地上連撃を三撃目から放ちます。ブースト中は攻撃速度が大幅に向上し、連撃回数が増加。
上突き
威力は通常攻撃より高く、多段ヒットします。ブースト中はヒット数が増加。
下突き
威力は通常攻撃より高く、多段ヒットします。スタン付加。二段ジャンプから放つとスタン効果の発生率が上がります。ブースト中はヒット数が増加。
特殊攻撃
前方に短くダッシュして剣を振るいます。多段ヒットしますが、威力は通常攻撃より低いです。命中するとランダムでDEFを下げます。DEF低下は三回まで有効です。ブースト中はモーションが大きく変わり、ヒット数が増加。
  • 基本アクションの各攻撃は、命中時にブーストゲージが上昇します(非ブースト時のみ)。
  • ブースト中にジャンプ斬りの四撃目やダッシュ斬りを放つと、ブーストゲージが大幅に回復します。
  • ブースト中の通常連撃を三撃目で止めると、多段ヒットする突きを放ちます。ブーストゲージが大幅に回復する効果もあり。

アーツ

《風霊》のアーツ
説明
風属性アーツ。旋風のように剣を回転させます。発動中は被ダメージを25%軽減し、滞空時間が増加。発動中も低速で移動が可能です。溜めると威力とヒット数、攻撃範囲が向上し、滞空時間も増加。
コメント
ヒット数が多く攻撃範囲も広いので、使い勝手のいい攻撃手段です。
《地霊》のアーツ
説明
雷属性アーツ。前方に向かって衝撃波をともなったタックルをおこないます。発動中はガード効果が発生。溜めると威力とヒット数、移動距離が増加します。
コメント
敵の攻撃を無効化しつつ攻撃できるのが利点です。ヒットバックやノックバックが発生しない状況なら、まとまったダメージを瞬間的に与えることも可能。
《焔霊》のアーツ
説明
火属性アーツ。前方に火球を放ちます。発動中は被ダメージを50%軽減。溜めると威力とヒット数、攻撃範囲が増加します。
コメント
通常スキルでも圧倒的な射程距離を誇りますが、ユニカの《紅蓮》と違って多段ヒットしないので、与ダメージには期待できません。溜めスキルもヒット数は少なく攻撃範囲は狭くで、スキル単体で見ると微妙な性能です。しかし、発動後の硬直がほぼないという特長があるため、連撃や下突きの硬直解除に使用すれば隙なく攻撃を当て続けることができます。
  • アーツの発動中はのけぞりとダウンを無効化します。
  • アドルVer.YsFのアーツにブースト中の強化はありません。

ブースト&バースト

ブースト
説明
ブースト中は被ダメージが半減し、移動中を除いてのけぞりとダウンを無効化。さらに基本アクションの各攻撃が大幅に強化されます。アーツは強化されません。ブースト発動時には多少の無敵時間があります。
コメント
攻撃能力が劇的に向上するので、タイム短縮のためにはわざとダメージを受けてでもブーストゲージを溜めるべきです。
バースト
説明
前方に強力なビームを放ちます。発動中は基本的に無敵ですが、そのあいだは移動できません。トールのバーストとは異なり、向きの変更も不可能。ただし、近距離なら全方位に攻撃判定があります。
コメント
攻撃範囲がやや狭く、攻撃方向の変更もできないのが難点ですが、威力は最高クラスです。ヒットバックが弱いため、敵を隅などに押しつけなくても継続的にヒットします。

アドルVer.YsⅥ

基本アクション

主力となるのはダッシュ斬り。威力は高く、ヒット数は多く、隙は少ない、と三拍子揃っています。もちろんDEF低下効果もあり。トールのジャンプ斬りと比較しても遜色のない性能です。

通常攻撃
攻撃キーを連打すれば連撃になります。連撃回数は三回です。装備中の武器によって攻撃速度と攻撃範囲が異なります(後述)。ブースト中は攻撃速度が向上。
ジャンプ斬り
攻撃キーを連打すれば連撃になります。連撃回数は三回です。連撃中に着地した場合は、そのまま地上連撃の途中に繋がります。たとえば、空中連撃を二回まで出した時点で着地し、そのまま攻撃キーを連打すると、地上連撃を三撃目から放ちます。ブースト中は攻撃速度が向上。
上突き
威力は通常攻撃より高く、多段ヒットします。
下突き
威力は通常攻撃より高く、多段ヒットします。スタン付加。二段ジャンプから放つとスタン効果の発生率が上がります。ブースト中はヒット数が増加。
特殊攻撃
前方に短くダッシュして剣を振るいます。多段ヒットし、威力も通常攻撃より高いです。命中するとランダムでDEFを下げます。DEF低下は三回まで有効です。ブースト中は攻撃速度が向上。ただし、敵によっては通常時よりもヒット数が減少します。
  • 基本アクションの各攻撃は、命中時にブーストゲージが上昇します(非ブースト時のみ)。

エメラス剣

《リヴァルト》
攻撃速度・攻撃範囲ともに中間的。剣技《ウインド》、剣魔法《メイルストロム》が使用可能。
《エリクシル》
攻撃速度が速く、攻撃範囲は狭い。剣技《サンダー》、剣魔法《ライトニング》が使用可能。
《ブリランテ》
攻撃速度が遅く、攻撃範囲は広い。剣技《フレイム》、剣魔法《イクスプロージョン》が使用可能。

剣技

剣技《ウインド》
説明
風属性剣技。基本の三連撃のあとにタイミングよく攻撃キーを押すと発動。全方位に攻撃判定のある回転斬りを放ちます。最大五回まで連続して発動することが可能。ブースト中は攻撃速度が向上します。
コメント
全方位攻撃なので乱戦向き。一対一のボス戦ではたいていダッシュ斬りのほうが有効なので、タイムアタックではあまり出番がありません。
剣技《サンダー》
説明
雷属性剣技。攻撃キーを連打し続けると発動。前方に向かって敵を貫通する突進攻撃をおこないます。ブースト中は攻撃速度の向上によって発動が早くなります。
コメント
通常攻撃を連打していれば自然に出ますが、通常攻撃よりダッシュ斬りを連発したほうが効果的な場合が多いので、あまり出番はありません。
剣技《フレイム》
説明
火属性剣技。攻撃キーを押し続けると発動。前方に多段ヒットする火炎を放ちます。発動前に攻撃キーを放した場合は通常攻撃が遅れて放たれるだけで、攻撃の威力は上がりません。ブースト中は溜め時間が短縮され、攻撃速度が向上します。
コメント
瞬間的に多段ヒットし、高威力。とはいえ、発動前の溜め時間を考慮すると、たいていの場合はダッシュ斬りのほうが有効です。使い所は、ダッシュ斬りが当てにくいときやダウン耐性が必要なとき。
  • 剣技の発動中はのけぞりとダウンを無効化します。

剣魔法

剣魔法《メイルストロム》
説明
風属性魔法。上空まで届く竜巻を発生させます。発動中も低速で移動が可能。溜めると威力とヒット数、攻撃範囲が増加します。
コメント
威力・ヒット数ともに優れており、無敵時間も長いので使いやすいです。攻撃範囲はさほど広くありませんが、上空まで攻撃が届きます。効果終了時の硬直はやや長め。
剣魔法《ライトニング》
説明
雷属性魔法。敵を自動的に追尾する雷撃を連鎖的に発生させます。溜めると威力とヒット数が増加。
コメント
他の攻撃手段では手の出せない位置にいる敵も攻撃できます。雷撃の軌道とヒット数は、距離や向き、タイミングなどによって大きく変動。
剣魔法《イクスプロージョン》
説明
火属性魔法。前方に多段ヒットする火炎を放ちます。溜めると射程が超長距離になり、威力とヒット数、攻撃範囲が増加。
コメント
最高クラスの威力に加え、ヒット数もかなり多いので、瞬間的に大ダメージを与えることが可能です。溜めスキルなら射程距離も圧倒的。しかもユニカの《紅蓮》とは異なり、距離によるヒット数の減衰がありません。
  • 剣魔法の発動中は基本的に無敵です。
  • アドルVer.YsⅥの剣魔法にブースト中の強化はありません。
  • 剣魔法の硬直はダッシュ斬りでキャンセル可能です。

ブースト&バースト

ブースト
説明
ブースト中は被ダメージが半減し、攻撃速度が向上します。剣魔法は強化されません。ブースト発動時には多少の無敵時間があります。
コメント
攻撃能力の強化はVer.YsFほど劇的ではないので、わざとダメージを受けてまでブーストゲージを溜める必要はさほどありません。とはいえ、ダッシュ斬りや《フレイム》の高速化が効果的な場合もありますし、無敵時間を利用して敵の攻撃をすり抜けることもできるので、被ダメージの軽減以外にも活躍の機会はあります。
バースト
説明
前方に強力なビームを放ちます。発動中は基本的に無敵ですが、そのあいだは移動できません。トールのバーストとは異なり、向きの変更も不可能。ただし、近距離なら全方位に攻撃判定があります。
コメント
攻撃範囲がやや狭く、攻撃方向の変更もできないのが難点ですが、威力は最高クラスです。ヒットバックが弱いため、敵を隅などに押しつけなくても継続的にヒットします。

ボス攻略

「召喚翼魔」ヴァジュリオン

効率よくダメージを与える

合体中のヴァジュリオンは一定時間が経過するか、一定回数の攻撃を受けた時点で攻撃/分裂をおこないます。このため、与ダメージの低い攻撃をヴァジュリオンの攻撃前に当てるのは効率が悪いです。

ヴァジュリオンは風耐性が高いので、合体後はまず物理攻撃を当てていきます。《風霊》/《メイルストロム》はヴァジュリオンの攻撃に合わせて使用するといいでしょう。

また、ヴァジュリオンの合体直後は与ダメージが大幅に低下します。一度に与えるダメージを増やしたい場合は、ヴァジュリオンが完全に両腕を開くまで待ってから攻撃してください。ただ、合体直後に攻撃したほうが究極的にはタイムを短縮できる……かもしれません。

ヴァジュリオンの攻撃を回避する

ヴァジュリオンはすべての攻撃を自分の右側から放ちます。このため、ヴァジュリオンの周囲を反時計回りに移動していれば、どの攻撃が来ても当たることはありません。

ただし、Ver.YsFの場合、ブーストゲージが溜まるまではわざと攻撃を受けたほうがタイム短縮になります。ヴァジュリオンの攻撃に合わせて溜め《風霊》を使用するといいでしょう。

Ver.Ys6なら、溜め《メイルストロム》で敵の攻撃を無効化できるので、わざわざ移動して攻撃を回避する必要はありません。

DEF低下は無意味

ヴァジュリオンに対して、特殊攻撃によるDEF低下は無意味です。特殊攻撃を当てるとDEF低下の表示は出るのですが、そのあとに攻撃してもなぜか与ダメージは増えていません。……バグ

「豪腕の狂騒獣」ベラガンダー

効率よくダメージを与える(Ver.YsⅥ)

下部の擬顔は基本的にダッシュ斬りで攻撃します。ベラガンダーが泡を吐くときはジャンプ斬りで攻撃。《メイルストロム》はベラガンダーの移動に合わせて使用すると無駄がありません。ただし、体液で滑ってしまうと大きなタイムロスになるので注意。

上部の弱点は物理耐性が高いため、《メイルストロム》による攻撃が有効。Easy/Normalでは溜め《メイルストロム》一回で、Hard/Nightmareでは溜め《メイルストロム》一回とダッシュ斬り数回で、規定のダメージを与えることができます。MPの残量と相談して使用してください。

「猛進の女戦士」エポナ

上突きの使用条件

跳び上がりながら槍を振り上げるエポナの上突き攻撃ですが、これはアドルがエポナの近くで空中にいるときにしか使用してきません。難易度の高いモードほど反応率が高く、Hardならこちらがエポナの近くでジャンプすると、なんらかの動作中でないかぎりほぼ確実に使用してきます。エポナの近くでは不用意にジャンプしないように注意しましょう。ただ、距離を取れば当たらないので、あえて使用を誘ってエポナの着地際を狙うのも手です。

連続突きの回避方法

エポナが放ってくる連続突きは、回数が多いとダッシュで逃げても距離によっては追いつかれます。そういうときは、エポナの横に回りこむようにジャンプしてから、ダッシュで距離を取りましょう。エポナが大きく方向転換するときは突きの速度が落ちるので、なんとか逃げ切れるはずです。《風霊》で滞空して回避するのはタイムロスが大きいので、おすすめしません。

エポナがフィールドの端付近にいるなら、回避するよりも溜め《旋風》や《メイルストロム》をぶつけたほうがいいでしょう。

障壁展開中のエポナを攻撃する

エポナが障壁を展開して、アドルの攻撃を無効化することがあります。しかし、この障壁は前方からの攻撃しか無効化できないので、後方に回りこんで攻撃すると、普通にダメージを与えることができます。また、こちらが攻撃を少し止めると、障壁は表示されたままですが、防御効果はすぐに消えます。動きを止めてくれるので、むしろ攻撃しやすいです。

「人食い無限足」ニグティルガー

柱の上にいるニグティルガーを攻撃する(Ver.YsF

ジャンプ中に溜め《風霊》を発動して左右に移動すれば、柱の上にいるニグティルガーにもダメージを与えることができます。

ニグティルガーの方向転換

ニグティルガーは、頭部の側面や後方の一定距離内にアドルがいると方向転換をおこないます。このとき、転換点には多くのパーツが密集することになるので、Ver.YsFなら溜め《風霊》で効率よくパーツを破壊することが可能です。

「戒めの頭蓋」ゲラルディ

腕による攻撃の法則

ゲラルディは、こちらが左に動いているときは左腕で、右に動いているときは右腕で攻撃してきます。ただし、どちらかの腕が破壊されている場合、正拳突きと叩きつけは必ず残ったほうの腕でおこないます。

ゲラルディの行動パターン(Easy/Normal/Hard)

ゲラルディの行動パターンは完全な固定ローテーションです。戦闘開始時のローテーションは以下のとおり。

両腕破壊前
  1. 正拳突き
  2. 衝撃波
  3. 正拳突き
  4. 叩きつけ
  5. 正拳突き
  6. 雷撃
  7. ザコ吐き
両腕破壊後
  1. 咬みつき
  2. ザコ吐き
  3. 咬みつき

ゲラルディのHPが半減したあとは、ローテーションが以下のように変わります。

両腕破壊前
  1. 叩きつけ
  2. 正拳突き
  3. 衝撃波
  4. 足場崩し
  5. 正拳突き
  6. 雷撃
  7. ザコ吐き
  8. 正拳突き
  9. 衝撃波
両腕破壊後
  1. 咬みつき
  2. 足場崩し
  3. ザコ吐き
  4. 咬みつき

両腕を楽に破壊する方法(Ver.YsⅥ)

ゲラルディの両腕には《ライトニング》が異常に有効です。溜めずに一回当てるだけで、両腕の耐久力が通常攻撃の一撃で破壊できるほどに減少します。《ライトニング》を放つタイミングによっては、逆にダメージがほとんど入らないこともあるので注意。

ゲラルディの口のなかに入る

ゲラルディがザコ吐きのために前へ屈むのに合わせて奥へジャンプすると、ゲラルディの口のなかに入ることができます。Ver.YsFでは、これを利用してゲラルディを二ターンで倒すことが可能です。詳しくは以下のリソースを参照してください。

「召喚醜魔」ジェノクレス

効率よくダメージを与える(Ver.YsⅥ)

戦闘開始と同時に接近して「ダッシュ斬り三回→溜め《メイルストロム》→ダッシュ斬り二回」と当て、以降はジェノクレスが出現するたびに「溜め《メイルストロム》→ダッシュ斬り連発」を繰り返します。

「飢えたる奇岩」コンスクラード

奇岩群を効率よく殲滅する(Ver.YsⅥ)

《イクスプロージョン》で二つの奇岩をまとめて攻撃すると効率がいいです。剣魔法のチャージ中は《フレイム》やダッシュ斬りで攻撃しましょう。砂の吸引力が強い場合は、奇岩に身体をひっかけながら《フレイム》で攻撃したほうが安定します。

打ち消せない攻撃

コンスクラードの攻撃のうち、棘ミサイル、果実ミサイル、甲虫の群は、なんらかの攻撃を当てることで消すことができます。打ち消すことができない攻撃とその対処法は以下のとおりです。

ダンゴムシ
説明
複数のダンゴムシを放ちます。ダンゴムシは障害物にぶつかると反射し、しばらくのあいだフィールドを転がり続けます。
対処法
当たらないようによく見て回避するしかありません。また、打ち消すことはできませんが、なんらかの攻撃を当てることで弾くことは可能です。
種子弾
説明
黒い種子の塊を帯状に見えるほど連続で射出します。
対処法
帯と帯のあいだに移動すれば当たりません。
砂津波
説明
砂地に波を起こします。回数はEasy/Normalで四回、Hardで六回です。
対処法
ジャンプで跳び越えます。また、コンスクラード本体の左右にいれば当たりません。
花粉爆撃
説明
本体周辺の砂を振動させるとともに花粉を噴き上げます。花粉は一定時間後に地上へ落下。こちらがコンスクラードの本体周辺にいると使用してきます。
対処法
予備動作が見えたらすぐに本体から離れます。花粉は噴き上がった時点で着弾位置が決まっているので、大きく移動すれば当たりません。

「残虐なる鎌」ピクティモス

効率よくダメージを与える(Ver.YsⅥ)

ピクティモスは頭部と胸部の二ヶ所に当たり判定があるので、この二ヶ所を同時に攻撃すれば効率よくダメージを与えることができます。溜め《イクスプロージョン》を二段ジャンプして放つのがいいでしょう。ピクティモスがのけぞっているときは頭部に攻撃が当たらないので注意。

「果敢なる女戦士」エポナ

上突きの使用条件

炎をまとって跳び上がり、槍を振り上げるエポナの上突き攻撃ですが、分身前は水獄の領域で戦ったときと同様、こちらがエポナの近くで空中にいるときにしか使用してきません。分身後はこちらの行動に関係なく、三体同時に上突きを放ってくることがあります(後述)。

上突き三連

分身後のエポナが上から降りてきたあと、三体並んで一直線に向かってきたら、必ず一斉に上突きを放ってきます。Ver.YsⅥなら、このときに《メイルストロム》をぶつけてやると効果的です。

「無慈悲なる三重奏」ザバ/ヨグレクス&オムルガン

使い魔を気絶させる(Ver.YsF - Easy/Normal/Hard)

使い魔がブレスを吐こうと口を開いたところに、横からかすめるようにして溜め《地霊》を当ててみてください。うまくいけば使い魔を気絶させることができます。実用性は皆無ですが。

使い魔を気絶させる(Ver.YsⅥ - Easy/Normal/Hard)

使い魔は溜め《ライトニング》を当てると気絶します。ただし、自動追尾の対象にはならないので、ザバを追尾する雷撃の軌道上に使い魔が入るようにする必要があります。やっぱり実用性は皆無です。

融合状態の使い魔を攻撃する際の注意

融合状態の使い魔は一定回数の攻撃を受けると、もう一方の使い魔と位置を交換します。ただし、融合直後と位置交換の直後は、攻撃を当てても回数にカウントされません。効果時間の短い攻撃をあまり早く当ててしまうと、位置交換が起きずに使い魔の攻撃を受けてしまうことがあるので、注意が必要です。

もっとも、融合直後と位置交換の直後に攻撃することにも利点はあります。攻撃を当てた回数にはカウントされなくても、ダメージ自体はちゃんと入っているので、ザバ分離後に与えなければならないダメージをそのぶん減らせることです。

「無双の戦鬼」キシュガル

キシュガルの行動パターン

キシュガルの行動にはいくつかのパターンがあります。

  • 戦闘開始直後には必ず氷柱の列を二方向に形成します。
  • 天に向けて青い光を放ったあとは、氷柱が落下してくるタイミングに合わせて高確率で氷刃(三方向)を放ってきます。
  • 一定回数の攻撃を連続で受けると障壁を展開します。
  • 障壁展開中に一定回数の攻撃を受けると、(こちらとの距離に応じて)必ず以下のどちらかの行動を取ります。
    • 氷刃を八方向に発射
    • その場に氷柱を形成してバックステップ

氷柱は火属性の攻撃で消せる

キシュガルが形成してくる氷柱は、火属性の攻撃を当てることで消すことができます。ただ、氷柱は放っておいても自然に消えますし、アドルの火属性攻撃はどれも氷柱の一掃に向かないので、意識して消す必要は特にありません。

Ver.YsFなら、《風霊》の発動中にわざと氷柱に当たって障害物を消しつつ、ブーストゲージを溜めるのも手です。

バーストの回避方法

キシュガルはHPが半分以下になると、アドルから距離を取ってバースト(氷柱を二方向に形成し、氷柱の列で挟んだ範囲に氷塊を落とす)を放ってきます。キシュガルから離れた位置にいると回避しにくいので、キシュガルがバックステップを繰り返してアドルから離れはじめたら、すぐに接近しましょう。氷塊が落ちてくる前に、ジャンプでキシュガルの背後に回ってしまえば安全です。

「至境の暗黒魔道」ダレス

ダレスの行動パターン

ダレスの行動パターンは第三段階を除いて完全な固定ローテーションです。第一段階のローテーションは以下のとおり。

  1. 光弾ばらまき
  2. 隕石群
  3. 光弾ばらまき(二方向)
  4. 隕石群(散開)
  5. 爆炎
  6. 氷結

第二段階も基本的には同じですが、ローテーションの最後に障壁の色に応じた精霊召喚が加わります。

  1. 光弾ばらまき
  2. 隕石群
  3. 光弾ばらまき(二方向)
  4. 隕石群(散開)
  5. 爆炎
  6. 氷結
  7. 風霊召喚/焔霊召喚/地霊召喚

第三段階の行動パターンは確認していません。確実に言えることは、完全に固定されたローテーションは持たないこと、同じ行動をランダムで繰り返すことぐらいです。

第二段階の障壁には剣技も有効(Ver.YsⅥ)

第二段階の障壁には、各属性の剣技でもダメージを与えることができます。以前は《フレイム》しか効果がなかった(と思う)のですが、サポートプログラムで修正されたようです。

黄障壁の破壊(Ver.YsF

溜め《地霊》を近距離から放つと、ノックバックが原因でうまく当たりません。空中から放つか射程ぎりぎりから放つと、効率よくダメージを与えることができます。

黄障壁の破壊(Ver.YsⅥ)

《ライトニング》はダレスとの距離によって当たるかどうかが変わります。戦闘開始時と同じぐらいの遠距離から放つとうまく当たるようです。溜め《ライトニング》なら至近距離から放っても当たります。中途半端な距離から放つと不発になるので注意が必要です。

《サンダー》は密着状態から放たず、少し離れた位置から発動するといいでしょう。至近距離から放つとノックバックでうまく当たりません。

障壁を攻撃する際の注意(Ver.YsⅥ)

MP消費が特に大きい《ライトニング》は、外してしまうとかなりのタイムロスになります。ボスラッシュ中は、少し接近されてもだいじょうぶなぐらい遠距離にいるか、ダレスが攻撃中で移動しないときを狙って発動したほうが無難です。消費MPが増加するNightmareでは、《メイルストロム》にも注意が必要。

重力場に要注意

ダレス第三段階で左右のビットが放ってくる重力場には過重の追加効果があるため、うっかり喰らってしまうと非常に危険です。重力場の発射前には必ず視覚エフェクトと効果音による前兆があるので、これらを見落とさないように。

「天理の超越」魔王ダーム

効率よくダメージを与える

ダームに効率よくダメージを与えるには、剣と光刃を同時に当てることが大切です。連撃やジャンプ斬りで攻撃する際は、常に近距離から攻撃を放ちましょう。距離を取ってジャンプ斬りを放てば三ヶ所のパーツすべてを同時に攻撃することも可能ですが、この方法では与ダメージの低下からパーツの破壊に時間がかかってしまい、そのぶん敵からの攻撃を多く受けることになります。

パーツの破壊には《風霊》と《イクスプロージョン》がもっとも有効です。どちらもヒット数が多く効果時間が短いので、短時間でパーツを破壊することができます。

本体の黒真珠を攻撃する際は、至近距離から攻撃せずに少しだけ距離を置くようにしましょう。密着して攻撃すると光刃が当たらず、与ダメージが大幅に低下してしまいます。離れすぎると今度は剣が当たらないので、距離を取るといってもほどほどに。

黒真珠には物理攻撃のほかに、溜め《地霊》や《イクスプロージョン》でも効率よくダメージを与えることができます。

黒真珠の隠れる場所

本体の黒真珠は、ダームの胴体と両足のどこかに隠れています。第一段階では必ず胴体に隠れていますが、それ以降はどこに隠れているかわかりません。なんらかの法則性が発見されたという話は聞かないので、おそらくはランダムでしょう。

強制攻撃の回避方法

ダーム戦では、足場から転落すると触手による強制攻撃を受けます。この攻撃は、タイミングよく《地霊》か《メイルストロム》を使用すればノーダメージで切り抜けることが可能です。

これを利用して、ダームが回避しにくい攻撃を放ってきたら場外に逃れる、という手もありますが、タイムロスが大きいのでおすすめはしません。ただ、第五段階でダームが障壁を展開しているときなら、それほど大きなタイムロスにはならないと思います。HPの残量が厳しいようなら、ブーストゲージが溜まるまで場外に避難しておくといいでしょう。

第五段階の障壁にはバーストを

ダームが第五段階で展開する障壁にはバーストが有効です。威力は減衰するものの、障壁を貫通してダームにダメージを与えることができますし、障壁自体もあっという間に破壊できます。普通の攻撃手段による破壊は、障壁が砕けるまでに時間がかかるうえ、そのあいだはダームにダメージを与えることができないので、おすすめしません。

「ピッカードの王」ピッカードン

ピッカードン・ハメ殺し(Ver.YsF

最強のボスということになっているピッカードンですが、実はこいつ、のけぞっているあいだはなにもしてきません。このため、下突きと《焔霊》で間断なく攻撃を当て続ければ秒殺も可能です。

参考として、YouTubeで公開されているピッカードン秒殺の動画を紹介しておきます。興味のある方はご覧ください。

ピッカードン・ハメ殺し(Ver.YsⅥ)

のけぞっているあいだはなにもしてこないのはVer.YsⅥでも同じです。溜め《メイルストロム》とダッシュ斬りで間断なく攻撃を当て続ければ簡単に秒殺できます。

参考として、ピッカードン秒殺の動画をYouTubeに用意しました。興味のある方はご覧ください。