はじめに

この文書は、奥山キイチさん制作のRPG「Persona - The Rapture」の感想です。未プレイの方に配慮して、私がネタバレになりそうだと判断した文章はコメントアウトしてあります。コメントアウトされた文章はソースを表示すれば読むことができるので、ネタバレを気にしない方はどうぞ。

感想

どうしようもない現実をそれでも生きる、という前向きではあるけど重苦しいシナリオです。笑いを誘う会話もあり、最初は油断していたのですが、どんどん重く陰鬱な展開になるので、ちょっとびびりました(汗)。夜明けの口笛吹き」と同じく、現実の醜い側面を切り抜いて突きつけてくる作品です。

登場人物たちも等身大の人間として描かれていて、プレイヤーが好感を抱きにくい側面もしっかりと描写されているのが特徴的。そんなリアルな人間関係をゲームの中でまで味わいたくないよ、という気もしますが……。

戦闘は敵の弱点を突く意味が大きく、なかなか楽しいです。ただ、ボス戦の緊張感はいまひとつですね。補助魔法をちゃんと使っていれば、敵の攻撃属性に合わせてペルソナを変更する必要もほとんどなく、普通に勝ててしまいますし。

「Persona - The Rapture」の基本データ

タイトル
Persona - The Rapture
対応OS
Windows 98/98SE/Me/2000/XP
ジャンル
ロールプレイング
価格
無料
ファイルサイズ(展開前)
MIDI
24,865,129 Bytes
MP3
108,987,982 Bytes
制作
奥山キイチ
公式サイト
http://kiiichi.blog.shinobi.jp/%E5%89%B5%E4%BD%9C/persona%20-%20the%20rapture
制作ツール
RPGツクールXP
動作に必要なソフトウェア
RPGツクールXP RTP
ダウンロード
http://kiiichi.blog.shinobi.jp/%E5%89%B5%E4%BD%9C/persona%20-%20the%20rapture