はじめに

この文書は、里見しばさん制作のビジュアルノベル「TRUE REMEMBRANCE-remake-」の感想です。未プレイの方に配慮して、私がネタバレになりそうだと判断した文章はコメントアウトしてあります。コメントアウトされた文章はソースを表示すれば読むことができるので、ネタバレを気にしない方はどうぞ。

感想

素朴で温かく、微笑ましくて切ない……そんな物語です。陰鬱な寒さのなかで、灯火のようなぬくもりを感じさせてくれる作品。読んでいて優しい気持ちになれます。終盤で明らかになる真実にも「やられた」という感じ。読み返してみるとよくわかるんですが、最初からさりげなく伏線を張りまくってるんですよね。

リメイク前からのものと思われる絵は、正直なところ上手いとまでは思いません。とはいえ、色彩などは作品の雰囲気に合っていますし、フリーゲームとしては十分に並以上ではないかと。リメイク版からの新しい絵と思われるものは綺麗ですしね。三話のラちゃんには撃墜されました。あと、章扉の演出がすごくいいです。

オルゴール調のBGMも作品の雰囲気にぴったり合っていて、心地よく耳に残ります。

最後に一言。好きだー

「TRUE REMEMBRANCE-remake-」の基本データ

タイトル
TRUE REMEMBRANCE-remake-
対応OS
Windows 98/98SE/Me/2000/XP
ジャンル
ビジュアルノベル
価格
無料
ファイルサイズ(展開前)
47,113,405 Bytes
制作
里見しば
公式サイト
http://true-re.sakura.ne.jp/true1.htm
制作ツール
吉里吉里2/KAG3
ダウンロード
http://www.vector.co.jp/soft/win95/amuse/se402345.html