はじめに

この文書は、無限∞空間さん制作のRPG「灰色の町の守護者」の感想です。ネタバレになりそうな記述は避けているので、未プレイの方が読んでも問題はありません。……たぶん。

感想

いい意味で世界が狭く、サブイベントも豊富なので、前作「神々の呪文」よりも町の住人たちが身近に感じられました。ゲームの進行に応じて、町が発展したりお供え物が増えたりするのも嬉しいです。ただ、欲を言えば、町の住人の台詞は全員一斉に変化してほしかったですね。こまめに話を聞いて回るようにしていると、すでに聞いた言葉を何度も聞くことになるので。

シナリオは前作よりテンポよく進む印象で、退屈に感じる部分は特にありませんでした。エピソードとしては第六幕が一番好きですね。最終幕の急展開も熱いです。

戦闘は、敵の行動に怖いものが増えたこともあり、前作よりは緊張感が増しています。しかし、HPの高い敵が多く、決定キーを連打している時間が長いので、結局は面倒な印象が強いです。

あと、せっかく選択肢による細かい変化やマルチエンディングがあるのですから、強くてニューゲーム的な仕組みがあればよかったな、と思います。前述のとおり戦闘が面倒なので。

「灰色の町の守護者」の基本データ

タイトル
灰色の町の守護者
対応OS
Windows 98/98SE/Me/2000/XP
ジャンル
ロールプレイング
価格
無料
ファイルサイズ(展開前)
11,646,241 Bytes
制作
無限∞空間
公式サイト
http://www.moonover.jp/bekkan/rpg2/
制作ツール
RPGツクール2000VALUE!
動作に必要なソフトウェア
RPGツクール2000 RTP
ダウンロード
http://www.moonover.jp/bekkan/rpg2/dl.htm