はじめに
この文書は、8-sensesさん制作のカードシミュレーションゲーム「BATTLE LINE -バトルライン-」の感想です。ネタバレになりそうな記述は避けているので、未プレイの方が読んでも問題はありません。……たぶん。
感想
将棋やチェスに近い戦術性に、ポーカーなどのカードゲームが持つ、隠された情報と確率の要素を加えたシステムです。単純でわかりやすいルールと奥の深さを両立した、よいゲームだと思います。
斧兵や槍兵など兵種ごとの特徴も明確で、カードの強さもバランスが取れている感じ。優勢な状況がひとつのミスで逆転することもあるので、油断できません。デッキ構築のレベルにおける戦略の多様性では「マジック:ザ・ギャザリング」に劣ると思いますが、ユニットの配置による位置的優位という戦術シミュレーション的な要素を生かすには、やむをえないところでしょうか。
オンライン対戦に掲示板やチャットが必要ないのは、私のようにコミュニケーションが苦手な人間にとってはありがたいです。おかげで、わりと気軽に対人戦を楽しめています。まあ、それでも緊張はしますが……。
イラストが綺麗なのもいいですね。一番好きなのは「ハビドの弓兵」でしょうか。ギャンブルモード以外では有料版限定ですけど……。べ、べつに、この子のために有料版を買ったわけじゃないんだからねっ!
「BATTLE LINE -バトルライン-」の基本データ
- タイトル
- BATTLE LINE -バトルライン-
- 対応OS
- Windows 2000/XP/Vista
- ジャンル
- カードシミュレーション
- 価格
- 無料(有料版あり)
- ファイルサイズ(展開前)
- 183,800,624 Bytes
- 制作
- 8-senses
- 公式サイト
- http://www.8-senses.com/battleline01/index.shtml
- ダウンロード
- http://www.melonbooks.com/item/goods/id_goods/IT0000118265