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20.幽体(その2) (01.02.26) |
Q. | 幽体の栄養とは何ですか? |
A. | それは、「幽気」と呼ばれる「気」です。 分かりやすく言いますと、肉体は空気を吸って生きています。それと同じように、幽体は幽気という霊的世界の空気のようなものを吸収しているようです。 ですから、空気が汚いと、肉体に良くないように、幽体の場合は、幽気が綺麗なことが望ましいのです。 |
Q. | この世にも幽気はありますか? |
A. | あります。肉体と幽体がダブっているように、空気と幽気もダブっていると考えていただければ分かりやすいと思います。 |
Q. | では、排気ガスのような汚い幽気もあるのですか? |
A. | あります。ですが、幽気は、排気ガスとは関係ありません。むしろ、質の高低、と呼んだほうが適切です。 (質の高低の説明はむずかしいので、ここでは省略させていただきます。) たとえば、死後の世界では、より上方にいらっしゃる霊魂の方々の幽体は、質もそれに相応しく高いようですし、下方の世界の方は、その逆だということです。住む世界の質が高いということは、そこに住む個性の身体の質も高いということらしいのです。 霊魂になると、幽体の質は魂の進歩のレベルとおおむね比例しています。 そうなりますと、霊的な気も上方へ行くほど質が高く、下方へ下りるほど低いということになります。したがいまして、質の高い幽気は高級な霊魂方が吸収する栄養、そして質の低い幽気はその逆の霊魂が吸収する栄養と考えていただければよいと思います。 |
Q. | では、質の高い幽気を吸収していれば、幽体の質も高くなるのですか? |
A. | そのようです。幽体の場合でも、常に質の高い栄養を摂取している人は、そうでない人に比べると、身体が丈夫です。幽体の場合は、健全な幽体オーラを発するようになって行きます。 幽体オーラが健全に伸びて行きますと、そのオーラと感応しやすい、質の高い霊魂とも交流しやすくなります。そうなりますと、意識の高い霊魂が発する想念や気の影響を受けますので、表面的な心の奥にある、魂の本質とも言える部分が活力を得て、強く輝くようになって行きます。その結果、表面的な心を超えた魂全体としての進歩向上に繋がるのです。 |
Q. | それでは、霊的に質の高い幽気を吸収すれば、魂としての進歩が得られ、死後も上方の世界へ行きやすいということなのですね。 |
A. | そうです。 |
Q. | でも、それでは簡単すぎると思うのですが。 |
A. | ところが、それがそんなに簡単ではないのです。 |
Q. | どうしてですか。 |
A. | 地上は物質の世界です。そこで幽体が吸収しうる幽気は、普通はそれほど質の高い幽気ではありません。いわば人間の幽体に適した幽気なのです。 |
Q. | では、質の高い幽気を吸収する事は不可能なのではないですか? |
A. | 普通は無理です。 ですが、だからこそ、霊的な修行や儀式があるのです。(「霊的トレーニング」参照) 霊的な儀式や修行を行なうことにより、霊的にレベルの高い霊魂に来てもらい、同時に、霊的に高い気を地上に降ろすのです。そうした特殊な技術を達人と呼ばれる修行の師は持っているのです。 |
Q. | では、霊的トレーニングというのは幽体の運動と考えればよいのですか。 |
A. | そんなに単純ではありませんが、それも一部あります。 霊的トレーニングといいましても、幾つかの種類があります。その中に、幽体の運動というよりも、強化に当たるトレーニングがあります。私が習った技法は「「神伝鎮魂法」の初伝の法」です。 |
Q. | 初伝といいますと、次もあるのですか。 |
A. | そうです。次伝以上は、幽体ではなく、さらに高度な霊的身体に関係しています。 他のトレーニング(神伝禊法)では、霊的身体ではなく、魂そのものを問題にしています。 |
Q.. | 幽体の栄養の話に戻りますが、このHPの言う霊的な「儀式」や「トレーニング」以外には、この栄養を吸収する方法はないのですか。 |
A. | 他にも、広い意味での霊的な技法は世界中にあります。私から見れば、イエス・キリストの行なった聖霊のバプテスマや神社の神事も、本来は、同じような意味を持つものだと思います。 |
Q. | わかりました。 |
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