真のスピリチュアルメッセージ - 高級霊魂からのメッセージ

三の章 一、日常生活 (130530)


幽気や間気を正常にしたとして、日常生活はどうあるべきでしょうか?


まずは、お互いに攻撃的な念を出さないことです。

あまりにも強い憎悪の心を持つと自然に憎しみの思いが

念になって相手に飛んでしまいます。

そうなりますと、相手の幽体が傷ついてしまい、

重い場合は、死後、上の世界には入れなくなります。

お互いに慎みたいものです。


Q

憎しみの念が自然に出てしまうということになりますと、

恨まれないようにしなければなりません。

ですが、実際には、逆恨みということもありますね?


A

そうです。

その場合は幽体を強く鍛えるしかありません。


Q

結局、幽体なのですね?


A

そうです。

この世を生きるには何と言っても肉体の健康が大切です。

これに勝るものはありません。それと同じです。

霊的な分野になりますと、何事にも幽体が大事になるのです。


Q

他に大事な事はありますか?


A

基本的に法律や倫理は守るべきです。

実際には不可解な法律もありますし、一口では言えません。

ですが、取りあえず、日常的に暴力を振るうというような事は

やめないと、安定した社会にはなりません。

何事もまず話し合うという事でないと、意見が食い違っただけ

で殺されてはかないません。

次には、なるべく、他の人達の事も考えて行動すべきでしょう。

自分の利益のみを考え、他の人はどうでも良い、という人ばかり

になれば、住みにくい世の中になってしまいます。


Q

他は基本的に自由なのですね?


A

本来、何事も自由です。

霊的には、人殺しですら必ずしも全てが悪とは言えないのです。

たとえば、国家のために戦って人を殺す事も、死刑に処すことも、

個人的な人殺しも、殺すという現象だけをとれば同じなのです。

そこに人々が法律や主義、倫理や道徳、戒律などを持ち込む事に

よって、正義になったり悪になったりしているのです。


霊魂の世界では、どんなに戦ってもお互いに死にません。

相手を殺す事ができないのです。

ですから、殺すというような現象は起きないのです。


一方、この世は違います。

肉体が死んでしまいます。

そうなりますと、後に残された家族には大変な不幸が待っています。

この世の殺しは一大事なのです。


霊魂はもともと自由な生命体だったのですが、

物質の世界に降りたために、

『殺す』という現象が起きてしまったのです。


そして、理由はどうあれ、一旦、誰かが誰かを殺すと、

お互いの子孫に至るまで憎しみあう事になるのです。


それは、国に命じられて戦っても同じです。

戦争から帰って来ると、

相手の国の人達からずっと恨まれるのです。

そして、再び、憎しみ合うのです。


霊魂の世界にいれば自由であり、

神々も干渉する必要もなかったはずなのに、

物質の世界に降りてから、相手の自由を全て認めると、

殺されたり不自由になったりするので、

認められなくなってしまったのです。


つまり、人々はお互いに相手の自由を縛って生きるしかない

生命体になったのです。


Q

では、他者の自由を認める、という事が、

実は、自分の自由を狭くするという事なのですか?


A

そうです。相手の自由を認めないと争いになります。

ところが、相手の自由を尊重すると、

自分の欲求を我慢することになるのです。


たとえば、夫婦です。

どちらかは、明日、仕事に行きたい、しかし、もう一人は一緒にいたい、

という時、必ず、どちらか一方は我慢せざるをえません。

相手を尊重すると、自分ばかりいつも我慢することになるのです。


更に言えば、食欲であれ、性欲であれ、

お金がなくても、伴侶がいなくても、

それを無視しても自分の欲求を満たしたいのが肉体の生理なのです。


それは肉だからなのです。

心はそうではありません。

お金がなければ我慢し、相手の同意がなければ我慢します。

ですが、他者の心は自由なので思い通りにならず、

それがストレスになって苦しみを生むのです。


つまり、人は他の人の自由や意思、人格を尊重すればするほどに、

自分は追い詰められるという現実に至るのです。


一方、法律に抵触しなければ何でも好きな事をする、

という自分勝手な人達はストレスが小さいのです。

その事だけを捉えると、

むしろ、幸福なのは後者なのです。


Q

では、どうすれば良いのですか?


A

相手の人格を認めなければ争いがやみません。

ですから、お互いに相手の人格を尊重した方が良いのです。

ただし、人間は欲望の塊です。

その欲望が社会を発展させています。

ですから、欲望の存在を前提にするのです。

前提にした上で、それと上手に付き合うしかないのです。


たとえば、どうしても見たい映画があれば見れば良いのです。

ですが、自由な時間や収入を考えて調整しなければなりません。

家族と一緒に見うる映画であれば一緒に見れば良いのです。

ですが、家族が家に居たいと言えば、一人で行くしかありせん。

他者との調整が必要になります。


人は欲求を我慢し過ぎると爆発してしまいます。

それでは犯罪にまで至ってしまいます。

ですから、適度に欲望を満足させながら、

周囲との調和を計れば良いのです。


三の章 二、自由 (130606)


人はむしろ自由を追及しない方が良いのですか?


この世に完全な自由はありません。

死があるからです。


何も食べない、と誓っても、

すぐに空腹に耐えられなくなってしまいます。

肉体という制約が有る限り、人に完全な自由はないのです。

完全な自由がないのですから、追及しても得られないのです。


自由を求める心ですら、欲望の一つとも言えるのです。


つまり、実際には、人は欲望を満たす為に生きているのです。

満たされなければ不幸だと泣くのです。

ですが、全ての欲望を満たす事はできません。


過度に欲望を追及すると、

競争社会の中では、他の誰かの利益が損なわれることになり、

誰かの欲望が満たされなくなるのです。


結果として、恨まれ、幽体は傷つくのです。


受験にしても、スポーツにしても、

誰かが勝てば、誰かが負けているのです。

ですから、皆が同じように欲望を満たす事はできないのです。


人類全体が完全に欲望を絶つことなど不可能です。


そうであれば、より良い欲望に変えて行くしかないのです。

食欲や性欲は肉体の生理ですから仕方がありません。

法律に触れない範囲で満たせば良いのです。


他の欲については、

全員の欲がむき出しになると必ず戦いになり、

誰かが傷つきます。


霊的な欲、これが大切です。


そうした視点から、

その他の欲を調整していけば良いのです。

     

Q

霊的な欲とは何ですか。


霊的な生命体なのですから、

心の奥に隠された真の欲求を知る必要があります。


それは、神に対する信仰であり、

神を愛する事です。


人間という生命体の本質を知りたければ、

神、神霊、高級霊魂、

そうした分野を追及するしか真実に至る道はないのです。


三の章 三、波長の法則  (130609)


波長の法則という事を主張する人達がいます。

人は同じ波長の人と巡り合いやすいのですか?


そんな事はありません。


たとえば、これまで複数の異性と交際したという人は

よく思い出してみてください。


皆、同じようなタイプの人ばかりだったでしょうか。


中には、そうでした、と言う人もいらっしゃるかもしれませんが、

大多数の人はそうではないはずです。


今度の彼は短気で困る、というような事があるはずです。


人の出会いには実に様々な理由があります。


波長よりも、むしろ、その時々の意識の奥の心理の状態の方が

問題になるからなのです。


三の章 四、愛  (130613)


他の人に対する愛はどう考えれば良いのでしょうか?


真に相手の為になるとは何かを考えれば、

愛の行為が深くなります。


ですが、真に相手の事を考えると、

信仰者は皆、自分の信仰を人に押しつけることになり、

随分と迷惑な行為をすることになります。


しつこい布教をする人達には困ってしまいます。


そうですね。実に迷惑なのです。


ですが、信仰が人にとって必要だと考える人達にとっては、

信仰を持たない人達は間違った人達なのです。

ですから、その思いが高じると、しつこくなるとも言えます。


私達はどうあるべきなのですか?


人は本来自由なのです。

真実を知るのも、そして、知らないのも、自由だということです。


下の世界に落ちても本人の選択なのですから、

他人がとやかく言える事ではないのです。


ただし、信仰を拒否して下の世界に入った人の場合は、

「神様、助けてください」 とは言えません。


三の章 五、正しい人生  (130614)


霊的に正しい人生とは何ですか?


霊的生命体なのですから、

霊魂学を学び、

霊的トレーニングを実習して、

霊的に進歩する事、

その他にはありません。


ですが、外国に住んでいる等、地理的に学べない人はどうすれば良いのですか?



霊的なアンテナを用いて、霊的な行事を行ない、

良い幽気を吸収すれば良いのです。

難しい事ではありません。


要は、その気があるか、否か、という問題なのです。


人生の選択は自由ですが、結果も自分が受け取るしかない、

という事ですね?


もちろんです。


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