6 オーラの診断
どうやらオーラの色を診断するという事は全く意味がないようです。
昔から天使の頭部に金色の輪が描かれていたり、仏像に光背が描かれてあるために、私達は聖人は金色のオーラをしていると思い込んでいたようです。
そのような絵を描いたり、仏像を彫ったりした人が、そうしたものを見ていたとは思えません。芸術家が皆、実際の仏と対面していたとは限らないからです。
当時の霊能力者が、天使や仏はこんな風だ、と教えたのかもしれませんが、天使は皆、輪で、仏は皆、炎のようなオーラというのもおかしなものです。
オーラを診断するとは、幽体オーラがどの程度伸びているのか、どの部位が伸びにくいのか、といった事がむしろ大切な事なのでした。(当HPの監修者は霊査の中でオーラの伸びについての診断も行なっています。)
しかし、オーラを見ると言う人の知覚が全て無意味とも限りません。人によっては、病気の部位が黒く見える、と言う人がいます。これは、嘘ではありません。実際に病気を言い当てている人も確かにいます。
しかし、これは、『オーラ』ではないのです。なぜならば、オーラであれば、身体の外に伸びて行っているはずなのです。ですが、そうした人達が見ているものは、肉体の部位のどこかか、その数センチの上の辺りのものです。つまり、それはここでいう『オーラ』とは別のものなのです。
こうした事は専門的になりますので、霊魂学を深めた人が学ぶべき事柄と言えましょう。
※参考 「オーラについて」
|