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霊をさぐる
霊をさぐるためには

霊魂学の主張
霊障 (霊的障害) 編

2 幽体の不調



たとえば、幽体が不調になったとします。すると、どのような不都合が起こるのでしょうか。

まず、知っておくべきことは、幽体の状態が悪くなると、幽体から出るオーラ(幽体オーラ)が伸びにくくなるという事です。幽体の力が弱くなっているのでオーラ(幽体オーラ)も弱くなるのです。その結果、守護霊、指導霊などの視界に入りにくくなり、むしろ、不道徳な霊魂の視界に入りやすくなります。

霊魂は肉体を持っていませんので、幽体の視力で見ます。幽体の視力には、人間の幽体オーラが先に目に入ります。この幽体オーラが強く伸びていると、霊魂の目にはオーラが邪魔になり、人の幽体が見えにくいらしいのです。そのため、オーラが出ていない人ほど、不道徳な霊魂からは見えやすくなるのです。不道徳な霊魂から見えやすくなると、霊魂に悪戯される危険が増してきます。

つまり、オーラが出ていない人ほど、不道徳な霊魂に干渉されやすくなるのです。霊的障害が起きるのは、別に心が暗いからなのでもなく、マイナス思考だからでもないのです。

(「霊をさぐるためには Q&A10 を参照)

また、幽体が不調になると幽体の活力が低下しますので、『間気』という気が不足してきます。その結果、肉体にも悪影響が出やすくなります。肉体にたとえれば、病気になると元気もなくなりますし、食欲もなくなり、何かと活力がなくなります。早く治さないと、別の病気を引き起こす事もあります。一つの不調は他の部位の不調をもたらす事も有りえます。

それと同じで、幽体も一つの不調が次の不調を呼んでしまう事になりかねません。たとえば、『間気』は、幽体と肉体を密着させている気です。それが不足しますと、幽体と肉体の接着が弱くなり、不道徳な霊魂から見ると、より一層、悪戯しやすくなるのです。

それでも、その人は何も気付かないのです。霊的障害と言うと、読者の皆さんは、突然、霊に憑れて、おかしな事をしゃべっているような、精神的に不安定な様子をした人を思い浮かべるのでしょう。そうした人達の中にも霊障者は確かにいます。ですが、ほとんどの霊的障害は、自分では何も分からないのです。そして、周囲の人達にも何も分からないことがほとんどです。人は、知らないうちに霊魂に干渉され、人生を不幸に誘導されていても何も気が付けないのです。

霊的障害とは、幽体など、幽的な部分が不調であることを言います。そして、それは誰にでも起こりうることなのですが、それを本人も、周囲も、何も分からないという厄介なものなのです。



(110705)

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