霊に関する総合知識サイト
霊をさぐる
霊をさぐるためには

霊魂学の主張
霊障 (霊的障害) 編

6 先祖供養と霊障



よく、先祖を供養しないと不幸になる、と言われます。(「霊に関するQ&A 先祖の供養をしないといけない?」参照)これも霊障の一種です。ですが、実際には、先祖供養をしたために霊障になる人もいるのです。


先祖を供養する、と言っては、墓にばかり行っていると、時々、霊障になってしまう人がいます。それは、墓には供養に拘る人が来る可能性が高く、それを狙っている霊魂が溜まりやすいからです。

先祖供養に拘る人の中には、墓の形とか、供養の仕方の違いとか、いろいろな事を言う人がいます。そして、何かしら不幸な事があると、大抵の場合は、正しいお墓になっていないとか、供養が足りなかった、とか言います。そう言われた時、それを信じる人達が一定数います。


霊魂は肉体を持っていませんので、あの手この手で人間に悪戯しようとしても、なかなか旨く行きません。そのため、どうにか不幸な出来事を起こす事ができたとなると、今度は、自分の仕業だと知らせたくなります。普通の人はまず気付いてはくれません。ところが、墓や供養に拘る人の場合は、霊魂の仕業ではないかと怖がってくれるのです。


悪戯な霊魂にしてみれば、自分の功績を誇りたくなってしまいます。霊の仕業とか、祟りとか、先祖の供養が足りない、とか言って怖がってくれるのを見るのが楽しくて仕方がないようです。

つまり、墓にはそうした悪戯な霊魂が寄りやすいので、僧侶でもないのに、頻繁に出かける事は考え物なのです。それは、家庭の仏壇についても言えることです。ちょっと、ろうそくの火が揺れでもしたら怖がってくれる、そんな人を霊魂は待っているのです。ですから、意外と、先祖供養をたくさんしている人の方が霊障になりやすい面があるのです。

実は、墓にも、仏壇にも、先祖の霊はいないのです。

(110730)

霊をさぐるためには