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霊をさぐる
霊をさぐるためには

霊魂学の主張
霊障 (霊的障害) 編

9 まとめ



霊的な何かが原因で人間に何らかの不幸な現象が起きている時、それを霊的障害と呼んでいます。

それらの中には不道徳な霊魂が関与して起きている現象があります。ですが、どうして、霊魂に干渉されたのかと言えば、大抵の場合は、幽体に不調があるからなのです。

それ以外で起きる場合というのは、霊魂の側に何かしら確固とした理由がある場合です。たとえば、数は少ないですが、どうしても、この人、あるいは、この家族を滅ぼさなければ気持ちが収まらない、というような深い恨みがある、という場合です。このようなケースは、幽体の状態がどのようであっても、霊魂は事を為すまでは決して活動の手を緩めません。このようなケースは例外です。ただし、そのような場合であっても、対策として大事なのは、やはり幽体の健全化です。霊能力者が、除霊とか、浄霊とか言いましても、相手には恨むだけの言い分がありますので、問題は簡単には解決しないのです。ですから、解決を目指すのであれば、まず、自らの幽体を強化し、オーラを強く発するなどの対策が必要になります。後にも先にも、『幽体』が問題になるのです。(「オーラの強化」 参照)

霊魂が恨んでいる場合を除きますと、人間の側に霊的な隙があると、霊魂は寄ってきます。数多くの人が街を歩いているのですから、その中で選ばれるからには、霊魂から見て「扱いやすい」と映るのです。

まず、間気が身体外部に出てしまっている人、そして、幽体オーラがほとんど出ていない人が「扱いやすい」人なのです。そのような人を見つけると、霊魂はその人に寄ってみます。そして、自分の幽体から出ている幽気を付けたり、幽体がずれそうな人には、その部位から自分の幽気を入れようとしたりするのです。霊魂は自分の幽気を入れる事に成功すると、その霊魂はその人に悪戯しようとします。自分の幽気が入っていると、悪戯しやすくなるらしいのです。つまり、霊魂はその人と離れていながら、その人の人生に干渉する事ができるようになるのです。ですから、霊能力者の所で除霊とか浄霊とかをしてもらっても、すぐにまた、同じ事が起きてしまうのです。もちろん、これは人の心とは特に関係がありませんので、プラス思考になっても、善人になっても、霊魂が居なくなることはないのです。霊魂が居なくなるのは、霊魂の入れた幽気が消えてしまうか、悪戯に飽きてしまった時なのです。

こうしたケースの対策は、霊魂の幽気の排除なのです。間違っても精神論に走ってはいけません。それは、身体に病原菌が入っているのに、病院に行かずに理論を振り回しているようなものなのです。

霊的障害の原因を知るには、まず幽体です。もちろん、幽体が不調になっていても、霊魂に干渉されずに済む人もいます。そうであっても、幽体が不調のままでは、高級な霊魂との接点が消えてしまいますので、質の低い幽気の悪影響を受けやすくなってしまい、心の奥から未熟な衝動が沸いて来て止められなくなったりします。すると、人間関係でトラブルが起きやすくなり、結局、地上の人生でも幸福になりにくくなってしまうのです。幽体の不調は死後の世界だけでなく、この世でもやはり、問題になるのです。

霊的障害と言っても、肉体の病気とあまり変わりません。予防と治療に心掛けるべきなのです。
(「除霊」 参照)

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