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霊魂学の主張
高貴な霊魂との交流 編

1 高貴な霊魂との接点


人は誰でも、いずれ他界します。そして、死後の世界で生活します。ですから、死後の世界で使用する『幽体』という霊的な身体を肉体と重ねて持っています。これに関しましては、神秘主義でも心霊研究でも、おおむね異存がないところです。

私達はこの『幽体』で死後の世界に入ります。死後の世界には肉体を持っている人はいません。皆、肉体を捨てて幽体の存在になっています。死後の世界では、先輩の霊魂方と交流する時には、幽体同士で、言葉を使用せずに意識交流をすることになります。したがいまして、人間にとって『幽体』は大変に大切な身体なのです。

私達は普段、肉体の目、耳、口で他の人達と会話します。肉体の脳を使用して感覚器官を使っているのです。それがないと話ができません。同じように、私達が死後の世界に入ると、幽体の器官を使って先輩の霊魂と交流します。つまり、人と霊魂は同じ次元の身体や器官を持っていないと意識交流できないです。実際のところ、テレパシーのような会話であっても、幽体から『思い』が出ていると言えます。ですから、幽体が成長していないと、死後の世界では困るのです。

さて、物質の世界にいる私達の身体はどうでしょうか、物質の肉体を持っています。そして、肉体の脳により、肉体の口や耳を使って会話しています。だからこそ、人間は霊魂とは会話できないのです。

次元の違う身体同士では会話はできません。そのために、霊魂を信じない人が多いとも言えます。少なくとも、霊能力者と呼ばれる人達を除けば、皆、誰も霊魂が見えませんし、霊魂と会話することもできないのです。

では、こうした「本来交流できる筈のない霊的な存在」と交流するためには、どのようにしたら良いのでしょうか。

答えは一つしかありません、霊魂は肉体を持っていませんが、地上の世界の人間には幽体があります。この地上の人間の『幽体』を使用することが交流を可能にする唯一方法なのです。互いに幽体同士であれば、交流が可能になりうるのです。

つまり、霊魂と人間との接点は、霊的な身体にあるのです。

(110806)

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