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霊魂学の主張
高貴な霊魂との交流 編

4 霊的身体を成長させるためには


では、どうすれば、幽体や霊体が成長するのでしょうか。

『霊体』は一般の方にはあまり関係がありませんので、『幽体』について語ります。

まず、霊魂学が推奨する霊的トレーニングを行なっている方は、神伝鎮魂法という現代人のための新しい霊的トレーニングを行なえば、幽体、そして、霊体が成長します。ですから、ここでは、それ以外の方法について述べます。

幽体は、本来は幽質の世界で使用する身体であり、物質の世界では充分に活力を持っていません。ですから、逆に言えば、活力を与えれば良いのです。霊魂の世界は食事が不要です。ですから、食品から栄養を摂るのではありません。高級霊魂によりますと、『幽気』という霊的な気が栄養になるそうです。

ということは、幽気を幽体が吸収すれば良いということです。幽気は空気と重なって存在しているそうです。ですから、それを吸収すれば良いのですが、なかなか簡単には行かないそうです。肉体にとって栄養のある食品とそうでもない食品があるように、幽気も質の良いものとそうでない物があり、幽体の成長には、質の良い幽気が欠かせないのです。ということは質の良い幽気がなければ、幽体の成長が遅くなるようなのです。

つまり、高級霊魂の住む世界にあるような、とても質の良い幽気を吸えるか否か、が問題になるのです。では、それはどこに有るのでしょうか。森林浴をするような場所なのでしょうか。マイナスイオンのある場所なのでしょうか。いいえ、そうではないのです。これは物質的な環境の良さとは無関係なのです。都会の真中でも構わないのです。要は、誰かが質の良い幽気を呼べれば、それで良いのです。

霊的な環境が悪い現代では、昔のように神社や寺へ行っても、そこには質の良い幽気はありません。そこで、何とか質の良い幽気を呼びたいということで、誰かがそれを引きつけるしかないのです。誰か一人でも良いので強いオーラを発する人がいれば、その人を中心に集まれば良いのです。質の良い幽気は、条件が整い、場が設定されれば、そこを目印に降りてくるようになります。

一人一人の幽体は縮こまっています。そのような幽体では、どんなに心が綺麗な人でも質の良い幽気を呼ぶ事は出来ないのです。そこで、スペシャリストが必要になるのです。何とか、一人でも誕生すれば、その人を中心に集まることで、そこに良い幽気を降ろし得るのです。集まった人達はそれぞれに、その幽気を吸収し得るような儀式や訓練を行なえば良いだけなのです。

高度な霊的トレーニングを行なう集団のようには行きませんが、その場にいて簡単な技法を行なうだけでも、人の霊的な身体は変化し得るのです。

実は、皆さんの良くご存じの『卑弥呼』がそれなのです。実際の『卑弥呼』がどのような儀式をしていたのか、それは知りません。実物はそれほどでもなかったのかもしれません。ですが、霊魂学から見ますと、『卑弥呼』の立場で行なうような古代の儀式こそが霊的に大切な行事だったのです。実に、それが無くなって行ったことが、日本の悲しい歴史なのです。

現代に『卑弥呼』が復活すれば良いのです。大勢の人達が幽体の栄養を得て幽体を成長さることができます。肉体の脳の意識は何も分からなくても、確実に守護霊、指導霊との接点ができ、人は霊的にも進歩しますし、死後も下の世界に入らなくても済むようになるのです。

(110808)


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