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霊魂学の主張
高貴な霊魂との交流 編

6 現代の卑弥呼


昔と今では随分と事情が違います。昔は信仰心が深い人も多かった事でしょう。迷信も多かったかもしれませんが、純朴な人達の方が現代人よりも素直に霊的な力を引き寄せられたのではないかと思います。

科学万能の現代とは物質的な環境も霊的な環境も違うのは確かでしょう。卑弥呼が今の日本に出現しても、昔と同じ事をして通用する事はないでしょう。何かしら、現代人向きの儀式や技法を考えざるを得なくなっている事と思います。

仮に現代の卑弥呼が一名育ったとします。その人は早速、人を集めて何かしら霊的な儀式を行なおうとします。ですが、簡単には行きません。一人の本物が出る時代には、どうした訳か、時をほぼ同じくして、複数のニセモノが現れているのです。そうした人達は、頭が柔らかいので、テレビ等に受ける特徴を持っています。ニセモノは自分が売れる為には、マスコミの都合に合わせる事もできるのです。

結局、どちらが本物なのか、という事になります。ですが、霊的な世界は科学で証明できる世界ではありませんので、絶対に正しいという証明ができません。ですから、人気のある方に人々は動いてしまうのです。ニセモノには大抵の場合、邪悪な霊魂が影で応援しています。邪悪な霊魂にしてみると、本物の出現は自らの敵を作る事になるからです。

ニセモノは手段を選びません。結局、本物は世に出ず、世に出なければ影響力もほとんどありません。つまり、現代に卑弥呼が育っても、人々がそれを理解できなければ無意味なのです。まず、霊的な世界のニセモノを見抜く目を養う必要があるのです。

(110810)

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