水波霊魂学 (みずばれいこんがく) |
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霊 と 人生 人間の人生には様々な形で霊が関わっています。 霊魂からの情報を元にして、霊と人間の人生について語ります。 (「霊」は「霊魂の略」として使用しています。) |
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● 出 産 と 霊
出産は地上では新しい生命の誕生です。それだけに、人生においては最も重大な出来事の一つと言えましょう。
ところが、この出産という現象は、霊にも深く関わっているのです。そこで、このページでは、霊から見た出産を語ってみます。
子供ができるとは、胎児にとっては、母の子宮から外部への脱出と言えます。長い間、狭い子宮の中で過ごし、やがて、広々とした世界へ出て行くのです。胎児にとっても一大事に違いありません。
ところが、この大切な出産を霊はこう言うのです。
「地上への霊的個性の移転、そして、堕落。」
私はこの言葉を聞いて驚きました。世の女性たちが美しい出来事とさえ言って神聖化している出産を、なんと女性の霊魂がこう表現したのです。
そこで私は訳を聞いたのです。
回答はこうでした。
「地上の性交渉は肉体の本能の結果で、必ずしも愛情の結晶ではありません。
それは新しい身体と新しい心を生みます。しかし、望まれずに生まれてくる子もいます。
こうした性行為の結果としての出産は、霊魂の世界にはありません。そこには肉の体がなく、男女の性的な欲求と新しい個性の誕生は無関係なのです。
地上の出産は動物の身体によって行なわれます。そのために、母体の中の胎児の意識も動物的な段階を経ないと成長しません。これは霊魂としては不本意なことです。
つまり、地上の人は霊魂としての成長と同時に動物としての成長も平行して行なわれており、その結果として、霊魂としての成長が損なわれることが多いのです。
人間の人生は地上ではほんの僅かです。ところが、死んでからは終わりがない程に長い人生が待っています。それなのに、地上の人達は霊魂としての成長を考えず、動物的な成長ばかりが目立ってしまいます。
そうなると、死んだ後に霊魂として生きる上では大きなマイナスになるのです。」
とのことでした。
つまり、私たちの世界の出産は自分達が霊魂であるとか、霊魂の世界から新しい個性が地上に来るといった大切なことをまるで考えていないために、まるで魂の堕落のような結果を生んでしまっているのでした。
出産とは、霊魂の世界にいる個性を地上に生まれさせる事、ということを自覚し、母とその守護霊、父とその守護霊が関わって行なわれる、重大な儀式のようなものだと認識する事から始めなければならないのでした。
実際、地上に人間が生まれる事に関しては、霊魂が深く関わっているようです。
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