水波霊魂学 (みずばれいこんがく) |
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霊 と 人生 人間の人生には様々な形で霊が関わっています。 霊魂からの情報を元にして、霊と人間の人生について語ります。 (「霊」は「霊魂の略」として使用しています。) |
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● 信 仰 心 と 霊
信仰を持つ人は大勢います。しかし、現代ではそれ以上に信仰心を持たない人達がいらっしゃいます。
ところが、霊魂という存在は、そうした何も信じない人達に対しても干渉してきます。信じなければ干渉されないのなら良いのですが、そうではないところに悲劇があります。しかし、それも当然かもしれません。仮に死後の世界が実在するとすれば、それを信じようと信じまいと、必ず、霊魂の世界に入ってしまいます。つまり、人間は、信じても信じなくても霊からは逃げられないのです。
ある霊魂がこう言っていました。
「地上では信仰心を持たない人が増えたので、霊的な存在に対する念が少なくなった。そのためか、霊的な援助もしにくくなった。ところが、最近では不思議な宗教があるようで困っている。
何か精神的なものを信仰しているようで、なぜか、自分達のことを宗教とは思っていないようで、神とか仏とか霊魂ではなく、自分自身を信仰しているように感じられる。
我々には彼らの想念は質が低すぎて、よく分からないのであるが、まるで、自分が神であるかのような想念に思える。これでは救いようがない。」
これを監修者に聞いてみると、
「人間の社会では従来の信仰がいろいろと欠点を指摘されることもあって、人間の魂の持つ深奥の可能性に注目する人が増えたのであろう。
それで、自分自身が宇宙的な意識とつながっているのだから、従来の、宗教の神に祈る、というようなことではない形態を考える人達がいると思える。
ところが、表面的な心が発する思いの元は肉体の脳によっているので、どんなに高等な哲学や思想であっても、想念自体の霊的な質は高くない。そのため、質が低すぎて、高級霊魂には、とても届かない。その上、人間の魂の深奥がどんなに高貴だとしても、肉の脳の思想はそうではない。
したがって、結果的には意識の低い、悪い霊魂の餌食になる可能性が高い。
霊的な世界にも法則があり、肉体の脳による意識は、どのような思想であっても、ただそれだけでは高級な霊魂には届かない。そこで、霊的に高貴な霊魂の影響を強く受けた宗教的な偉人達は、人間の思想が少しでも霊的世界に届くように、祈り方や作法、儀式などを考案し、高級霊魂にそれを認めてもらい、後に続く人達のために残したのであった。
結局、地上の法則を知らねば電話などの通信手段も利用できないのと同様に、霊的世界の法則を知らなければ、どんなに立派な思想をこしらえても、霊魂の世界ではまるで通用しないのである。人類が原始以来、長い長い間、世界中のどこでも、儀式や作法を大切にし、信仰心を持ち続けてきたのは、それ相応の意味があったからである。」
とのことでした。
やはり、人はまず、霊的な事実を知ろうとすべきなのでしょう。
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