水波霊魂学 (みずばれいこんがく) |
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● 音 楽 と 霊
Q
音楽は霊的な修行法のように「真の意味での魂」を救い得るのでしょうか。
A
音楽であれ何であれ、地上の芸術は全て、人の「心」を救う事は有り得ますが、「魂」を救う事はありません。
なぜなら、魂というものが、表面的な意識ばかりではなく、それよりも巨大で深い無意識的な意識をも含んでいるからです。そして、霊魂学でいう魂とは、更に、幽体や霊体といった霊的な身体によって自己を表現する意識をも含んでいます。
したがいまして、人の魂というものは、霊的修行法のような、そのために組まれた技法以外では、大きな変化はしないのです。
Q では、音楽は霊的には価値がないのでしょうか。 A
そうではありません。たとえば、医師は人の肉体の病を治療してくれます。これは高い価値があります。しかしながら、それは肉体にとどまる事であり、幽体や魂を救うのではありません。
同じように、音楽は霊的な意識を含めた魂の深奥には作用できなくても、表面的な心には強い刺激をもたらします。
したがって、充分に価値があります。
Q 芸術は神に通じる、と言う宗教がありますが。 A
それは、神を低く見ているからと言えます。神を人間的な次元で考え、表面的な意識で理解し得る範囲に置いているためと言えましょう。
実際には地上の芸術はあくまでも人間の物質の脳に響いているものであり、高級霊魂の世界から見ると、幼児の歌のようなものなのです。
Q
宗教的な神人が踊ったりすると、高貴な霊世界にまで響くという話を
聞いた事がありますが。A
それは確かにあります。
なぜなら、本物の神人は霊的な身体が高貴であり、その霊的身体から発するオーラや気は輝き、かつ、高級です。また、側に集まる霊魂は高級な霊魂ばかりです。
そうなると、そうした神人が一つ動作をするたびに、高い幽気が発せられ、オーラが動きます。そのため、周囲の霊魂達にも強い影響が出るのです。
別な視点から言うと、こうした事に宗教的な儀式や作法の意味があるのです。Q
では、音楽は表面の心に良くも悪くも影響を与えるもの、と考えて良いのでしょうか。
A
厳密に言えば、そうでもありません。
たとえば、幼児体験という事があります。仮に誰かが小さい頃に火事に遭って、心が深く傷ついたとします。こうした人が成人すると、火を見ると、たとえマッチの火であっても、急に気分が悪くなる、といった話を聞きます。
それと同じで、音楽も、潜在している意識に刺激を与える事があります。
これは、過去世の意識であっても同じことです。人によっては、ある種の音楽を聞く事により、過去世の心情が表面に浮き上がってくる事があります。Q それでは、より高貴な音楽とはどんなものなのでしょうか。
A 基本的には人々の心に響く音楽です。それ以上を地上の音楽家に求めるのは無理でしょう。
ただし、霊的に高貴な音楽が地上にはないのかといえば、そうではありません。
つまり、神人が踊れば、霊的な変化が起きます。という事は、地上の芸術家が神人のようであれば、霊的な変化が期待できるのです。Q カセットやCDでも効果がありますか。
A
どの程度かは実際に見てみないと分かりません。それでも、少なからず良い影響はあるでしょう。というのは、本でも同じような事が起きているからです。
宗教や心霊の本を読むと、人は知らないうちに想念を出しています。その想念を感知した霊魂が寄ってくる事があるのです。そのため、邪悪な人の出された本を読んでいて、邪悪な霊魂に寄られてしまったという人がいます。
つまり、音楽であっても、同じような作用があると推測されます。たとえ、CDであっても、制作者や歌手などが霊的に高貴な部分を持っていると、製作に関与した霊魂の力が影響して、聞いた人にも、何等かの霊的な刺激を与える可能性があります。Q
ということは、芸術家も霊的に高貴な作品を生むためには、
霊的な修行を極めて、高貴な霊的身体やオーラを所持すべき、
ということでしょうか。
A 結局はそういうことです。
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