ここでは、霊を信じるあなたに、まず最初に知っていただきたい事柄を取り上げます。




Q&A5  私、霊感がないんですけど。


Q 私、霊感がないんですけど。

A 明らかな霊感が日常的にある人は霊能力者です。普通の人は誰でも霊感を頻繁に体験するものではありません。
 人間は物質の脳を持っていますから、霊的な存在からのメッセージを受け取る事はできません。普通、守護霊であれ、いたずらな霊魂であれ、人間に思いを出していても、伝わるのは幽体の脳でしかありません。
 したがいまして、一般の人はなかなか霊感が入らないのです。もちろん、それでも幽体が霊からの情報を受け取っていれば、無意識的なレベルでは影響を受けています。
 つまり、霊感がない人が自然なのです。
 霊感がある人というのは、むしろ、霊的な機能に不自然があるという場合もあります。長年修行をしたというような人は別ですが、普通に生活していて霊からの思いが伝わるとなると、悪い霊魂に影響されている可能性があります。


Q 霊感のある友人に見てもらったら、1年後に死ぬと言われて心配しています。
A それは心配ですね。そうした事はなおざりにせず、慎重に対処する必要があります。簡単に笑い飛ばせる人は良いかもしれませんが、気になる人の場合は対策がいります。

 まず、第一に、修行をして霊能力を持っている人以外から指摘された霊的な発言は、基本的には信用できません。ただし、当たる外れるという観点から見ると、当たる事があります。
 すでに説明しましたように、悪い霊魂の影響を受けて霊感が出ている人もいらっしゃいます。こうした人は実際に何かを言い当てる事も有り得ます。また、ほとんど当たらなくても、だからといって安心はできません。なぜなら、強引に当ててしまおうとする事があるからです。
 霊感で発言したつもりであれば、それが当たって欲しいという気持ちが沸いてきます。当たって欲しいと願う気持ちは、むしろ、自然なものです。そうなると、そうした思いを悪い霊魂が利用して、無理やり当てようとする事があるのです。
 実際には、霊魂が簡単に人を殺せるものではありません。しかしながら、病気になったり、事故に遭ったりして、危ない事に遭遇する事は充分有り得るのです。
 霊感が全くの嘘であれば良いのですが、そうでもない場合は注意が必要です。
 また、人間は気にし始めると心が乱れ、自分で体調を崩したり、ちょっとした事でも悪くとって、よけいに追い込まれたりします。そのため、相乗効果が起こる事も考えられます。

 気になるのでしたら、信頼できる霊的専門家を頼る事も、時には必要でしょう。
 ただし、その専門家が実は偽者であったり、悪い霊魂に影響されていたりもしますので、慎重に選ぶ事をお勧めします。




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