ここでは、霊を信じるあなたに、まず最初に知っていただきたい事柄を取り上げます。




Q&A8 呪いってありますか?

 呪いというと、世間では『丑の刻参り』が有名です。深夜、神社などで、ワラ人形に釘を刺して相手を呪います。こうした事は日本でも古くから行なわれていました。
 もっとも、霊を信じない人から見れば、全くばかげている事でしょう。実際、テレビなどでも、呪いが効いたという話は、全て心理的な現象であると説明している番組がありました。

 ところが、現実はそんなに単純ではないのです。
 つまり、呪いというようなはっきりしたものでなくても、人間という存在は「念」を発します。この「念」が、相手の人の、肉体と重なっている、「幽体」と呼ばれる霊的な身体を刺して、肉体にまで悪い影響をもたらしてしまう、というような事が実際にあるのです。

 超能力の存在を信じている方は、人の念が他の人にも通じるという事をよくご存じだと思います。テレパシーや念力が実在するとするなら、別に超能力者でなくても、人は少なからず念を発しているということが考えられます。
 一般の人にはその念が分からないだけで、実際には、(あいつが憎い。)と、強く思うと、憎いと思う相手にテレパシーのようにしてその念が飛んで行っている可能性があるのです。 
 けれども、現状では、この様子を科学的には実証できません。が、私達はこの結果を体験的に知ることは出来るのです。

 このHPの監修者が霊的な講演を行なう時、途中で希望者には霊的調査を行ないます。その場で、よくこの念の力が話題になります。プライバシーの関係上、他の方の話は取り上げにくいので、ここではまず、恥ずかしながら、私の体験をお話しします。

 ずいぶん前の事になります。私もまだ霊魂の事が良く分かっていませんでした。
 その日は体調が悪く、監修者と打ち合わせをするにも、能率が上がりそうにありませんでした。

 それを知った監修者はやむをえず、その場で霊的調査をして下さいました。
 そして、外国人のことを指摘されました。詳しいことは相手の方に失礼なので言えませんが、それは、仕事の関係で話をする事がある、ある外国人の特徴にピッタリだったのです。
 どうもその外国人から攻撃的な念が来ている、それが体に悪影響を与えている、という事のようで、早速、念を消す霊術(霊的な技術)を行ないました。
 霊術といっても簡単なもので、自分でもすぐに出来ました。
 作法が全て終わった時です。それまでの不調が、どこ吹く風、と消えてしまいました。

 霊を信じない人達は、何でも全て心理作用だと言います。今回の私のような場合ならば、たぶん、暗示的な効果だとか、薬品のプラシーボ効果(良く効く薬であると説明の上、患者に薬ではない物を飲ませると、まるでその薬を飲んだかのような効果が現れるという現象のこと)のようなもの、と言うのでしょう。
 それほど簡単に心理作用で効果が出るものならば、全て心理作用だ、と主張する方々も、そのような方法で困っている人々を直してみてはいかがでしょう。実際には、そんなに簡単に効果が出るものではありません。

 とはいえ、しょせん、科学的な証明を伴うものではありません。信じる人は信じ、信じない人は信じない、という話に終始してしまいます。

 さて、ここで、霊魂を信じる方の場合は、こうした事は誰にでも起こり得るという事を知り、ぜひとも、もっと、深く霊魂を勉強して欲しいと思います。必ずや何かの役に立つことがあるはずです。



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