キリン コンテンポラリー・アワード’97

未知なる才能と斬新なアートの出現を願い、若手芸術家の発掘と育成を目的として1990年に創設された国際アート・コンペティション。ジャンルは幅広く、絵画・彫刻・映画・演劇・インスタレーションなど芸術表現全体にわたる。若い芸術家の登竜門として広く知られ、受賞者は今後の日本のアートシーンを支えるアーティストとして活動支援を受ける。幻燈舎映画作品は「マリア」が’97年度に奨励賞を受賞。鋭い感性と完成度の高さが、美術評論家・木村要一、演出家・篠崎光正、プロデューサー・立川直樹、彫刻家・三澤憲司らに高く評価された。

■1997年9月4日〜9月26日:キリンアートスペース原宿/10月1日〜10月19日:キリンプラザ大阪にて受賞作品上映

  みちのく国際ミステリー映画祭’98 in盛岡

フランスコニャック国際ミステリー映画祭と提携して開催している日本で初めての国際ミステリー映画祭。フランス映画界のトップスター、ジャン=ルイ・トランティニャンや映画監督の大林宣彦をはじめ、カナダ映画の新鋭監督、ヴィンチェンゾ・ナタリ、作家の北方謙三など国内外から著名なゲストを数多く迎えて盛大に行われた。ミステリー映画の神様、ヒッチコックの処女作「快楽の園」が日本で初公開されたことも大きな話題となった。幻燈舎作品は「マリア」がオフシアター・コンペティションにグランプリ・ノミネートされ、審査員の植草信和(キネマ旬報編集主幹)、中田秀夫(映画監督)、高橋克彦(直木賞作家)らに「その若さでこの作品を撮ったことが実に興味深い。審査会はその話題でもちきりだった」と評価された。

■1998年6月18日〜6月21日 岩手教育会館大ホールほか

  ゆうばり国際・冒険

       ファンタスティック映画祭’99

日本を代表する国際映画祭として絶大な実績と知名度を誇る。夕張から世界にはばたく映画人を育てるという理念に基づき、映画祭では部門別コンペティションを開催。また、白銀の世界で映画人と観客、市民のあいだに垣根の無い映画共和国をつくることを目的に、1000人を超えるボランティアが活躍。24,086人の観客動員を記録した。ゲストには、フランス映画界のトップスター・レスリー・キャロン、アメリカ・サンダンス映画祭ディレクター・ジェフリー・ギルモア、映画監督・崔洋一、作家・馳星周、日本の名女優・中村玉緒、俳優で監督の竹中直人ほか多数の映画監督や俳優を迎えた。幻燈舎映画作品は「山田君ノ布団」がファンタスティック・オフシアター・コンペティションにグランプリ・ノミネート。幻燈舎映画としては初の英語字幕付による公開となった。

■1999年2月19日〜2月23日 ゆうばり文化スポーツセンターほか

お問い合わせ TEL044-861-1752 川崎市宮前区神木本町5-14-8-301
Copyright (c)2000-2002 Gentosha Film All Rights Reserved