クワガタ飼育の裏技

<しんちゃん編>

裏技編

*堅い材を柔らかい材にする方法
水に浸けた堅い材を発酵マットをつくる時にマットの中へ埋め込みます。 マットが発酵し終えたとき、柔らかい材になっています。 アンタエウス、ヒラタの材にもってこいです。

*水に浸ける材の時間を短縮する方法
電子レンジで4分ほど暖めたらすぐ水に浸けて下さい。 柔らかい材なら30秒ぐらい、堅い材でも1,2分で充分に水分を含みます。

*たくさん卵を産ませる方法
材を水に浸ける時、水の中に少量のグルタミン酸(味の素)を入れて浸けて下さい。たくさん卵を産みますよ。(あまり沢山卵を取ると、親虫が弱ります。親虫が死んだら何にもなりませんよね。)

*親虫を弱らせずに沢山卵をとる方法
普通は、幼虫割りをしてすぐに新しいセットに入れ替える思いますが、産休が必要です。 2週間ぐらいミニケースに入れて栄養のある餌を与えて下さい。(栄養のある1番良い餌は幼虫か蛹です。)2週間ぐらいで体重も戻っていますし、次に生まれた卵も微弱な卵が生まれません。)

*夏に冷房を使わずに何とか過ごす方法1
夏になり30度を越えると厳しい虫には、衣装ケースに水を入れた中に飼育ケースを入れて下さい。(飼育ケースが浮きますので重りを置いて下さい) 夏の暑い日でも、日陰では水温が28度ぐらいです。

*夏に冷房を使わずに何とか過ごす方法2
もし、場所がある方でしたら、菌床瓶を日陰の土の中に埋めると言う方法もあります。

*冬に暖房を使わずに何とか過ごす方法
夏のセットと同じ方法で、熱帯魚のヒーターを衣装ケースの中に入れて下さい。真冬でも25度くらいは保てます。(注意;ヒーターにカバーを付けないとケースが溶けてしまいます。また、水がすぐに蒸発するので、まめにチェックして下さい。)

*強制交尾をさせる方法
オス・メスを同じケースに入れてるとメスを殺してしまう種類は(ヒラタ系、シェンク、etc.)丸いケースの中で交尾させて下さい。角張ったケースだと顎が引っ掛かっけてオス・メスの巡り合う機会が減りますが、丸いケースなら交尾のチャンスが増えます。
オスが、凶暴な場合は、グルーガンで大あごを固定してから交尾させれば安全です。 交尾が終わって、顎に着いているプラスチックは、手で簡単にはずせます。
 クワガタ飼育講座「3強制交尾の仕方」参照

*菌床ブロックを簡単に崩す方法
菌床ブロックをいくつも崩していると手が痛くなった経験があるかと思います。 ブロックをビニール袋のまま足で踏んで崩してください。その後袋を開けると簡単に崩すことが出来ます。
我が家では、子どもたちが喜んで手伝ってくれます。
 クワガタ飼育講座「2菌床の詰め方」参照

*羽化不全のクワガタを完品にする方法
羽化したてのクワガタの前羽が閉じずに羽化不全になっってしまった経験があると思います。前羽の色が、白か黄色い内でしたら、前羽を手で閉じてテープで固定してください。(出来れば2人でやって下さい) 前羽が固まって、腹が縮みうまくいくと完品のクワガタにすることが出来ます。
 クワガタ飼育講座「6羽化不全の修理」参照

*ケースの中にハエが入らないようにする方法
ケースの下に防虫シート(タンスや押し入れに敷くシート)を引いて下さい。 ハエなどが寄りつきません。中のクワガタに影響はないみたいです。

*菌床ビン飼育で、蛹室を底に作らせない方法
菌床ビンの飼育の欠点として、底に蛹室を作ると水分が底にたまって羽化不全の原因になります。これを防ぐには底に作らせない為めにビンの底に2Bぐらい川砂を引き詰めその上に菌床を詰めてください。 幼虫は、ビンの底に蛹室を作らない上、余分な水分は、砂に含まれます。

*クワガタのダニを簡単に採る方法
クワガタについているダニは、水洗いしてもなかなかすべて取り除くことが出来なくてお困りの経験があると思いますが、つまようじの先に鳥もちをつけてダニを捕ってみてください。気持ちいいぐ
らい採れます。

*休眠モードに入っている虫を産卵モードに入れる裏技 
冬を短期間で体験させてから春が来たと勘違いさせることで休眠モードに入ってしまった♀を起こすことが出来ます。
冷蔵庫にメスを入れて冬眠させます。(冷蔵庫は、普通5〜8度ぐらい)
1ヶ月ぐらいたってから温室に入れます。(20度位)
1週間は、ミニケースで高蛋白ゼリー(私は幼虫をバンバンあげます) それから28度にあげてセットします。すぐに産卵モードに入ります。

節約編

*温度管理編
そろそろ温室が必要になってきましたね。温度管理をしたいが温室を買うお金のない人に・・・
・ 冷蔵庫の横に置く
冷蔵庫の横におくと、冷蔵庫の放熱で冬はなんとか生かすことができます。産卵は、無理ですが。
・ペット用のパネルヒーターの上にケースを置く
結構いいみたいです。
・ひよこ電球を利用する
ひよこ電球の放熱でも結構温室効果はあります。
・熱帯魚のヒーターを利用する
水槽に水を張ってヒーターで暖めます。直接ヒーターがふれるとプラッチクがとける場合ありますので注意してください。

*エサ編
高蛋白ゼリーは以外と高いですよね。餌は自分で作りましょう。
<材料>   脂身(スーパーの肉売り場の横にタダで置いてある)・黒砂糖・焼酎
<作り方> 焼酎と黒砂糖を煮詰める。その中に細かくきざんだ脂身(凍らせた脂身をすりおろすと良い)を入れて弱火で3分ぐらい煮る。
さましてからゼリーの空ケースなどに入れる。
産卵前や栄養不足の♀などはよく食べます。沢山作って冷蔵庫・冷凍庫で保管もできます。

*材編
材も結構高いですね。カワラ材などは1本何千円もしますね。
何と言っても究極は、山に入って取りに行きましょう。そんなに山奥に行かなくても以外といい材がありますよ。
 ◆ただし他人の土地に許可なく入ったり、自然破壊になるようなことはできるだけやめましょう。
・極細の材(1本30円〜50円ぐらいで売ってます)を使用する
極細材は、以外と芯が無くいい材が多いです。オオクワは、これで十分です。まめに材割りをしなければいけませんが幼虫は結構採れます。
・アンタエウスにも極細の材を使用する
細い材を入れてもアンタエウスは見向きもしませんが、3本ぐらい針金で束ねて入れます。 アンタエウスは、太い材だと思って卵を産みます。
・クルビデンスは、普通の材を輪切りで4等分にスライスする
これをマットの上にエサ皿のようにマットの底に置いておきます。材の底に卵を産みますよ。底がボロボロにかじるとひっくりがえして置きます。 材割りも簡単に割ることができますし、幼虫も結構採れてます。

*菌床編
菌床は自分でビンに詰めるしかないようですね。菌床自体を自分で作るのも安くつきますが設備にお金がかかります。
最近激安の菌床が売ってますが、私はあまりお勧めしません。


お金を節約するにはこまめに動いて工夫しなければ行けません。
不精者には、節約もできませんし、クワガタ飼育にもマイナスです。
手間と愛情をかけてあげましょう。あまりにもクワ貧すぎるとクワガタが可哀想です。

自慢の節約方法がありましたらどんどん掲示板に書き込んでください。
みんなで知恵を出し合って優雅なクワライフを送りましょう!!


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