アンティーク店ヘリモージュの陶磁器を買いに


4月29日(日)14:00
 
アンティーク店ヘリモージュの陶磁器を買いに


アンティーク店で購入したヘリモージュの陶磁器

われわれが宿泊していたホテルのホストが話していたように、このウエリントンの街は観光都市ではないので、本日のような日曜日はダウンタウンのショッピング街はあまり開店していないということであった。
それでもせっかくここにやってきたのであるから、ぜひダウンタウンでショッピングをして帰りたいと思ったので、車でダウンタウンの中心街の通りに出かけることにした。
車の駐車場を心配していたが、幸い日曜日が幸いしたのかダウンタウンの有料の駐車場が土曜、日曜は無料で駐車できるようになっていた。
あまり街の中に出かけてくる人も少なかったので、この駐車場にすぐ車を入れることができた。
ちょうどダウンタウンのショッピング通りのすぐ前であったので非常に便利なところに車を止めることができた。
ここで女性陣の3人を車から降ろして、私はお土産を頼まれていた刺繍を買いに行く必要があったので刺繍の専門店に車を走らすことにした。
ちょうど、われわれが昨晩宿泊していたホテルのすぐそばに、この刺繍の専門店があることがわかっていたのでそちらに車を走らせていった。

陶器のアンティーク店のショーウインドー


この刺繍の専門店のすぐ横に陶器のアンティーク店があった。
車から見るとウインドーにフランスの有名なリモージュの陶器が飾ってあった。
なかなかデザインもよかったので車を止めて、このアンティーク店にこの陶器を買うために入っていった。
店の中は陶器だけでなくガラス製品から始まってかなり豊富な品ぞろえがしてあり、中に日本の九谷焼みたいなものも展示販売されていた。
手に持ってみると、残念ながらその焼き物は1度割れて、接着剤で接合したような接合部が見られた。私も残念ながらあまり焼き物を見る目は備わっていないので、どれが良いのか悪いのか分からないがまあとにもかくにも自分が気に入った物を2件ほど買い求めて帰ることにした。
1点はブルーが基調になった水がめで、縁取りが金色でされている。
中央のデザインに中世風の若い男女は人が描かれている。

リモージュの特色である濃いブルーの色がきれかったのでこれをまず1点購入することにした。
本物のリモージュの焼き物であるかは分からない。この焼き物の底にリモージュのマークが入っていたが、私の能力ではそれを見極めることができなかった。

陶器のアンティーク店の店内


もう1点はピンク系を基調とした小皿で、中央にやはり若い男女が2人描かれていた。
濃いブルーと、淡いピンク色の2品が色絵からいっても対をなすので、この2点を購入することにした。このリモージュの陶器を物色していたところ、たまたま日本製の焼き物を見つけた。
なかなかすっきりしたデザインで描かれているが残念なことにこの焼き物の小皿には切れ目が入っており明らかに1度破損してそれを接着したような形で復元しているのがいかにも残念であった。
ただデザインが非常にシンプルできれいのでこの日本勢の小皿も購入して帰ることにした。
九谷焼ということであったが真偽のほどはわからない。
今回ニュージーランドのアンティーク店で非常に印象的だったのは日本の薩摩焼がかなりたくさん展示されていいることであった。
この品物についても私は見極めるをだけの目を持っていないが、とにかく薩摩焼と書いて展示販売されている薩摩焼の陶磁器がかなりたくさん店に展示されていた。
それはこの店だけでなく、他のアンティーク店でもかなり随所に見られた。

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