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ギリシャ行きの飛行機が霧で出発しないところが飛行機乗り場にやってくると、1面空港は霧のなかであった。視界が全くゼロなのである。 当然飛行機は出発していない。 イスタンブールからギリシャのアテネまでは飛行機で約1時間20分ほどの距離であった。 トルコ国内よりも近くの距離なのである。 しかしながらこの1面の霧あるいはもやの中では飛行機が出発することはできない。 案の定、出発時刻の8:20 になっても機内に案内するアナウンスが流れてこない。 飛行機の搭乗乗り場にはたくさんの人が椅子に座って飛行機が出発するのを待っていた。 さすがにこの霧では、出発することができないであろうと思われた。 とにかく霧が晴れるまで待つしかないということであった。 のんびりしたもので、トルコ航空の職員の方からは特段に飛行機が遅れるとかそういう風の説明はなかった。 |
ひたすら霧が晴れるのを待つしかないのである。乗客がトルコ航空の職員に盛んに説明を求めたり、早く出発するように交渉したり、とにかく盛んに乗客がトルコ航空の職員にかみついていたのが印象的であった。 トルコ航空の職員も慣れたもので私らにはどうしようもないと言ってアッサリと説明していた。 とにかくひたすら待つしかない。 延々と霧の晴れるのを、この空港の搭乗カウンターでまたされることになった。 のんびりしたものである。 いつ出発するか予定の時間も全く立たない。 われわれもこれにはいささか困惑した。 しかし、弱わってみても仕方がない。 飛行機がギリシャのアテネに飛び立ってくれないことには、われわれにもどうすることもできないあった。 ひたすら霧が晴れるのを待つしかないのである。 待つこと2時間であったあろうか、3時間であったあろうか、とにかく延々と待たされたうえで、しだいに空港の霧が薄くなってきて、しだいに視界がきくようになってきた。 |
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2時間か、3時間遅れでヤット飛行機出発ヤット飛行機の中に案内するアナウンスが流れてきて、我々の予定した飛行機がアテネ向かって出発してくれることになった。 やれやれであった。 ほっとひと安心をした。 飛行機は満席であった。 時間も1時間20分ほどの飛行時間であったために、国際便であったが飛び立ったとすぐに食事を出してくれ始めた。 なかなか忙しいことである。 1時間20分の間に、飲み物から始まって食事それからデザートのコーヒー類など一連のサービスをしてくれたが、大変忙しい様子であった。ほとんど休みなく搭乗員が働いていたのが印象的であった。 食事を終わるころはもうすでにアテネの上空に飛行機が到達していた。 窓の外にはアテネの郊外の住宅街が見えていた。 いよいよアテネの空港に到着するよう態勢に飛行機が入った。 イスタンブールとは正反対にここアテネは快晴の素晴らしい天気であった。 アテネ空港に到着したときにはすでにお昼をかなり回っていた。 本日はアテネの市内観光を車で回ることにしていたが、全くスケジュールが狂ってしまったわけである。 |
![]() 飛行機が出発することになって、ひと安心喜ぶ美穂チャン・・・・・ |
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![]() ヤット、イスタンプール上空に飛び立った トルコ航空TK1845便 |
![]() 食事を終わるころはもうすでにアテネの上空に飛行機が到達していた。窓の外にはアテネの郊外の住宅街が見えていた。 |
11.6(月) ギリシャ・ アテネ ヘ
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![]() イスタンブールの国際空港に比べれば、アテネの空港は非常に小さな空港であった。 |