ギリシャへの入国審査とレンターカーの借り出し

右側は、ギリシャとEU諸国の人々を審査するコーナー,
左側がそれ以外の国々を審査するコーナー

入国審査がなかなか慎重でなかなか前向いて行列が進まなかった。


飛行機がアテネのエリニコン国際空港東ターミナルに到着して最初に我々が入っていたのが入国手続きのコーナーであった。
入国手続きコーナーではEUすなわちヨーロッパ諸国の人々の入国審査を受けるコーナーとそれ以外の国々のコーナーの2通りに分かれていた。
もちろんギリシャはじめとして、EUの国々同胞が圧倒的に人数が多かったが、人数が少ないその他の国々の審査がなかなか慎重でなかなか前向いて行列が進まなかった。
写真で見られる右側は、ギリシャとEU諸国の人々を審査するコーナーで、左側がそれ以外の国々を審査するコーナーとなっている。
当然我々は左側のコーナーに並んでいた。
そのうちにギリシャの入国審査を受ける人はすべていなくなった。
それでもわれわれが並んでいる審査コーナーの行列はほとんど前に向いて進まなかった。
ここで初めてわかったことであるが、ギリシャはEUの中の関係国の中に入っており、従ってヨーロッパのEUに入っている国の人々はこのような入国審査の面でも非常に便益を受けることになっている。

イスラム諸国の国々からの審査はかなり厳しく行っているようであった。


つまり自分ところの国と同じ取り扱いを受けると言うことであった。
飛行機はトルコからきているので、イスラム諸国の国々からの審査はかなり厳しく行っているようであった。
このために行列が一向に減らない。
入国審査が終了するのはいつのことになるのやらと、心配を始めていると、入国審査をしている人が、ジャパン、ジャパンと大きな声を張り上げて、手招きを始めた。
ジャパンとUSAはこちらの方に来いということで、われわれが行列していたとは別のコーナーで審査するからこちらの方へ来いと言って手招きをしてくれた。
これはありがたいと思って、われわれの6名はさっそくそちらの方に走っていった。
こちらの入国審査はいたって簡単にすぐ済んでしまった。
やはり日本人やアメリカ人はあまり厳しい審査をしない、信用されているのであろう
西田さんがいつのことになるのやら、この入国審査は!といったような顔でこちらを眺めていた。
入国審査コーナーを通過すると、階段を上ってバゲッジコーナーヘ

階段を上ってバゲッジコーナーヘ


入国審査コーナーを通過すると、すぐ上に上がる階段に出くわした。
この階段を上っていったところはどうやらバゲッジコーナーで、荷物を取り出すところであった。
エスカレーターに乗って上のフロワーに登って行くと、すでにたくさんの人は我々が乗ってきたトルコ便の荷物を取り出すのを待機していた。
われわれが2階のフロワーにあがっていたときにも、まだ荷物は出てきていなかった。
相当時間がかかっているようであった。
われわれがこの場でバゲッジReturnコーナーに到着してから、延々と待つこと小1時間器であろうか、とにかく荷物が出てくるのに時間がかかった。
どうしてこんなに時間がかかるのか理解ができなかったが、それほどたっぷりと待たされた。
あとでわかったことであるが、時間がかかるのも道理で、私のお荷物などは、そっくり洗いざらい底までひっくり返されて中を調べられていた。
バッグの中にある洗面用具の中まで洗いざらい調べられて、入っていた場所以外の場所にいろんな品物は散らばっていた。
バゲッジReturnコーナーに到着してから、延々と待つ
バゲッジReturnコーナーに到着してから、荷物が出てくるのに小1時間かかった。
エイビス、ハーツ、ユーロレンターカーはずらっとレンターカーの会社のコーナーが並んでいた。
2日x 17111.87= 34223.74ギリシャ ドラクマ含むCDW車両事故保険,TP車両盗難保険、免責50,000GRD+現地契約PAI搭乗者傷害保険料800/day x 2 = 1600 ギリシャ ドラクマ+税金18%+サービスチャージ6% ; 34223.74 x (18%+6%) = 8213.6976ギリシャ ドラクマ
   合計金額二日分 44037.437 GRD  走行距離無制限 

ナショナルレンターカーのコーナーに車を借りに行くことにした。


そんなことをやっているのだから、時間がかかるはずである。
ホテルに入ってから、自分のバゲッジをあけてみて、おかしいのは、本来入っていなければならないものが入っていない。
そういえばバゲッジReturnコーナーで、空港で開けたときにチャックがキチットしまってなかったこと思い出した。
預けるときはキチット、確かに閉めていた。
職員がものを盗むために意識的に調べたのか、それとも検査のために開けて調べたのか分からないが、洗いざらスッカリ、バッゲッジの中身を底までひっくり返されて中を調べられていたことは確かであった。
こんなことをやっていったら、時間がいくらあっても足りないはずである。
ヤット荷物が出てきたのでそれを取り出して、このコーナーを後にし、予約していたナショナルレンターカーのコーナーに車を借りに行くことにした。
このバッゲッジReturnコーナーからすぐ前に、ずらっと、いろんなレンターカー会社のコーナーが先を争って営業店を構えていた。
エイビス、ハーツ、ユーロレンターカーはずらっとレンターカーの会社のコーナーが並んでいた。
ナショナルカーレンタル社営業所Tel 01994-4258
(予約ナンバー 山本 404157155COUNT)
(予約ナンバー 鶴井 404157157COUNT)

空港のレンターカー借り出しの順番を待つ人

車の保険すべてに手続きを済ませ、オートマチック車を


非常に分かりやすいコーナーであった。
われわれはナショナルレンターカーを日本に出発するときに予約していたので、そのコーナーに車を取り出しに行った。
あらかじめ取り交わしていたレンターカーの予約確認書を見せて手続きを済ませた。
比較的簡単にスムーズに2台の車を借り出す手続きが行われた。
愛想のいい若い女性が手際よくてきぱきと関係書類を作って、われわれに2台のレンターカーのキーを渡してくれた。
この空港前の駐車場にナショナルレンターカーのコーナーがあり、その中にわれわれがこれから借りる車があるので、ナンバープレートを調べて、その車を借りだして行ってくれということであった。
交通事故などのトラブルがあったらいけないので、われわれはこのコーナーで入ることができる車の保険すべてに手続きを済ませた。
レンターカーはギリシャでも、トルコでも非常に借りるのに苦労をした。
というのも、このどちらの国においても、レンターカーはほとんどがマニュアル車である。

走行距離無制限のナショナルレンターカー


これらの国民が乗るのはオートマチック車には一切載っていなかった。
このためオートマチック車の手持ちがほとんどのレンターカー会社に置いていなかったのである。
われわれはオートマチックではないと運転をできないために、オートマチックを持っているレンターカー会社を探すのに苦労をした。
マニュアル車は非常に料金が安かった。
これに反して、オートマチック車はこのような事情から非常に料金が高かった。
いずれのレンターカー会社に車のレンタルを頼んでも、果たして当日間違いなくオートマチック車を提供できるかどうか保証できないと言われた。
そういう風な非常に困難な状況の中で、オートマチック車をなんとかナショナルレンターカーで予約をすることができたのである。
これは非常に幸いのことであった。
いろいろ探したあげく、最初はハーツレンターカーで車の予約をしていたが、これがどうも料金が非常に高いのである。

エリニコン国際空港東ターミナル建物前の車駐車場

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